パーソナルネットワークの拡大とリファラル採用のつながり

パーソナルネットワークの拡大とリファラル採用のつながり

Clock Icon2024.05.27 01:49
こんにちわ。組織開発がミッションの人事グループ・組織開発室に所属しているてぃーびーです。

エンジニア採用は激しい競争が継続しています。特に難易度の高い業務を担当するようなハイレイヤーの人材になるとなおさらで、そういった人ほど社外の人脈が豊富で、転職市場に現れないままリファラルで転職する人の比率も高まってきます。こういった背景を踏まえると特にハイレイヤーの人材の採用をするにあたってリファラル採用が重要になります。リファラル採用を考える上でパーソナルネットワークについて考えることが必要になります。

この記事ではパーソナルネットワークの拡大とリファラル採用のつながりについてまとめます。

仕事におけるパーソナルネットワークとは?

仕事におけるパーソナルネットワークとは、ビジネス環境において形成される個人の人間関係やつながりの集合体を指します。これらのネットワークは、職場内外の同僚、上司、部下、取引先、顧客、業界の専門家など、様々な立場の人々との関係を含みます。パーソナルネットワークは、キャリアの成功や職務遂行において重要な役割を果たします。

以降、この記事においては「社外のパーソナルネットワーク」に限定して考えます。

社員の視点からみた利点

パーソナルネットワークが豊かになることは、社員の視点からみて以下の4つのような利点があります。

楽しい

1つ目は純粋に楽しいということです。「同じ領域に関心を持っている人との交流が楽しい」が一番の理由である方は多いかもしれません。結果として副産物として以降にまとめるような利点が得られます。

個人の成長

2つ目に個人の成長です。交流を通して技術的な知見を得たり、対人コミュニケーションのスキルが高まったり、共同の活動を通してリーダーシップを向上させる機会を得て成長しやすくなります。

優秀な同僚

3つ目に発生頻度としては高くはないものの、リファラル紹介で優秀な友人・知人が入社する可能性があります。

仮に、同じチームで働くのであれば気心がしれていて、実力も認めている友人・知人が同僚になってくれることによって、チームとしての成果が上がりやすくなり、自分自身にとってもより働きやすい環境になります。ハードな状況で支え合える相手を得ることにもなります。

仮に、あなたが重責を担っている場合にリファラルで入社した人も重責を担ってくれてのであれば、難しい横断課題を協力して解決できる仲間を得ることになります。

貢献

4つ目は同じ領域に関心を持っている人に貢献できるということです。お互いの経験や知見を共有することで相互に貢献できたり、社外の自分よりジュニアな人の成長に貢献することができます。こういった貢献に関心がある人にとっては価値ある活動になります。

パーソナルネットワークとリファラル採用の関係

リファラル採用の対策となると、「いかに各社員の既存の人脈に対する紹介を促すか?」という点に着目した施策が中心になりがちです。例えば、「リファラル報酬」「社外交流のための飲食費の支援」などです。

一方で、リファラル採用のために声がけできる範囲の最大値は社員の人脈(=パーソナルネットワーク)の範囲の総計です。そのうち、自社から見てぜひ声を掛けたい人がリファラル候補となります。そして、声がけをした人の一部が実際に応募してくれることになります。

この構図を考えた場合、そもそもの分母であるパーソナルネットワークを拡大することが必要ということがわかります。そして、社外との新たな交流がない社員の場合、最大値は入社時点の範囲に留まります。もともと知っている範囲の人に声がけをしたら、もう声をかける相手がいなくなるということです。リファラル採用を継続的な取り組みとして捉える場合、社員の社外人脈も継続的に増える必要があります。そこで社員のパーソナルネットワークの拡大が重要になるわけです。

なお、パーソナルネットワークの拡大はリファラル採用だけではなく、社員の技術面の成長や対人コミュニケーションの成長にもつながります。実際、社員が社外のパーソナルネットワークを広げる理由は会社のリファラル採用のためではありませんが、結果的に会社にとっても本人にとっても有益な取り組みになります。

パーソナルネットワークを広げるための支援

パーソナルネットワークを広げるための支援としては以下のようなものがあります。

社外交流の促進

社外交流を促進する支援がありえます。例えば以下のようなものです。
  • 自社で勉強会を主催する
  • 社員が業務時間中に社外勉強会に参加できるようにする
  • 社員の情報発信を促進する
  • 結果的に社員が認知される機会が増え、社外の人とつながりやすくなる

顔つなぎ

すでに社外のコミュニティや個別につながっている人脈について、社内の他の人にも顔つなぎする支援がありえます。この場合、適切な人選をしていれば、自社だけではなく紹介する先の社外の相手にとってもありがたい話になります。

価値の伝達

社外の人と関わることの価値を知っている人が、周囲にその価値を伝えていく支援があります。

まとめ

パーソナルネットワークの拡大とリファラル採用のつながりについてまとめました。

今回の内容はリファラル採用全体に関わりますが、特にハイレイヤーの人材の採用において重要です。そして、ハイレイヤーの人材を紹介してくれるのは、大抵の場合は社内にいるハイレイヤーの人材です。こういった人たちがパーソナルネットワークを広げるための支援をしていけるとよいでしょう。

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