
2025年も新卒研修で「タスクばらし」の研修を実施しました
こんにちは。人事グループ・組織開発室に所属し、組織開発を担当しているてぃーびーです。
2025年の新卒向けの研修として「タスクばらし」に関する研修を担当しました。
タスクばらしとは
タスクばらしとは、タスクを細分化して扱いやすくしていくことです。
今回の文脈でのタスクばらしは個人がタスクをアサインされたあとに、個人の中でタスクを分割する範囲を想定しています。
プロジェクトマネジメントで想定しているようなチームのタスクの分割に関しては今回の想定外になります。
基本的な実施内容は昨年度の記事を参照ください。
2024年度 新卒研修で「タスクばらし」の研修を担当しました | DevelopersIO
タスクばらしのポイント
今年の研修をきっかけにタスクばらしの ZennBook に『タスクばらしのポイント』を追記しました。
タスクばらしの備忘録
タスクばらしと場数
タスクばらしは数をこなして上達します。様々な種類の業務のタスクばらしをすることで、習熟度が上がります。
人によってタスクばらしの中身は異なる
例えばブログ執筆をタスクばらしする場合でも、人によってタスクばらしの内容は異なります。
明らかな正解となる手順が決まっている業務以外に関しては、人によって進め方が異なって問題ありません。
タスクばらしの結果は仕事の進め方
タスクばらしした内容は、自分の仕事の進め方です。仕事の成果(=アウトカム)は仕事の進め方(=プロセス)で決まります。
タスクばらしは、仕事の進め方を詳細に確認する効果もあります。仕事の進め方を詳細に確認することで、改善余地に気づきやすくなります。仕事の進め方について人に相談しやすくなります。人に教えやすくなります。
結果として、自分や他人の仕事の質を継続的に高めることにつながります。
タスクばらしは将来に向けた準備になる
マネジメントキャリアに進む場合でも、専門家のキャリアを進む場合でも、キャリアが進展してくると、自分だけではなくチームを率いる機会がでてきます。個人のタスクばらしの習熟はチームのタスク管理をうまく進めるための土台になります。
日々、担当するタスクばらしを継続的に実施しているのと、全く実施しないのでは数年後に大きな差になります。