アウトプットと機会の連鎖
こんにちわ。従業員体験( EX ) の向上がミッションのエンジニアリング統括室に所属しているてぃーびーです。
なにかをアウトプットすると、それがなにかの機会につながる。
そこで得た機会が、新たなアウトプットを生み、それがまた新たな機会を生む。
そんな経験はありますか?
今回は「アウトプットと機会の連鎖」についてまとめます。
アウトプットと機会の連鎖とは?
なにかをアウトプットすると、それが様々な人の目に留まります。
それを目にした人の中に、何かの取り組みの意思決定をしている人がいたとします。
その取り組みにあなたのアウトプットに関わる知識・スキルが必要な場合、あなたに声がかかる可能性が高まります。
そうやって、アウトプットをきっかけとした機会が発生します。
仮に、新たな機会が多くの人の目につくアウトプットを伴う場合、それをみた人がさらに新たな機会の提供者となります。
このようにアウトプットと機会がつながっていくのが「アウトプットと機会の連鎖」です。
新たな機会は、既存の機会よりも小さな場合もあれば、大きな場合もあります。
既存の交流範囲内の場合もあれば、新たな交流範囲に広がる場合もあります。
より大きな機会、より広い交流範囲につながっていけば、より大きな成果・貢献の機会がどんどん広がっていくことになります。
アウトプットと機会の連鎖が広がる条件
アウトプットが新たな機会につながるためには以下のような条件があります。
- アウトプットが新たな機会をもたらす人の視界に入っていること
- アウトプットの質が機会をもたらす人にとって期待値以上であること
- アウトプットの質が機会をもたらす人にとってマッチした内容であること
特に、際立ったアウトプットが発生した際に、一定期間際立って次の機会が発生しやすい期間が存在するように思います。時間が経つとアウトプットは埋もれ、記憶から薄れやすいためでしょう。
アウトプットと機会のストッパー
逆に、以下のようなことがあるとアウトプットの機会が止まったり、場合によってはマイナスの評判が広がります。
- 新たな機会に取り組んだ際にアウトプットの質が期待を大きく下回っていた
- 新たな機会に取り組んだ際に不義理な行動があった
アウトプットと機会の連鎖の事例
私の個人的な活動における事例です。以下は、時系列になっています。
- アウトプット - 技術書典で技術同人誌を執筆
- 機会への影響 - 様々な方の視界に入る
- アウトプット - 転職者の方への知識提供を目的に「転職透明化らぼ」というコミュニティを立ち上げ、コミュニティのイベントを継続開催
- 機会への影響 - 様々な方の視界に入る
- 機会の発生 - デブサミ2020の登壇依頼
- 技術同人誌の頒布時に認識してもらっていた
- コミュニティの活動内容と登壇枠として欲しい内容が重なっていた
- アウトプット - デブサミ2020の登壇
- 機会への影響 - 様々な方の視界に入る
- 機会の発生 - エンジニア目線での採用活動のノウハウに関する登壇依頼の発生
- アウトプット - エンジニア目線での採用活動のノウハウに関して登壇
まとめ
「アウトプットと機会の連鎖」についてまとめました。
今回は、個人活動の事例を扱いましたが基本的な特性は業務についても同様です。
仕事において、顧客・上司・同僚の期待以上のアウトプットを出し、それが多くの人に知れ渡っている場合、新たな機会の担い手として指名が来る可能性が高まり、そこからの連鎖がつながっていきます。期待以上となる質の高い成果を出すことと、それが周りから見える状態を保っているとこういった恩恵が発生しやすいでしょう。