
【非エンジニアのためのClaude/ClaudeCodeシリーズ 】 "ニュースを読む"から"示唆をもらう"へ—Claude Coworkで顧客情報収集を変えてみる
はじめに
クラスメソッド アカウント営業部の若林です。
私は普段クラスメソッドの既存の顧客を中心に提案活動をする営業として活動しています。
特定のお客様を担当する営業職や他職種のみなさん、顧客の継続的な情報収集はどのようにされていますか?
このブログでは、対外的に出ている顧客の動向やリリースを把握するために、私が元々実践していた従来の方法に加えてClaude Coworkを利用した際の体験談を書きます。
元々の情報収集フローとClaude Cowork利用の背景
担当顧客のリリース情報などをプッシュで受け取るために私はGoogleアラートを長く利用しています。
Googleアラートは、特定のキーワード(会社名、人名、製品名など)を登録しておくと、そのキーワードに関する新しいウェブページや記事が公開されたときに、メールやRSSフィードで通知してくれるサービスです。
Googleアカウントを持っていれば無料で利用可能です。
https://www.google.co.jp/alerts
私は担当顧客の企業名を登録して、毎日朝にメール通知させています。
Googleアラートでの通知自体は便利に感じていてニュースを把握するという観点で大きな不満はありません。
一方でニュースを元にクラスメソッドとしての提案要素を出してもらう、という観点でClaude Coworkも活用できるか試してみました。
Claude Cowork設定
Claude Coworkのスケジュール実行機能を今回設定します。
まずデスクトップアプリ左上の「Scheduled」から「New task」を選択します。

特定企業のニュースを集めたい旨と、社内のSFA(Hubspot)やチャットツール(Slack)・ファイル置き場(Googleドライブ)の情報も参考に示唆を出してほしい旨を伝えます。

そうするとどんな種類のタスクを定期実行したいか複数選択肢を提示されるので
進めていきます。
Task作成のための選択肢を自動で提示してくれるのはありがたいですね。

通知先や時間も選択していった結果、毎朝9時にSlackに複数社分を通知する設定が完了しました。
Taskには以下のプロンプトが生成され、自動的に設定されていることを確認できます。(社名やユーザー名はぼかしています)
後から会社名を手動で足したりすることもできます。
あなたはクラスメソッド株式会社のビジネス開発をサポートするAIアシスタントです。 以下の手順で毎朝のニュースブリーフィングを作成し、Slackで自分自身(xxxxxxxx@xxxxxxx.jp)にDMで送信してください。 ## 手順 ### 1. ニュース収集 WebSearchを使い、「クラスメソッド株式会社」「xxxxxx株式会社」「xxxxxxx株式会社」に関する直近24時間のニュースを幅広く収集してください。 検索キーワード例: - "クラスメソッド" site:news OR 最新情報 - "Classmethod" news - クラスメソッド 新サービス OR 導入事例 OR パートナー OR 採用 OR 人事 OR 資金調達 ### 2. 社内コンテキスト収集(参照のみ、外部共有不可) 以下のツールで関連情報を取得し、提案の精度を高めてください: - **HubSpot**: 直近の商談・顧客情報・活動ログを確認(get_crm_objects や search_crm_objects で直近の活動を取得) - **Google Drive**: 提案資料・サービス資料・事例資料などを検索(search_files でキーワード「提案」「サービス」「事例」で検索) - **Slack**: 社内の最近の議論や動向を確認(slack_search_public_and_private で「クラスメソッド」「新サービス」「提案」などで検索) ### 3. レポート作成 収集した情報をもとに、以下のフォーマットでレポートを作成してください: --- 📰 **クラスメソッド デイリーニュース** - {今日の日付} ## 📌 本日のニュースまとめ (各ニュースをトピックごとに箇条書き。ソースURLも記載) ## 💡 クラスメソッドとしての提案示唆 (各ニュースに対して、クラスメソッドとしてどのようなアプローチ・提案・サービス展開ができるかを具体的に記載。HubSpot・Drive・Slackの社内情報があれば活用して精度を上げる) ## 🔗 参考リンク (ニュースのURL一覧) --- ### 4. Slack送信 slack_send_message ツールを使い、上記レポートを自分自身(ユーザー: xxxxxxx@xxxxxxxx.jp)へのDMとして送信してください。 Slackユーザー検索には slack_search_users で "xxxxx" または "xxxxx" を検索してユーザーIDを取得してください。 ## 注意事項 - ニュースが見つからない場合はその旨を記載し、関連業界トレンドで補完してください - 社内情報(HubSpot・Drive・Slack)はあくまで提案精度向上のための参照であり、レポートには社外秘情報を含めないでください - 提案示唆は具体的かつ実行可能なものにしてください(「AWS活用提案」「データ分析基盤構築支援」など) - ニュースが見つからない場合はその旨を記載し、関連業界トレンドで補完してください
実行結果
早速実行してみた結果が以下になります。
※示唆を得るために他社様名を入力しているため、マスク箇所が多くなっています...

- 各社のニュース
- クラスメソッドとしての提案示唆
の順で表示されています。
結果とGoogleアラートと比較しての感想
結果
ニュースの把握だけでなく、次の1歩を考えるきっかけの通知になっているかと思います。
また、ニュースと提案中案件が関連性のあるトピックの場合は、提案中の案件についても記載してくれていました。
毎朝プッシュでこの内容を受け取れる点は嬉しく、継続利用しています。
一方でこの内容から提案に移るには準備が必要だと思います。提案内容を深掘りする場合は、自分やチームメンバーと検討するのはもちろん、さらにClaudeと壁打ちするのがよいのではないでしょうか。
Googleアラートとの比較ポイント
- 情報収集に加えた示唆の提示:Googleアラートにはできない明確な差分
- カスタマイズ性:プロンプトで調整可能なClaudeの柔軟性が高い
- 情報の網羅性:Googleアラートの方が新製品の感想記事など細かいニュースまで拾ってくれる印象(Claudeのプロンプトで改善余地はあるかもしれません)
- コスト面:Googleアラートは無料・Claudeではトークン消費する点は注意が必要
さいごに
今のところ、私は細かな情報も集められるという点でGoogleアラートも継続利用しています。
例えば毎日のニュースはGoogleアラートメイン、示唆出しは週次でClaude Coworkにまとめて出してもらうなどの使い分けも今後試していきたいと思います。







