【レポート】リホストから始めるAWSへのサーバー移行 #AWSSummit

AWS Summitのリホストから始める AWS へのサーバー移行(AWS-05)のセッションを視聴しましたのでレポートします。
2022.05.30

こんにちは。サービスグループの武田です。

AWS Summitで公開されたセッションについて視聴しましたのでレポートします。

セッション概要

  • スピーカー
    • 前田 賢介(アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社)
    • 太田 賢志郎(アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社)
  • タイトル
    • リホストから始めるAWSへのサーバー移行
    • AWS-05

「AWS へのサーバー移行を検討しているが何から始めればよいか困っている」 という技術者を対象として、 お客様の移行を簡素化/迅速化するために、 自動的にデータを収集して移行前の評価/移行戦略の意思決定を支援するサービスや、 リホスト移行を支援する AWS Application Migration Service (AWS MGN) について解説します。

セッション動画および資料はこちらのURLで公開されています。

リホストから始める AWS へのサーバー移行(AWS-05)

クラウドへの移行が加速する背景

  • レガシーアプリケーションやデータのクラウドへの移行ニーズは高まっている
    • ビジネス変革を加速
    • 俊敏性を高め素早いイノベーションを起こす
    • 運用コストの削減
    • クラウドの伸縮性、パフォーマンス、自動化
    • セキュリティとコンプライアンスの向上
  • クラウドへの移行方法がわからないお客様も多くいる。AWSではツールやサービス、プログラムを用意している
    • 目的に特化したAWSおよびパートナー製品
    • インセンティブプログラム
    • サードパーティーオファリング
    • 無料のリソース
    • AWSプロフェッショナルサービス
    • 認定パートナーサービス

移行前の評価/戦略検討を支援するサービスのご紹介

  • 移行は次の3フェーズある
    • 評価フェーズ(ASSESS)
    • 移行準備フェーズ(MOBILIZE)
    • 移行フェーズ(MIGRATE & MODERNIZE)
  • 意向を支援するサービスとツール
    • Migration Evaluator
    • AWS Application Discovery Service
    • AWS Control Tower
    • AWS Service Catalog
    • AWS Migration Hub
    • AWS Mainframe Modernization
    • AWS Application Migration Service
    • VM Import/Export
    • App2Container
    • Porting Assistant for .Net
    • AWS DataSync
    • AWS Database Migration Service
    • AWS Schema Conversion Tool
  • 移行計画の流れ
    • 現在のIT利用状況の把握。現状分析
    • データの収集と整理
    • ワークロード毎の移行戦略(7R)
      • リファクタリング
      • リプラットフォーム
      • リパーチェス
      • リホスト
      • リロケート
      • リテイン
      • リタイア
  • 現状分析に有効なサービス
    • Migration Evaluator
      • 移行計画に必要な評価およびビジネスケースの作成
      • 日次の既存環境のインベントリやリソース使用状況の把握
      • コスト試算やコスト削減シナリオの作成
    • AWS Migration Hub
      • サーバーの移行を加速/簡素化する機能を提供
      • オンプレミスから自動的に情報収集し分析
      • サーバー一覧の作成やネットワーク依存関係の可視化、最適なEC2インスタンスタイプの提案
    • AWS Migration Hub Strategy Recommendations
      • エージェントレスコレクタをデプロイし、自動分析、推奨する移行戦略の提案とアンチパターンの分析
      • ソースコード分析(JavaとC#のみ)

AWS Application Migration Serviceのご紹介とデモ

  • AWS Application Migration Service(AWS MGN)
    • AWSへのリホストに特化したサーバー移行サービス
    • 様々な移行元OSをサポート
    • 1台につき90日間無料で利用可能
    • Agent/Agentlessがあり物理環境、仮想環境に対応
      • 推奨はAgent版
  • AWS MGN Agent
    • AWSアカウントにReplication Agent用のIAMユーザーを作成
    • 移行対象のサーバーにReplication Agentをインストール
    • Agentが起動されるとデータは常に非同期に転送
    • ステージング領域にレプリケーションサーバーが作成され、データがEBSにレプリケーションされる
    • ステージングEBSからスナップショットが作成され、コンバーターインスタンスで変換後、ターゲットEC2インスタンスにアタッチ

デモについては動画をご視聴ください。

AWS MGNまとめ

  • サーバー移行を簡素化、迅速化、自動化
  • 継続的なレプリケーションとダウンタイムの最小化
  • 1台につき90日間無料で利用可能

まとめ

移行戦略(7R)をワークロード毎に検討することが重要。リホストはリファクタリング等と比較すると、50%程度のコストでクラウドへの移行が可能。クラウドのメリットを100%享受するためにはこれで終わりではなく、その先モダナイゼーションを目指してほしい。また移行先となるAWSのセキュリティやコンプライアンスなども考慮が必要。そのためにトレーニングメニューやプロフェッショナルサービス、パートナーも活用してほしい。

感想

新しいサービスを作ろうとした場合、初めからクラウドを前提に進めますが、既存のシステムはそうもいきません。オンプレからの移行というと、リフト&シフトという言葉をよく聞いていた気がするのですが、7Rと移行戦略がまとめられており勉強になりました(リフト&シフトはリホストと同義と思われます)。移行をする際にはAWSが提供している各種サービスをうまく使っていきましょう。