Snowflakeの認定資格「SnowPro Core」に合格するまでの道のり

Snowflakeの認定資格「SnowPro Core」に合格するまでの道のり

Snowflakeの認定資格「SnowPro Core」に無事合格することができました!
Clock Icon2020.02.17

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こんにちは!DA(データアナリティクス)事業本部 インテグレーション部の大高です。

本日Snowflakeの認定資格「SnowPro Core」に無事合格することができました!せっかくなので合格するまでの道のりを書きたいと思います。

SnowPro Coreとは?

「SnowPro Core」はSnowflake社による認定資格のうち、一番ベーシックとなる認定資格です。上位資格に「SnowPro Advanced」がありますが、こちらは2020/02/17現在、まだ準備中のようです。

SnowPro Certifications

試験は100問の選択式(単一選択 or 複数選択)となっており、Webassessorによるオンライン試験となります。言語は英語となり、試験時間と合格ラインは2時間80%以上となります。 一方で、日本向けの特別条件として2020/02/17現在では2時間半70%以上となっていますので、後述の通り私は日本向けの試験を申込みました。

【注】現時点での条件となりますので、この条件は将来的に変更される可能性があります。

試験の申込

申し込みは下記のページから申し込みができます。「Register for an Exam」から「SnowPro Core Certification」の日本向け「SnowPro Core認定試験_日本」を申し込みました。受験料は「175 USD」になります。

申し込み後は「My Assessments」タブに、申し込んだ試験が表示されます。スケジュールの変更をしたい場合には、ここから調整もできます。

やったこと

私のやったことを以下に並べてみます。

トレーニングの受講

Snowflake社が開催するオンサイトのトレーニングを受講しました。私が受けたトレーニングは、試験範囲をカバーした4日間のトレーニングで、ハンズオンを含めた非常に充実したトレーニングでした。(Seeling先生ありがとうございました)

試験勉強

試験勉強として、トレーニング時のメモを全て読み直して、その後「Snowflake University (in MindTickle)」で提供される模擬試験を受けて学習を進めました。なお、スマートフォン用のMindTickleアプリもあったので、私は基本的にはアプリを利用していました。

Snowflake University

この中でパブリックな資料として、以下が用意されているので強くオススメします。

  • SnowPro Certification - Information
    • 30問のテスト形式の模擬試験が受けられます
    • 英語でどのように問題が出されるのか、良い体験が出来ました
    • 分からなかった英単語は調べておくと良いです(本番時は調べられないので、意味が分からないとアウトです)
  • Level Up - First Concepts
    • 資料・動画があり、模擬試験(非テスト形式)も受けられます
  • Level Up - Performance
    • 資料・動画があり、模擬試験(非テスト形式)も受けられます

また、個人的に以下の記事は凄い参考にさせて頂きました。

Webassessorでの受験について

オンライン試験を始めて受けたのですが、注意が必要だった点としては以下になります。

BioMetric Profileの作成

テストを申し込むと、BioMetric Profileの作成を指示されます。(Webassessorの「My Assessments」ページに詳細が記載されています)これにより、ユーザの文字入力パターンチェックやカメラによる顔認証がされるようです。これはテストの申し込み後、受験前に事前に実施しておく必要があります。

この時にはノートPCの内臓カメラで顔認証をしました。

外部Webカメラが必須

試験の注意書きにもあるのですが、ノートPCの内臓カメラはNGで外部Webカメラが必須となります。その他、スペックについても細かい記載があるので事前によく確かめて準備する必要があります。

なお、私は以下のカメラを購入しました。

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また、下記ページにもある通り、カメラアングルについても指定があります。

What are the camera requirements?

その他の注意事項

以下のページにもある通り「ストラップ/ネームバッジ、帽子、時計、ブレスレット、ネックレス」は外すように記載されています。また、試験時には如何なる理由があっても部屋を退出したらそこで試合終了となりますので、事前にお手洗いを済ませておくと良いです。

※他にも細かい指定があるので、一度目を通しておくと良いと思います。

Launching Your Online exam > Required Testing Environment

いざ、受験

Webassessorの「My Assessments」ページから「Launch」ボタンをクリックすることで試験アプリケーション(Sentinel)が起動します。このボタンは試験開始時刻の10分前になると表示されるので、万全の準備をしてリロードしましょう。

試験が起動すると、まずは「BioMetric Profile」の再確認(キー入力パターンチェックと顔認証)がされます。なお、顔認証についてはノートPCの内臓カメラで認証されました。(認証後に外部Webカメラに切り替わるようです)これにパスすると規約の同意画面などが表示されて、乗り越えると試験開始です。

試験ですが、私のやり方としては問題を見てパッと分からなかったものについては一旦それっぽい答えに回答しておいて、かつ、「後で確認するマーク」をして進めました。(試験の機能としてあります) その上で、最後に回答一覧で「後で確認するマーク」をしておいたものを再確認して回答し直した感じです。 あと私の場合、なんと未回答が1問あったので、終了前に必ず一覧で回答を確認することをお勧めします。

また、受験時に監視をされる試験ということで、かなりの緊張をしましたが、私は意外にも特に1度も注意されず、このあたりを意識せずに受験することができました。

なお、注意点としてMacマシンでは「システム環境設定 > 共有」の「スクリーン共有」と「リモートマネージメント」にチェックが入っていると、試験アプリからチェックを外すように促されるようです。こちらは事前に外しておいたり、場合によっては試験用に別途PCを用意するなど、十分な準備をしておくと良いかと思います。

そして、試験終了後

試験終了後、画面にすぐに結果が表示されます。そこには「81%」と「Pass」の文字が…! ※「80%」がボーダーラインなのでギリギリですね。(でも、うれしい!)

結果画面が表示され、試験が終わると試験アプリケーションの中央画面がグレーになります。「まだ何かあるかな」という感じがありますが、何もないので右上の「Exit」ボタンから終了しましょう。

なお、受験後には自分のスコアと「5営業日以内に認定バッチを送るよ」というメールが送付されてきました。また、Webaccesorの「My Assessments」ページからも受験済みの試験の情報が確認できました。

まとめ

以上、「SnowPro Core」に合格するまでの道のりについてでした。試験勉強をすることでSnowflakeへの理解が深まったので、大変でしたが個人的にはとても良い経験ができたと思います。

どなたかのお役に立てば幸いです。それでは!

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