Helix Core・Helix Swarm・Helix Planを、公式テンプレートを使用してAWS上に構築してみた

Helix Core・Helix Swarm・Helix Planを、公式テンプレートを使用してAWS上に構築してみた

Clock Icon2024.11.18

こんにちは、ゲームソリューション部のsoraです。
今回は、Helix Core・Helix Swarm・Helix Planを、公式テンプレートを使用してAWS上に構築してみたことについて書いていきます。

流れとしては、公式ページへ登録して、メールで受け取ったCloudFormationテンプレートと手順を使用して構築を行います。

公式ページにて無料版を取得

今回は無料版を使用するため、以下公式ページから登録して無料版を取得します。
https://www.perforce.com/ja/zhipin/helix-core/muryo-no-bajon-kanri

登録すると、CloudFormationテンプレートと手順、ライセンスコードが記載されているメールが届くため、そちらを参考に進めていきます。(手順は以下)
https://www.perforce.com/ja/zhipin/helix-core/muryo-no-bajon-kanri

リソースの作成

メールに記載されているリンクからCloudFormationテンプレートを使用してリソースの作成を行います。

実行前に、接続許可するIPアドレス帯や必要なサービスなどを設定します。
今回は、Helix Core・Helix Swarm・Hansoft(現:Helix Plan)の全てを構築します。
※テンプレートURLは手順の中では記載されていなかったため、塗りつぶしています。
sr-perforce-swarm-cfn-01

設定・確認をして実行すると、CloudFormationテンプレートを使用してリソースが作成されます。
sr-perforce-swarm-cfn-02

ネストされた10個のスタックでそれぞれリソースが作られていました。

  • Alerts
    • SNSトピック・サブスクリプション(作成時に指定したメールアドレスへのサブスクリプション)
  • IAM
    • IAMポリシーやロール、インスタンスプロファイルなどのIAMリソース
  • PerforceVPCStack
    • VPC・サブネット(パブリック・プライベートがそれぞれ2つずつ)・それらに紐づくルートテーブルやACL・IGWなど、NW周りのリソース
  • PerforceBackupLifecycle
    • Data Lifecycle Manager(DLM)とそれに紐づくIAMロール/ポリシー
  • PerforceMasterServerInstance・SwarmServerInstance・HansoftServerInstance
    • それぞれの機能に対するEC2インスタンスとそれに紐づくEBS・EIP
    • AMIにはコミュニティAMIを使用
    • ⇒AWS検証済みではありませんでしたが、Perforce公式から提供されているものかと思います
  • HelixCoreSecurityGroup・SwarmSecurityGroup・HansoftSecurityGroup
    • それぞれのEC2インスタンスのセキュリティグループ

P4Vのインストール・Helix Coreサーバへの接続

Helix Coreに接続するためのクライアントソフトのP4Vをインストールします。
sr-perforce-swarm-cfn-03

インストール時と接続時に必要なサーバー・ユーザー名・パスワードは、手順記載の通り入力します。
以下のように接続することができました。
sr-perforce-swarm-cfn-04

Syncのインストール・SyncでHelix Coreサーバへ接続

次に手順に従って、SyncのインストールとSyncでのHelix Coreサーバへの接続を行います。
インストールして接続しようとしたところ、接続できなかったため、何か設定が必要だったのかもしれません。
sr-perforce-swarm-cfn-05

Swarmへ接続

コードレビューやコラボレーションをサポートするツールであるHelix Swarmへ接続してみます。
http://<SwarmPublicIP>にアクセスして、手順記載のユーザー名とパスワードを入力することで、接続することができました。
sr-perforce-swarm-cfn-06
sr-perforce-swarm-cfn-07

Helix Plan(旧:Hansoft)のインストールと接続

プロジェクト管理ツールであるHelix Planのインストールと接続を行います。
インストールして接続しようとしたところ、手順と異なりユーザー名が必要であり、接続までは確認できませんでした。
何か追加で設定が必要だったのかもしれません。

最後に

今回は、Helix Core・Helix Swarm・Helix Planを、公式テンプレートを使用してAWS上に構築してみたことを記事にしました。
どなたかの参考になると幸いです。

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