
パーソナルネットワークの拡大とリファラル採用のつながり
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エンジニア採用は激しい競争が継続しています。特に難易度の高い業務を担当するようなハイレイヤーの人材になるとなおさらで、そういった人ほど社外の人脈が豊富で、転職市場に現れないままリファラルで転職する人の比率も高まってきます。こういった背景を踏まえると特にハイレイヤーの人材の採用をするにあたってリファラル採用が重要になります。リファラル採用を考える上でパーソナルネットワークについて考えることが必要になります。
この記事ではパーソナルネットワークの拡大とリファラル採用のつながりについてまとめます。
仕事におけるパーソナルネットワークとは?
以降、この記事においては「社外のパーソナルネットワーク」に限定して考えます。
社員の視点からみた利点
楽しい
個人の成長
優秀な同僚
仮に、同じチームで働くのであれば気心がしれていて、実力も認めている友人・知人が同僚になってくれることによって、チームとしての成果が上がりやすくなり、自分自身にとってもより働きやすい環境になります。ハードな状況で支え合える相手を得ることにもなります。
仮に、あなたが重責を担っている場合にリファラルで入社した人も重責を担ってくれてのであれば、難しい横断課題を協力して解決できる仲間を得ることになります。
貢献
パーソナルネットワークとリファラル採用の関係
一方で、リファラル採用のために声がけできる範囲の最大値は社員の人脈(=パーソナルネットワーク)の範囲の総計です。そのうち、自社から見てぜひ声を掛けたい人がリファラル候補となります。そして、声がけをした人の一部が実際に応募してくれることになります。

なお、パーソナルネットワークの拡大はリファラル採用だけではなく、社員の技術面の成長や対人コミュニケーションの成長にもつながります。実際、社員が社外のパーソナルネットワークを広げる理由は会社のリファラル採用のためではありませんが、結果的に会社にとっても本人にとっても有益な取り組みになります。
パーソナルネットワークを広げるための支援
社外交流の促進
- 自社で勉強会を主催する
- 社員が業務時間中に社外勉強会に参加できるようにする
- 社員の情報発信を促進する
- 結果的に社員が認知される機会が増え、社外の人とつながりやすくなる
顔つなぎ
価値の伝達
まとめ
今回の内容はリファラル採用全体に関わりますが、特にハイレイヤーの人材の採用において重要です。そして、ハイレイヤーの人材を紹介してくれるのは、大抵の場合は社内にいるハイレイヤーの人材です。こういった人たちがパーソナルネットワークを広げるための支援をしていけるとよいでしょう。