
Claude Code Opus 4.7のxhighエフォートと新しい /effort スライダーを試してみた
どうも!オペ部の西村祐二です!
Claude Code v2.1.111(2026-04-16リリース)で /effort の挙動とレベル体系がアップデートされました。具体的には、Opus 4.7専用の xhigh レベルの追加と、引数なしで実行した場合のインタラクティブなスライダーUIが主な変更点です。手元で試して確認した内容をまとめます。
/effortとxhighとは
/effort は、Claudeが1つのタスクに対して「どれくらい深く考えるか」を制御するコマンドです。公式ドキュメントによると、低いほど高速・安価、高いほど深い推論になり、モデルがタスクに使うトークン量やextended thinkingの深さに影響します。
v2.1.111では、従来の low / medium / high / max に加えて、high と max の間に位置する xhigh が追加されました。現在のレベル体系は以下の通りです。

low→medium→high→xhigh→maxの5段階- Opus 4.7では
xhighがデフォルト(他のモデルではhighがデフォルト、Pro/Maxプランはmedium) low / medium / high / xhighはセッションをまたいで永続化maxは現在のセッションのみ有効(環境変数CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVELで設定した場合を除く)xhighをサポートしないモデル(Opus 4.6 / Sonnet 4.6)ではフォールバックでhighとして実行
設定の優先順位は、環境変数 > セッションの設定値 > モデルデフォルト、となっていました。skillやsubagentのfrontmatterで指定した場合は当該実行中のみ優先されます。
なお、v2.1.111ではOpus 4.7使用時のAuto modeも追加されていますが、こちらはMax subscriber限定です。xhigh 自体はOpus 4.7を使える全プラン・プロバイダで利用できるので、この点は区別しておく必要がありそうです。
試してみる
環境
- Claude Code v2.1.114(v2.1.111で追加された
/effortスライダーとxhighを検証) - Opus 4.7
- macOS 15.6
1. /effortのスライダーUI
v2.1.111からは、引数なしで /effort を実行すると対話的なスライダーが開きます。矢印キー(←/→ または ↑/↓)で low / medium / high / xhigh / max を切り替え、Enterで確定する操作系です。
/effort

スライダー化される前は /effort low のようにレベル名を直接打ち込む必要がありましたが、今はカーソル移動だけで済むので、値の候補を忘れていてもその場で選べるようになっていました。
2. --effortオプション
CLI起動時に --effort で明示指定することもできます。
claude --effort xhigh
--effort は当該セッションの初期値を決める扱いで、起動後に /effort で切り替えることもできます。CIや特定のタスクで使うレベルを固定したい場合に向いていそうです。
3. /model画面からの操作
/model コマンドから開くモデルピッカー画面にも、effortレベルのスライダーが組み込まれていました。モデル切り替えと同時にレベル調整ができるのは、Opus 4.6やSonnet 4.6との切替時に便利でした。

4. /effort autoで戻す
モデルデフォルトに戻したいときは /effort auto を使えます。Opus 4.7使用中であれば xhigh に戻る動きです。
/effort auto
検証結果の考察
v2.1.111で変わったポイントを、4.6系の時代と比較して整理します。
| 項目 | v2.1.110以前(4.6系が中心) | v2.1.111以降(Opus 4.7) |
|---|---|---|
| レベル | low / medium / high / max |
low / medium / high / xhigh / max |
| UI | 値を直接指定 | スライダーで矢印キー選択 |
| デフォルト | high(Pro/Maxは medium) |
Opus 4.7は xhigh |
| フォールバック | ― | xhigh 非対応モデルは high |
Anthropicの推奨では、コーディング/エージェント用途は xhigh から開始、知性が重要な用途は最低でも high、とされていました。Opus 4.7でデフォルトが xhigh に引き上げられた背景は、この推奨と揃えるためと捉えて良さそうです。
試してみた感想
スライダーUIに変わったことで、レベル名をうっかり忘れていても即座に選び直せるのが地味に助かりました。/effort low のような打ち込みが不要になり、/model ピッカー内でも同じ操作体系になるため、切替のリズムが揃う感覚があります。
xhigh で動かしてみた限り、high のときよりも探索的なツール呼び出し(grep・複数ファイル読込・依存関係追跡など)が増える傾向がありそうでした。Opus 4.7に切り替えてからトークンの消費が以前より増えた感覚があったのですが、デフォルトが xhigh に上がったことも影響しているのかもしれません。
コストと応答時間は相応に伸びますが、Opus 4.7でコーディング用途に使うならデフォルトの xhigh を維持しておくのが無難な出発点になりそうです。トークンの消費をおさえることを意識するなら、軽い質問や確認タスクでは /effort medium あたりに落としてからやり取りする、という使い分けもありかなと感じました。
まとめ
Claude Code v2.1.111で入った /effort 周りの変更をまとめると、以下の通りです。
xhighレベル追加(Opus 4.7専用、highとmaxの間)/effortのスライダー化で切替が直感的に/modelピッカーからも同じスライダーで操作- Opus 4.7のデフォルトは
xhigh、非対応モデルはhighにフォールバック - Auto modeはMax限定、
xhigh自体は全プラン使用可
Opus 4.7で作業するときの初期値は xhigh のままで、コストや応答時間を抑えたい場合にだけ下げる、という運用から始めると扱いやすそうです。
誰かの参考になれば幸いです。
参考リンク:








