タスク管理ツール「Linear」が Claude Code 連携できて便利そうなので使ってみた

タスク管理ツール「Linear」が Claude Code 連携できて便利そうなので使ってみた

最近見つけたタスク管理ツール「Linear」が思いのほか便利だったので、実際に使ってみた様子をサンプルプロジェクトを通じて紹介します。直感的な操作感やClaudeとの連携、親子関係の表現など、開発チーム以外にも活用できそうな機能をまとめてみました。
2026.11.02

こんにちは
タスク管理ツールを探して3千里
運用イノベーション部のかわいです。

最近良さげな個人向けのタスク管理ツールはないかなーと思い探していたところ、「Linear」という(どちらかというと開発チーム向けの)ツールを見つけました。
直感的に操作できる点、チームメンバーをプロジェクトに招待できる点、Claudeコネクタとも連携できる点などが便利そうだったので、本記事ではサンプルプロジェクトを例に、このツールを紹介します。

https://linear.app/

Linear とは?

Linear は、イシュー(タスク)とプロジェクトを管理するためのツールです。
個人的にタスク登録や確認が直感的で触りやすいと感じます。現在UI提供は英語のみですが、日本語入力は可能です。

以下、画面上で使用される主な用語です。

概念 説明
Workspace 組織単位の入れ物。この下にチームを作る
Team イシューが所属する単位。チームごとにワークフローを持つ。サブチームも作成可能
Issue 1件のタスク。担当者、優先度、ラベル、期日、親子関係、依存関係を持てる
Project 期限のある成果物単位。複数のイシューを束ねる
Milestone プロジェクト内の区切り。進捗率を出せる
Initiative 複数プロジェクトを束ねる上位の目標
Cycle スプリント(一定期間の作業枠)。チームで有効化して使う
Triage 他チームや外部連携から入ってきたイシューの受付場所
View フィルタ条件を保存した一覧

料金

料金ページの記載を抜粋します。
https://linear.app/pricing

プラン 料金 主な制限・追加機能
Free $0 メンバー数無制限、チーム2件、イシュー250件、ファイルアップロード 10MB。Agent platform と Linear Agent を含む
Basic $10/ユーザ/月 チーム5件、イシュー無制限、ファイルアップロード無制限、Admin roles など
Business $16/ユーザ/月 チーム無制限、Private teams and guests、Triage Intelligence、Linear Insights、Linear Asks など
Enterprise Custom(年払いのみ) SAML / SCIM、Invoice/PO billing、Granular admin controls など

Freeプランでもメンバー数の上限がないのはいいですね。
一方でイシュー250件はすぐ埋まりそうなので、チームで継続して使う場合は Basic 以上のプランが前提になりそうです。

事前準備

検証用として testプロジェクト上に、架空の顧客「株式会社サンプル食品」のAWS移行案件を作りました。
フェーズは4つのマイルストーンに分けました。

マイルストーン 目標日
要件定義 2026-10-31
設計 2026-11-14
構築・テスト 2026-12-11
運用引き継ぎ 2026-12-25

イシューは次の9件

ID タイトル ステータス 優先度 補足
KAW-55 現行環境のヒアリング Done High
KAW-56 移行要件定義書の作成 In Progress Urgent ラベル「顧客回答待ち」、期日:10/31
KAW-57 AWS 構成設計 Todo High 親イシュー
KAW-58 ネットワーク設計(VPC・サブネット・接続方式) Todo High KAW-57 のサブイシュー、KAW-56 にブロックされている
KAW-59 セキュリティ設計(IAM・GuardDuty・ログ保管) Todo Medium KAW-57 のサブイシュー
KAW-60 検証環境の構築(CloudFormation) Backlog Medium KAW-57 にブロックされている
KAW-61 顧客受け入れテスト Backlog Medium
KAW-62 運用手順書の作成 Backlog Low
KAW-63 オンプレ側の監視ツール継続利用の検討 Canceled Low

