機械翻訳での和英訳を調査してみた件 ③Microsoft Bing翻訳ツール版
Moi!営業事務のサンニです。
語学力が優れていなくても、機械翻訳があれば大丈夫です!しかし機械翻訳は本当にどれぐらい優れているのか?このシリーズでは英語も日本語もペラペラの私が調査しています。
前回はDeepL翻訳ツール、今回はMicrosoft Bing翻訳ツールを紹介します。さて、高評価のDeepLを超えるのでしょうか!
紙ベースの短いお知らせ
9月になりましたが、私はまだクールビズなので、クールビズのお知らせで引き続きいきましょう!いくらデジタル化しても、貼紙は消えない気がします。
原文
- 「記」の一文字は「記録」の意味になってしまいます。
- 「以上」も「~より多い」みたいな意味になってしまいます。
修正版
- 「記」と「以上」を削除しました。
- まとめが良くなるため、「皆様のご理解とご協力をお願いいたします」を最後に移動しました。
チャット上での長めのお知らせ
社内に何かを周知したい場合、チャットツールはとても便利です。実際に営業事務チームが発信したお知らせを使っています。
原文
- 「木金」なのに、英語では木曜日しか伝わっていません。
- 「出社」イコール仕事をしに行くことになって、木曜日以外に仕事をしていないニュアンスになります。
- 「郵送対応予定」はただ「郵送する」になり、しかも何を郵送するのかもわからない。
- 「依頼をいただいたもの」は、「お客様に受けた依頼に対応します」の意味に英訳されてしまいます。
- 「発送」はshipmentsで間違ってはないが、貨物を出荷することをイメージしてしまいます。
- 間違ってはないが先頭に丁寧な言葉いっぱいで、最後に注目してほしいことが埋もれてしまいます。
修正版
- 「木金」を分かりやすくして「木曜日と金曜日」にしました。
- 「出社」に「オフィス」を加えると、オフィスにいることが明確になりました。
- 「郵送対応予定」→「郵送を対応する予定」に変えたら文脈がはっきり伝わりました。
- 「依頼いただいたもの」→「いただいた依頼」と語順を少し変える、依頼を対応するニュアンスになりました。
- 「発送」を「郵送」に変えるとより正確に伝えたいことが表現できました。
- 「ください」だけで十分伝わりますし、シンプルでインパクトがあります。
分かりやすい英訳のコツ
以下を意識しましょう!
- 文脈の分かりやすさ
- 略しすぎない
- 「記」や「以上」みたいな単語を単独で使わない
- 語順に要注意
最後に
Google翻訳にとても似ていますね。英訳に若干の違いがありましたが、修正する箇所はほぼ一緒だったので、どちらの方が優秀なのかハッキリ言えません。あとは、好みの問題でしょう!
しかし残念ながら、DeepLを超えることができませんでした。