[お仕事現場レポート] プロフェッショナルサービスの中身を大公開

[お仕事現場レポート] プロフェッショナルサービスの中身を大公開

大公開時代に大航海!!
Clock Icon2022.05.18

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

こんにちは、クラスメソッド アライアンス統括部の紗紗です。

クラスメソッドでは常に一緒に働く仲間を募集しております!そして絶賛大募集中なのはアライアンス統括部も例外ではありません。

本日はアラカツお仕事現場レポートの第二弾として、アライアンス統括部で提供しているプロフェッショナルサービス(以下プロサービス)の中身をご紹介します。

以前のお仕事現場レポートではクラメソがプロサービスを提供する意味についてだったり、アラカツってプロサービス以外にどんなことしてるのかだったりをブログに書いているので、興味のある方は是非ご覧ください!

アラカツがプロサービスを提供している製品

  • Looker
  • Snowflake
  • dbt
  • Alteryx

最近プリセールスに同席するようになって知れたことがあります。それは、既に製品を導入している企業からの問い合わせが多いことです。

問い合わせの内容としては、自分たちでその製品を導入してなんとか使っているがその製品が売りにしている機能を果たして使いこなせているのか、その製品の価値を最大限発揮できている自信がないので、教えてほしいというものです。

これこそプロサービスの出番というものです!

プロサービスは、製品によってはどんなことをやるのかが細かく決まっているものもあります。クラメソのオリジナルじゃないのか!と思われてしまうかもしれませんが、それぞれの製品のここはおさえておいてほしいというポイントは明確にあったり、これから紹介する大まかな流れは各製品で共通していたりするので、本日はこの辺りについてどのようなことをプロサービスで提供しているのかをご紹介します。

ユースケース設定

まず最初にプロジェクト期間で開発をして本番稼働させるユースケースを設定します。ここで大事なのは、本番稼働させるということです。プロサービス中に開発からローンチまでを経験してもらって、自走フェーズに入ってもプロサービス中の経験を横展開させて他の開発を本番に乗せることができるようになってもらいます。

ユースケースは、プロジェクト期間内にローンチまでを完成させられるような規模のもの(大きすぎず小さすぎず)を設定してもらいます。

トレーニング

ユースケースを設定したら、トレーニングをおこないます。既にトライアルで触って大体感触は掴めているからトレーニングは不要というお客様もいらっしゃいます。しかし、トレーニングで抑えておいてほしいポイントを抜け漏れなく体系的に理解していただきたいという意図がありますので、基本的に全ての方にトレーニングを受けていただいております。

それでもトレーニングをしぶられる方がいらっしゃいますが、現状それで問題がなくても、今後新しいメンバーが入った時の教育用にトレーニング資料があると学習コストが抑えられるということもありますよ、という話をすることもあります。

この辺りも継続的に利用してもらうための秘策だったりします...かね。

最初にイレギュラーなパターンを紹介してしまいましたが、トレーニングの最大の目的は、今後のセッションをトレーニングの知識を元に進めることができることです。我々とお客様が同じ言葉で会話することができるので、セッションも開発もスムーズに進みます。

週次セッション

プロサービス期間中は基本的には週一で90分のセッションを持ちます。内容は製品によって異なりますが(当たり前か!)、開発の進捗に合わせてトレーニング内容を前後させたり、増減させたりします。

セッションの内容は主に以下の3つです:

  • トレーニング
  • コードレビュー
  • 質疑応答

自分で書いていて内容薄くないかと心配になったんですが、コードレビューをしていると「ここの辺の理解が曖昧だから、この機能についてもう少し説明しよう」とか、「ここは本来の使い方とずれているけど、どういう意図でこのように書いているんだろう?」と結構毎回話題は尽きなかったりします。

あとは毎週のセッションで本番稼働まであと何週間かも確認するようにしています。毎週セッションがあることが当たり前になってしまって3ヶ月間というのは意外なほどにすぐに過ぎてしまいます。最初に定めた本番稼働の週と現状の開発の進捗を毎週確認して開発が順調に進んでいることを確認します。

プロジェクト期間

プロジェクトの期間は3ヶ月です。

なぜか、ちょうどいいからです!えっ、それだけ??という感じですが、新しい製品を使用するためのユースケースを設定して、それを本番までに稼働させることを考えると、3ヶ月という期間が長すぎず短すぎずちょうどいい期間という理解でおります。

プロサービスはコンサルタントの稼働時間とプロジェクト期間の両軸で期間が決定するので、お客様の状況に合わせて期間を前後させることはもちろんあります。ですが、やはり期間を空けてしまうと新しい製品は少し触っていないだけですぐに忘れてしまうので、あまり時間を開けることはお勧めできません。

まとめ

いかがでしたか?少しはクラメソで行っているプロサービスについて想像できたでしょうか?

それぞれの製品ベンダーが自分たちの製品の弱点的なところをきちんと理解していて、それをサポートだったりプロサービスだったりできちんと解決しているのは素晴らしいなと、日々さまざまな製品を触っていて感じています。

プロサービスを担当するコンサルタントはコードも書かないですし、本番稼働するものを作るということもあまりないので、エンジニアとしてのキャリアを築いてきた人たちにはあまり魅力を感じづらいところもあると思います。ですが、私たちが相手をしているのは、我々が取り扱っている製品を本番稼働させているお客様です。

どうですか?少しは魅力が出てきたでしょうか。(ニョキニョキ)

プロサービスのコンサルタントに飛び込んでからもうすぐ2年が経とうとしていますが、当時と比べるとお客様の前で緊張しすぎて挙動不審になる回数は減りましたし、お客さんが質問していることに段々とスムーズに答えられるようになってきたかなと感じています。

コミュニケーション能力を上げたい方や既にコミュ力お化けであるという方は是非是非アライアンス統括部のアナリティクスコンサルタントに応募してください!!

クラスメソッド - [アナリティクスコンサルタント募集要項]:https://careers.classmethod.jp/requirements/analytics-consultant/

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.