サーベイとアンケートは Java と JavaScript どころではない違いがあります
こんにちわ。従業員体験( EX ) の向上がミッションのエンジニアリング統括室に所属しているてぃーびーです。
組織開発においてサーベイは欠かすことのできない要素です。一方で、実際にサーベイに協力してくださる従業員目線だと「サーベイ?なにそれ?アンケートとどう違うの?」という認識が多いのではないでしょうか。サーベイとアンケートは Java と JavaScript どころではない違いがあるのでここでまとめようと思います。
アンケートとは?
アンケートは何かを調査したい場合に利用する一連の質問です。
つまり、アンケートは調査をするためのツールですね。
サーベイとは?
サーベイは調査の全体を表す概念です。
サーベイはデータとして分析するに値するものが対象になるので任意の大きさを持つ集団に対して行われます。
サーベイからの視点でみると、アンケートはサーベイのために使うツールの一つです。
例 - エンゲージメントサーベイ
エンゲージメントサーベイの意味するところは
- 調査の目的、ゴールを定める
- 設問を作成する
- 回答者にサーベイの目的を伝える
- 従業員へのアンケートによるデータ収集を行う
- 分析準備をする
- 分析軸となるセグメント情報の用意
- 過去のサーベイ結果の用意
- 組織の状態を分析する
- 分析結果のレポートを作成する
この全体になります。
図解
サーベイおよびアンケートが示す範囲に関する図解の例です。
細かなステップについては状況によって異なるでしょう。
まとめ
サーベイとアンケートは Java と JavaScript の違いというよりは、むしろ Java の Class ファイルと JRE くらい違ったかもしれませんね。
※サーベイの解釈はいくつかあるようですが、たぶんこの解釈が一般的じゃないかなと思います