起案から解決までやりとげる経験
こんにちは。人事グループ・組織開発室に所属し、組織開発を担当しているてぃーびーです。
仕事を始めたばかりの頃は、小さなタスクから始まり、経験を重ねるにつれて担当範囲が広がります。そして、何かの取り組みを起案から解決までやり遂げることで、自己の成長につながる多くの利点を得られます。この記事では、起案から解決までやり遂げる経験について解説します。
起案から解決までやり遂げる
『起案から解決までやり遂げる』とは、課題を発見し、計画を立て、関係者と協力しながら解決に導く一連のプロセスを指します。
起案から解決までやり遂げる経験に含まれる要素
問題を発見する
解決が必要な問題を発見します。ここで、問題を発見する経験をすることができます。
問題を明確にする
曖昧な問題を明確にし、解決が必要な課題に落とし込みます。ここで、曖昧な問題を明確にする経験を得ることができます。
承認を得る
気軽に一人で始められるような課題ではない場合、進めるためには経営陣や部長など、ある程度の裁量がある人から承認を得る必要があります。ここで、自分が重要と考える課題をステークホルダーに説明し、説得する経験を得ることができます。
仲間を集める
課題の解決が一人では困難な場合、協力してくれる関係者を集めます。ここで、自分が重要と考える課題への取り組みに周囲を巻き込う経験を得ることができます。
計画をする
ある程度大きく、長期的な活動について、マイルストーンを置き、計画的に進めます。ここで、大きな活動をスケジューリングしたり、想定外の出来事に対してリカバリーをする経験を積むことができます。
チームで活動する
自分で集めたチームのメンバーと共に解決に向けて活動をします。ここで、同じ方向を向けるように方針を示し続け、トラブルがあれば解決し、相互に助け合いながら物事に取り組む経験を積むことができます。
解決する
最終的に課題を解決するまで取り組み続けます。ここで、起案から解決までの一連の経験をすることになり、仕事の全体像を理解することや、全体を主導してやりきる経験を得ることができます。
ポイント
起案から解決までやり遂げる経験には、以下のような利点があります。
- 課題解決力の向上 : 問題の発見から解決までを経験することで、実践的な問題解決力が養われる。
- 視座・視野・視点の拡大 : 仕事の全体像を理解することで、多様な視点から物事を捉えられるようになる
- プロジェクトマネジメント能力の向上 : 計画立案、進行管理、リスク対応などのスキルが磨かれる
- 協働スキルの向上 : 周囲を巻き込みながら進めることで、コミュニケーション力や説得力が身につく