
Claudeで営業資料を「顧客課題に合わせた提案資料」にアップグレードしてみた
はじめに
クラスメソッドの入社一か月目、西日本営業部の山田です。
Claudeも使い始めて間もないですが、何とか使いこなそうと奮闘中です。
提案資料、どのお客様にも同じものを見せていませんか。
事前にお客様の課題をヒアリングしているのに、当日お見せする資料は毎回同じテンプレート……というケースは、意外と多いのではないでしょうか。
今回は、事前にヒアリングした課題をもとに、Claudeを使って営業テンプレートを「アレンジ」し、商談準備を効率化した事例を共有します。
今回試したこと
Claudeにお願いしたのは、大きく分けて次の2つです。
- アジェンダ整理
事前ヒアリングの内容をもとに、商談当日のアジェンダと「当日聞くべき観点」を整理する - スライド作成:整理した内容をもとに、お客様の課題に合わせた提案スライドを作成する
ポイントは、土台となる営業テンプレートはそのまま活かし、訴求ポイントとなる新規スライドの作成だけをClaudeに任せたことです。ゼロから資料を作るのではなく、「事前に聞いた課題に関係する部分だけ」を狙ってアレンジするアプローチです。
なお、今回の商談のテーマは「ClaudeのTeamプランとEnterpriseプランを比較し、Enterpriseプランの良さを理解していただくこと」でした。スライド作成にあたっては、両プランの違いを具体的に解説した以下の記事を参考情報として渡しています。
実際に使ったプロンプト
Claudeに渡したプロンプトはこちらです(お客様の課題部分はぼかしています)。
商談準備として、アジェンダ・聞くべき観点の整理と、提案スライドの作成をお願いします。
## 前提
- 事前にお客様から課題をヒアリング済みです。
- テンプレートとして営業用資料があります(添付)。
## 実現したいこと
- お客様の課題に沿った提案スライドの作成
- 添付の営業資料と参考情報の中から、お客様の課題に即したポイントを抽出し、それに沿ったスライドを作成してください
- 営業資料の情報が古い可能性がある箇所は、外部の公式データをWebで参照して更新してください
- 商談前に聞くべき内容を整理し、アジェンダを作成してください
## お客様の課題
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
## 作成してほしい成果物
1. 商談用のアジェンダと、聞くべき観点の整理(Googleドキュメント)
2. 提案スライド(Googleスライド)
## 参考情報
以下の記事に、ClaudeのTeamプランとEnterpriseプランの比較がまとまっています。
<参考記事のURL>
成果物1:アジェンダ・聞くべき観点の整理
まず、事前にヒアリングしていたお客様の課題をもとに、商談で確認すべき観点を整理してもらい、アジェンダとしてGoogleドキュメントにまとめてもらいました。
事前に「当日何を聞くべきか」が言語化されていると、商談中は、お客様との会話そのものに集中できます。
成果物2:営業テンプレートのアレンジ
次に、クラスメソッドのClaude説明資料(テンプレート)をベースに、事前に聞いた課題に沿ったスライドを作成してもらいました。
今回はTeamプランとEnterpriseプランの仕様の違いを訴求することがポイントだったため、その旨をプロンプトで伝えています。出来上がったスライドがこちらです。



やってみて感じたこと
- テンプレートをアレンジする際は、テンプレートの構成と、事前に聞いた課題の要点だけを渡すとスムーズに進みました。情報を絞って渡すことで、狙い通りのスライドが出てきやすくなります。
- ゼロから資料を作るよりも、既存テンプレートを土台にした方が圧倒的に手間が少なく、それでいてお客様に合わせた内容に仕上がりました。
- アジェンダと「聞くべき観点」を事前に整理できたことで、当日はスムーズに打ち合わせを進められました
まとめ
全社共通の資料をそのまま出すのではなく、事前にヒアリングした課題に刺さる資料を追加するためにClaudeに使ってみました。
商談前のヒアリング項目の整理までセットで行うことで、当日は会話に集中できるようになります。





