tmuxのペインやウィンドウを記憶できるプラグインで復活できなかった時の対応
tmuxのプラグインで最後の状態が復元できなかった時の対応を紹介します。
どうも。 えーたん(@eetann092)です。
tmuxのプラグインtmux-resurrectを使えば、tmuxのペインやウィンドウの配置などを保存したり、復活できます。さらに、tmux-continuumを使えば、定期保存・起動時に自動復活ができます。
たまに、上記2つのプラグインを使っている環境で起動時に自動で復活されない場合があります。 本記事では、その対応方法を紹介します。
対応方法
デフォルトの設定では、tmux-resurrectによるtmuxの状態の記録は~/.tmux/resurrect
にファイルとして保存されます。
また、最新の記録ファイルは~/.tmux/resurrect
ディレクトリにlast
というシンボリックリンクが貼られています。
そのため、tmux-continuumの起動時の自動復活がうまく行かなかった場合は、last
のリンク先を別の日時に記録したものに変えればよいです。
以下がlast
のリンク先を変える例です。
cd ~/.tmux/resurrect ln -fs tmux_resurrect_20220706T183424.txt last
シンボリックリンクを変えたら、tmux-resurrectのキーバインドprefix + Ctrl-r
で状態を復元しましょう。
以上です。