【Informatica】IPUの消費量アラートが設定できるようになりました

【Informatica】IPUの消費量アラートが設定できるようになりました

IPUの消費量アラートで不意なIPU消費を防ぎましょう。
Clock Icon2024.11.10

はじめに

こんにちは、データ事業本部の渡部です。

2024年11月のInformatica Standard Releaseにて、IPU消費量のアラートが任意の閾値で設定 できるようになりました。
具体的な機能を画面のスクリーンショットとともにご紹介します。

機能紹介

アラート閾値

IPU消費量に対して、絶対値と割合でのアラート が設定可能です。
具体的には、絶対値は具体的に〇〇IPUが消費されたらアラート、割合は組織に割り振られているIPUのうち〇〇%が消費されたらアラートをするようにできます。

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設定対象

組織単位、プロジェクト・フォルダ単位 に設定が可能です。
従来は組織に対してデフォルトのIPU消費量アラートがメールで来るのみでしたが、
上述のとおり任意の閾値でのIPU消費量アラートが設定が可能となり、かつ組織単位だけでなくプロジェクト・フォルダ単位でのアラートが可能となりました。

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通知先

管理者ロールを持つユーザーにメールが配信されます。

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最後に

今回のアップデートは、プロジェクトごとにIPU管理をしたいユーザー企業にとっては嬉しい機能追加であるのではないでしょうか。
特に気づかぬうちのIPU消費通知が、任意に粒度を細かく設定できるようになったのは便利となりました。

ただし本機能は管理者ロールを持つ人全員に通知されるため、あくまでも全体管理者向けの機能の色が強いです。
もしもプロジェクト・フォルダごとに通知先を設定できるようになれば、さらにこの機能のユースケースが広がるのかなと思うので、そのアップデートも待ちたいと思います!

以上、ご参考になれば幸いです。

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