チームへの感謝と承認をフローからストックにする
こんにちわ。従業員体験( EX )の向上がミッションのエンジニアリング統括室に所属しているてぃーびーです。
人は社会的動物です。個人差はあれ、所属している集まりの中で感謝され、承認されることは心の安寧につながります。
チームへの感謝と承認をフローからストックにするために収集する活動をはじめたので、この活動についてまとめます。
なぜ集めるか?
感情のガソリンとして
私達の部門は従業員体験を向上させるのがミッションの部門です。
最終的な事業、顧客への価値への貢献は間接的であり、直接的には社員への貢献がメインになります。
その意味で、社員から感謝され、承認されている状態は大切です。
また、感謝や承認から得たポジティブな感情は、回り回って、社員へのさらなる貢献意欲につながります。
逆に考えると、社員からの感謝や承認が一切なく、非難や攻撃の声ばかりだったらすぐに折れてしまうでしょう。
自己肯定感の向上
感謝や承認は成功体験とつながっていることも多々あります。
成功体験を一過性のフローではなく、永続的なストックとしていつでも見返せることになります。
メンバーの良い振る舞いの確認
マネージャーの私目線で嬉しいのは、メンバーが私の見ていない範囲でどのような感謝をされているかを確認することができることです。
どのように集めたか?
社内では、感謝を伝える方法の一つとしてProfllyのサンクス機能が活用されています。
サンクス機能で実行された感謝は任意のSlackチャネルに連携可能です。
このSlackチャネルをチームのメンバー名で検索することで、Proflly経由で得た感謝や承認を確認することができます。
アナログですが、ここで収集した情報をNotionのデータベースに登録するようにしました。
登録情報の属性としては
- タイトル
- 発言内容
- 発言元URL
- 発言者
- 対象者
- 対象業務のカテゴリ
- 日付
にしてあります。これで、誰が、誰に、いつ、どんな業務に関して承認してくれたかわかります
これを週次で収集します。
なお、Proflly以外で得た感謝や承認はメンバーそれぞれが登録することにしました。
例
私がもらった感謝、承認に関してかなり嬉しかったものを抜粋して紹介します。
- 例の脆弱性の件に関して、迅速な全社への周知対応ありがとうございました!とても素敵で、今後自分も見習おうと思ったアクションでした。
- 田部井さん仕事早すぎて素敵。見習うマン
いつ読み返してもホクホクできます。
まとめ
チームへの感謝と承認をフローからストックにするために収集する活動を紹介しました。
社内には素敵な感謝と承認を伝えてくれる人がいて、恵まれています。
伝える側としてもその一部になれるように引き続き感謝と承認を伝えていくので、みなさんも一緒に伝えていきましょう。
雑記
会社内の仕事のつながりや全体像が見えてくると感謝できる範囲が広がるのでおすすめです。
普段見えないあの部門の業務。あの人の業務。自分たちの部門や業務とどのようにつながっているのか?
それらを知る意味で、少しずつ社内の色んな人とお話するのをおすすめします。