【 Looker 】 プレビューとなったLooker 拡張機能 for VS Code を試してみた

【 Looker 】 プレビューとなったLooker 拡張機能 for VS Code を試してみた

2026.05.12

こんにちは、ikumiです。

2026年4月に、Looker の新機能として、VS Code 用 Looker 拡張機能がプレビュー提供されました。ローカルの VS Code 環境から LookML を直接開発・編集できるようになったので、その内容について記載していきます。

https://docs.cloud.google.com/looker/docs/getting-started-vscode-extension?hl=ja

実際にインストールから接続設定、ファイル同期、さらに MCP Toolbox を使った AI 支援開発の設定まで試してみたので、手順と確認結果をまとめます。

機能概要

VS Code 用 Looker 拡張機能は、ローカルのデスクトップ環境で LookML を直接開発できるツールです。公式 Doc では、主な機能として以下が説明されています。

  • LookML の構文ハイライト
  • Looker インスタンスとの双方向ファイル同期
  • AI コーディングエージェントとの統合による AI 支援開発

制限事項

  • ブログ記載時点の2026年5月12日時点ではプレビュー版のため、GAまでに仕様が変わる可能性があります
  • Looker インスタンスは バージョン 26.6 以降が必要です
  • LookML プロジェクトが Git 設定済みであることが前提です

環境

  • 検証環境: WSL2(Ubuntu)
  • IDE: VS Code
  • Git: ローカルマシン(WSL2 環境)にインストール済み
  • Looker インスタンス: バージョン 26.6 以降
  • Looker 権限: 編集するモデルに対する develop 権限
  • LookML プロジェクト: Git 設定済み
  • 認証方式: API キー認証(クライアント ID・クライアント シークレット)

事前準備

今回は、使用するLookerプロジェクトのリポジトリ上でVS Codeの認証等を行っていきます。

LookML リポジトリのクローン

まず最初にホームディレクトリ配下にLookML リポジトリをローカルマシンにクローンしました。

git clone git@github.com:YOUR_ORG/YOUR_LOOKML_PROJECT.git
cd YOUR_LOOKML_PROJECT

クローン後、VS Code上で新しいウィンドウからクローンしたフォルダを開いておきます。

MCP ToolBox のインストール

続いて、私の環境ではMCP ToolBoxのインストールがまだだったので、以下のドキュメントを参考にインストール・各種設定を実施しました。
https://docs.cloud.google.com/looker/docs/connect-ide-to-looker-using-mcp-toolbox?hl=ja

ここではMCP ToolBox のインストール・設定方法に関する詳しい説明は割愛しますが、以下となるように構成しました。

  • VS Code 用の MCP 設定
  • ~/tools 配下にToolBoxをインストール
  • クローンしたリポジトリの直下に.vscodeディレクトリを新規作成の上、.vscode/mcp.jsonファイルに環境変数を記載

この際、以下の情報が必要になりますので事前に取得しておきます

設定項目 説明
LOOKER_BASE_URL Looker インスタンスの URL
LOOKER_CLIENT_ID Looker API キーのクライアント ID
LOOKER_CLIENT_SECRET Looker API キーのクライアント シークレット

拡張機能のインストール

Visual Studio Marketplace から Looker by Google Cloudをインストールします。

looker-extention-vscode-preview-tryiit-no1

Looker 拡張機能の接続設定

公式 Doc では、ワークスペースのsettings.jsonファイルを直接編集するような記載がありますが、インストール後はGUI上での設定画面が表示されましたので、それに沿って設定してきます。

  • まずはLookerインスタンスへの接続情報を入力し、保存したらNext
    looker-extention-vscode-preview-tryiit-no2
  • 指示通りにターミナル上で以下のコマンドを実行し、MCPサーバーを起動し有効化したらNext
    looker-extention-vscode-preview-tryiit-no3
  • Update MCP Configを押下しMCP設定を更新
    looker-extention-vscode-preview-tryiit-no4
  • 使用したいエージェントを選択し、Finish
    looker-extention-vscode-preview-tryiit-no5
  • すべての設定が完了すると、VS Codeの左のLookerマークからmodelで設定したexploreの情報が確認できるようになっていました
    looker-extention-vscode-preview-tryiit-no6

試してみた

1. LookML ファイルの検出と同期を確認

クローンした LookML プロジェクトのフォルダを VS Code で開くと、拡張機能が LookML ファイルを自動的に検出し、Looker インスタンスの開発モードでチェックアウトされたブランチとの同期を開始します。

ローカルで .lkml ファイルを開くと、構文ハイライトが適用されていることを確認できました。

looker-extention-vscode-preview-tryiit-no7

2. ローカルで LookML を編集して同期を確認

ローカルで .lkml ファイルを編集して保存すると、Looker インスタンス側の開発モードブランチに変更が同期されます。

Looker のブラウザ IDE を開き、ローカルで行った変更が反映されていれば、ファイル同期の動作確認は完了です。

  • ローカルで編集をし、Ctrl + Sで保存
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  • Looker IDE上でも即時反映されている
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3. ローカルで LookML の構文チェック

今度は同じ名前のディメンションは定義し、あえて間違った構文を挿入し保存します。
VS Code上でもエラーが検出され、正しく構文チェックが行われているようです。
looker-extention-vscode-preview-tryiit-no10

4. 自然言語で Look ML の作成

MCP Toolbox 設定も完了していますので、 VS Code から自然言語で Look ML の作成依頼ができるか試してみます。
※事前に設定済みのVS Code上のClaudeから実行します

今回は既存のテーブルの情報から顧客の購入状況に関する派生テーブルの作成依頼をしてみます

LookMLの構文作成をお願いできますか?

looker-extention-vscode-preview-tryiit-no11

詳細の定義について質問されますので、必要な情報を提供します

新しいファイルを新規作成してください。
fact_sales_lineをベースにして、顧客ごとの初回購入日と最新購入日が判定できる派生テーブルの作成をお願いします。
必要な情報は以下です
・顧客ID
・初回購入日
・最新購入日
・累計購入回数

情報を提供したら、自動的に派生テーブルのファイルを作成してくれました!
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続いて、既存のExploreに追加する依頼もしてみます

既存のエクスプロアにジョインしてください。
今あるモデルファイル(snowflake-modeling-prod-db.model)を直接編集して問題ないです。
エクスプロア名は分析テーブル(modeling-prod)testです。

looker-extention-vscode-preview-tryiit-no14

ファイルの編集及び、今回の編集に対する注意点等にも触れてくれています。

最後に

VS Code 用 Looker 拡張機能を試して、WSL2 上のローカル環境から LookML 開発と Looker インスタンスとのファイル同期ができることを確認しました。また、MCP Toolbox との連携により、AI 支援開発に向けた基本的な接続設定も行えました。

本記事が Looker で LookML 開発を行う方の参考になると幸いです。

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