[Looker 23.4新機能]Exploreでのフィールド検索時により検索結果を絞り込めるLabs機能がリリースされました

2023.03.28

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さがらです。

先日、Lookerの23.4がリリースされました。

この内、「パフォーマンスの高いフィールドピッカー」という新しいLabs機能がリリースされました。この機能の説明文を見ると、

パフォーマンスの高いフィールド ピッカー Labs 機能は、ユーザーが大規模な Explore フィールド ピッカーのフィールドをより迅速かつ効率的に検索できるようにする、より絞り込んだ検索オプションを提供します。

…とあるのですが、「検索性能が上がったのかな…?」と感じたくらいで実態が掴めませんでした。

そこで、実際に本機能を試してみたので、その内容を本記事でまとめてみます。

本機能の有効化

この機能はLabs機能としての提供のため、ユーザー側で有効化する必要があります。

まずは、Adminを押します。

次に、Labsを押します。

表示されるBeta機能の内、Performant Field Pickerという項目があるため、この機能を有効化します。これで準備はOKです!

試してみた

ということで、早速Exploreでどのようにフィールドピッカーが変わったのか見ていきます。

大きな変化点としては、フィールドピッカーの右上にSearch Optionsという項目が追加されたこと、フィールド左下に存在するフィールド数が表示されるようになったこと、この2点が挙げられます。

右上のSearch Optionsを押してみると、4つ選択肢が出てきます。今回のLabs機能を有効化することで、フィールドピッカーの検索Boxで絞り込む際の検索先を変更することができるようになりました!

例えば、Field Descriptionを選択した上でと入力すると、フィールドのdescriptionが入っているフィールドに絞り込むことができます。

これまでのLookerだと、フィールド名でもDescriptionでも、該当する場合には全てのフィールドが表示されていたので、より絞り込めるようになったことが分かりました。

また、検索結果を絞り込むと、左下のフィールド数も変わりました。

最後に

簡単ですが、Lookerの23.4の新機能、「パフォーマンスの高いフィールドピッカー」を試してみました。

Exploreのフィールドの検索機能について、「もう少し絞り込めないかな…」と感じていた方にはピッタリの機能だと思いますので、気になる方はLabs機能から有効化してみてください!