エンジニア採用における求人票を掘り下げる – 提供価値編
こんにちわ。組織開発がミッションの人事グループ・組織開発室に所属しているてぃーびーです。
採用における入り口である求人票。
この記事では求人票における「提供価値」の情報について整理します。
求人票における提供価値の意義
求人票における提供価値は、候補者さんに訴求したい魅力を伝える意味があります。
項目の見出しの名前は各社多様で
- やりがい
- 特徴
- 環境
- 働き方・得られる経験
などがありました。
個別の項目としてではなく、求人の概要文の一部として含まれているケースもありました。
採用活動は双方向のマッチングの場です。
求人票には候補者さんに求める要件としての必須要件、推奨要件など、選ぶ立場の情報だけではなく、提供価値のように選ばれる立場としての情報も必要です。
求人票における提供価値の例
求人票における提供価値の例を紹介します。
エンジニア採用をしている多くの企業の求人票によく掲載されている提供価値としては以下がありました。
- 経験機会の大きさ
- フルスタックになれる
- 様々な工程を経験できる
- 解決が必要な課題があること
- キャリア形成しやすい
- キャリア支援
- 多様なキャリアパス
- 充実した評価制度
- 大きな裁量
- 新しい技術の活用
- 学習環境の充実
- 優秀な同僚
- 良質なフィードバック
- 勉強会
- 研修
- ハッカソン
- カンファンレンス参加支援
- 資格支援
- 書籍購入補助
- 組織の魅力
- 文化
- 事業の魅力
- 事業ドメインやそこで生み出す価値への貢献の魅力
- ビジネスモデルの魅力
- 労働環境の魅力
- 開発環境
- 高スペックのPC
- 周辺機器の購入支援
- リモートワーク
- フレックス
- 育休
これらの中でも特に多かったのは、経験機会や学習環境をアピールする求人です。
このあたりは、エンジニアが転職時によく求める要件として納得の要素です。
裏を返すとこれらの要素はどの会社もアピールしているため、何か差別化要素がほしいところです。
また、単に1文で伝えるだけではなく、エビデンスとして実態を確認できるような情報があると訴求力が増します。そういった部分は前述の求人票におけるリンク情報などで補う形になるでしょう。
まとめ
求人票における「提供価値」について整理しました。
求人票の「選ばれる場」としての情報提供として重要な「提供価値」。
内容、伝え方ともに大切にしていきたいところです。