【非エンジニアのためのClaude/Claude Codeシリーズ】 Claude初心者の営業がイチからSkillsを作ってみた

【非エンジニアのためのClaude/Claude Codeシリーズ】 Claude初心者の営業がイチからSkillsを作ってみた

2026.04.23

はじめに

営業統括本部の山縣です。西日本営業本部に所属しております。
まず自己紹介をすると、私はまだ入社3ヶ月です。そしてこれまでずっと営業職で、AIもまだまだ初心者です。
これまでは、ChatGPTやClaude.aiのチャットで質問したことがあるくらいのレベルです。
「Claudeを使いこなせる自信がない…」と思っていた側の人間でした。
そんな私が今回挑戦したのが、「Skills(スキルズ)」を自分で作ってみることです。
結論から言うと、できました。しかも思ったより全然難しくなかったです。
同じようにAIに苦手意識を持っている方や、「Claudeって自分には関係ないかな」と思っている方に、この記事が届けば嬉しいです。

そもそもSkillsって何?

Skillsとは、Claudeに「特定の仕事のやり方」をパッケージ化して覚えさせておける機能です。
通常、Claudeとの会話はセッションをまたぐと記憶がリセットされます。
つまり、「いつもこのフォーマットで」「毎回この手順で」といったお気に入りのやり方を、会話のたびに説明し直す必要があります。
Skillsを使うと、この「毎回のお願い」をあらかじめ登録しておくことができます。登録しておけば、Claudeは次回から「あ、この作業にはこのやり方を使おう」と自動で判断して動いてくれます。

Skillsってどうやって作るの?

Skillsはエンジニアだけが書けるコードではありません。mdファイルで作成する方法や、設定(Settings)から「Skills」→「+」ボタンで作成する方法があります。

ただ、私はmdファイルにも馴染みがなく、どういったプロンプトを入力すればいいかもわからなかったので、Claude.aiのチャット画面で会話しながら作ってもらう方法を試してみました。

実際にやってみた

今回私が作ろうとしたのは、「週1回、自分の営業活動を振り返って、目標達成度・方向性・課題・アドバイスをまとめてくれるSkills」です。
入社3ヶ月のため、毎日目の前の仕事をこなすのに精一杯で、「今週どうだったか」をちゃんと振り返る時間がなかなか取れていないことが自身の課題でした。
日頃の活動の振り返りや課題の整理も、「やらないといけないのはわかってる」のに、気づいたら次の週になっている……
それならClaudeで自動的にまとめてもらえたらいいのになー、というのが出発点でした。

実際に私が試した方法は以下の通りです。

Step 1:Claudeに話しかける

Claude.aiのチャット画面でこう入力しました。

週1回、自分の営業活動の数字を集計して、目標と比較しながら、達成できているか・方向性が合っているか・課題は何か・アドバイスをまとめてくれるSkillsを作りたい。

Step 2:Claudeがヒアリングしてくれる

するとClaudeからいくつか質問が返ってきました。

「どのツール・データソースに営業データがありますか?」
「どんな数字を集計・分析したいですか?」
「アウトプットのイメージは?」

image (3)

聞かれたことに対して自分の思っていることを回答するだけなので、「次どうしたら良いか分からない」とはなりませんでした。

Step 3:Skill.mdが完成する

やりとりを経て、Claudeが「weekly-sales-report」というSkill.mdを生成してくれました。
「スキルを保存」を押下すると、そのまま保存までしてくれます。
image (6)

Step 4:実際に動かして確認・調整する

日々の商談内容や活動履歴を登録しているHubSpot(営業管理ツール)から、今週の案件数の情報を取ってくるような指示を入れているのですが、実際に動かしてみると、HubSpotに登録しているはずの案件数と出力された件数に差異が発生しました。
原因は、アシスタントが代わりに案件を登録してくれた場合、担当者が私の名前になっていないケースがあり、そのデータが除外されてしまっていたためでした。

しかし、このようなトラブルも、

「実際の件数と違うんだけど、原因分かる?」

と自然言語で伝えると、一緒に原因を特定してくれて、修正版を作ってくれました。

こうして何度かの対話を経て、無事に完成。
今回のSkillsは、よく使うSlackにレポートを送信する仕組みにしました。(これももちろん自然言語で頼みました笑)
チャット画面で「週次レポートをお願い」と入力し、送信前の最終確認に「はい」と返すだけで、Slackの自分のDMにレポートを送信することができました。

image (7)

出力されたレポートには、今週の商談数・ミーティング数といった実績数値と、目標との比較、達成率、そして「来週はこの層へのアプローチを増やすべき」といった具体的なアドバイスまで含まれており、自分で振り返りシートを作るよりもずっと整理された内容になっていました。
現時点では数値の集計と分析が中心ですが、今後は打ち合わせの議事録を読み込ませることで、商談のフィードバックももらえるようにするなど、少しずつ育てていきたいと感じました。
また、目標数値が変わっても、その数字をClaudeに伝えて修正するだけで使い続けられるので、一度作れば長く活用できるのもうれしいポイントです。

ここまでの所要時間は20分くらい、AI初心者でもコーディング的な要素を一切介すことなく、Skillsの作成と実行までできました。

終わりに

入社3ヶ月、営業職、AIはほとんど未経験。そんな私でも、20分でSkillsを作って実際に使えるところまで辿り着けました。
正直、「Claudeは自分には早い」と思っていました。でも実際やってみると、難しいのは「コード」でも「設定」でもなく、「何を作りたいかを言語化すること」だけでした。
また、もし分からないことがあったとしても、率直にClaudeに「分からない」と伝えれば大丈夫です。
週次レポートのSkillsを作成してから、気軽に自身の行動を振り返ることができ、毎週月曜日に「先週どうだったか」を振り返る習慣が自然とできました。小さな変化ですが、自分の仕事の質が少し上がった気がしています。
「Claudeって難しそう」と思っている方、ぜひ一度、Claudeに話しかけてみてください。まず「こんなものが欲しい」と伝えるだけで、あとはClaudeが一緒に考えてくれますよ。

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