「顧客回答待ち」はこの検証用に作ったラベルで、お客様の回答待ちで止まっているタスクをすぐに拾えるようにしています。
サンプルデータは Claude コネクタから Linear に接続し、ベースを作成してもらいました。

https://claudecowork.im/resources/official/linear

実際の画面

イシュー

プロジェクトの Issues タブを開くと、ステータスごとにグルーピングされた一覧が表示されます。

右上の【Display options】から、グルーピングや並び順等、表示する項目を切り替えられます。

▼ Display options

ボード表示に切り替えると、カンバン表示に切り替わります。

イシューの詳細

例として、KAW-56(移行要件定義書の作成)を画面を見てみます。
右側にステータス、優先度、担当者、ラベル、期日などのプロパティが並び、下部にアクティビティやコメントが表示されます。

KAW-56 は KAW-58(ネットワーク設計)を Blocking していて、KAW-55(ヒアリング)とは Related の関係にしています。

サブイシュー

いわゆる子課題。
KAW-57(AWS 構成設計)は親イシューで、ネットワーク設計とセキュリティ設計がサブイシューとしてぶら下がっています。

ここではサブイシューの完了数が「0/2」のように表示されており、進捗が確認できます。

マイルストーン

プロジェクトの Overview を開くと、マイルストーンごとのイシュー数と進捗率が表示されます。

要件定義フェーズは63%でした。進捗率はイシューの状態から自動で計算されるようです。
(あくまでも目安値になりそう)

Linear Agent

Windows だと Ctrl + J(Mac は Cmd + J)で、Linear 組み込みの AIエージェント「Linear Agent」のチャットが開きます。

https://linear.app/docs/linear-agent

開いているプロジェクトが自動でコンテキストに入り、@ でイシューやプロジェクトを指定して質問できます。
また、今回試していませんが、入力欄の横に Skills 機能も用意されています(スキル登録が可能)。
公式ドキュメントによると、Linear Agent は Slack や Microsoft Teams からも呼び出せ、Notion や Figma などの MCP サーバにも接続可能とのこと。使わない場合は Settings → AI & Agents から無効化可能。

Claude コネクタ連携

Claude Desktop からコネクタで連携を行いました。
設定画面の【Customize】から【Connectors】を選び、Linearを検索し接続します。

接続後、チャット上で実行してほしいプロンプトを投げると、Linear上で実行してよいかの許可が表示されるようになります。
ローカル環境でタスク管理している場合、進捗をLinear上で可視化してくれるのですごく便利。

まとめ的な

インターフェイスもシンプルで個人的に触りやすく、しばらく使ってみようと思いました。
最後にあらためて、実際に操作してみて良かった点や気になった点を整理します。

【良かった点】

  • マイルストーンの進捗率を自動で出してくれるので、パッと見わかりやすい。危機感を持ちやすい(かも)
  • Blocking / Related などの親子関係を持てるので、何待ちで止まっているのかを表現できる
  • キーボードショートカットでも操作ができる
  • MCP 経由の書き込みには「via MCP」と表示され、画面からの操作と区別できる
  • Claude 連携できるので、ローカル環境からでも作業進捗管理ができたり、スケジュールやスキルの運用も可能

【気になった点】

  • Free プランだと制約があるため、チーム運用には向かない。個人使用に留めるなら良さそう
  • 開発チーム向けの機能(GitHub 連携など)が中心なので、案件管理として使うならラベルやビューの設計が必要

本格的な活用はこれからですが、ずっとタスク管理ツールを探していて、過去いろんなツールを試すもしっくり来ていなかった私でもすんなり使えたので、個人的にはおすすめです。同じくタスク管理に悩んでいる方は、ぜひ一度お試しあれ(まわしものではないです念のため)

完

参考

https://linear.app/
https://linear.app/pricing
https://linear.app/docs/mcp
https://linear.app/integrations/claude


Claudeならクラスメソッドにお任せください

クラスメソッドは、Anthropic社とリセラー契約を締結しています。各種製品ガイドから、業種別の活用法、フェーズごとのお悩み解決などサービス支援ページにまとめております。まずはご覧いただき、お気軽にご相談ください。

サービス詳細を見る

この記事をシェアする

AI白書

関連記事