クラスメソッド・ヨーロッパはウクライナの学校「希望のオアシス」に寄付しました

クラスメソッド・ヨーロッパは、今回ソーシャルコントリビューションプログラムで、ウクライナの都市チェルカースィの学校「希望のオアシス("ОАЗИС НАДІЇ")」に寄付しました。このブログではこの学校の活動内容と寄付を決めた理由についてご紹介します。

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For English, please refer to the article written by my colleague Ana earlier this year.

クラスメソッド・ヨーロッパには、社員が任意の個人や組織の活動を支援することのできる、ソーシャルコントリビューションプログラム があります。2022年は、Ito ma が日本の 首都圏若者サポートネットワークに寄付 し、Marissa がニューヨーク発祥の 母親向けカバンブランドKAEIUをサポート などしてきました。また、ウクライナ出身の Ana をはじめとする複数社員が、ウクライナの学校「希望のオアシス("ОАЗИС НАДІЇ")」へ寄付 しました。学校側もブログ上にてクラスメソッドからの寄付に対する感謝の意の表明がありました。

今回、私も同じくこの学校を支援先に選び、チームメンバーのこれまでの寄付額に1000 EURを加え、合計3500 EUR (約50万円) の寄付としました。

「希望のオアシス("ОАЗИС НАДІЇ")」の活動内容

希望のオアシス("ОАЗИС НАДІЇ")」はウクライナの都市チェルカースィに位置するキリスト教系の学校です。学校と聞くと、活動内容としては子供の教育のみと思われるかと推測しますが、「希望のオアシス」はロシアによるウクライナ侵攻以来、戦争の被害者である避難民を助けるためにあらゆるリソースを割いて支援にあったっています。家を追われた人々を学校の敷地内に保護することから、洋服や生活必需品の配布、また他の地域から避難してきた親が新たな職を探す間、幼い子供たちの面倒を見るといった活動を展開しています。当学校の先生の中には、自宅の畑や農園で採れた作物を学校に持ってきて避難民の人々に分け与えたりと、団体としてに限らず、一個人としてもできる範囲でありとあらゆる支援に取り組んでいるそうです。この小さな学校には毎日100名以上の大人が訪れ、まさにチェルカースィの街の文字通り「希望のオアシス」となっています。

寄付サポート先に選んだ理由

まず私の場合は、寄付先としては小規模な団体を好んで選んでいます。1000 EUR(14万円)は寄付額としては大きくありませんので、小規模な団体の場合、例え1000 EUR の寄付でも、当該団体の活動内容にある程度の規模感のサポートを与えられるものと考えるからです。大きい団体は規模はより知名度が高く、比例して寄付も集まりやすい場合が多いと思いますので、小さくともベネフィシャリーのニーズを組んだ支援をしている団体をサポートするようにしています。

また今回は同僚のウクライナ人のAnaが個人的に熟知している団体であることから、団体に対する信頼性や活動の社会性も担保されており、昨今のウクライナ情勢を見ても、私としても微力ながらも支援させていただければと思い寄付先に選ばせていただきました。

今回の支援金の使用用途

今回の支援金により、「希望のオアシス」は学校の屋根の修復及び増築、また避難している人々のためのボムシェルターの建設に使われるとのことです。人々を助けるためにできることをやっている団体だからこそ、刻々と変わる状況に応じて臨機応変に支援金を有効活用していただけると信じております。

さいごに

今回の私たちからの寄付がこの学校がチェルカースィの街の「希望のオアシス」であり続けることの手助けになればと切にクラスメソッドヨーロッパ社員共々願っています。