[レポート] Pairsにおけるプロダクトリーダーシップについて – プロダクトマネージャーカンファレンス2020 #pmconf2020

2020.10.28

えー、みなさんプロダクトマネジメント業楽しんでらっしゃいますでしょうか。どうも、DX事業本部の坂野です。
今回はpmconf2020に参加してきたので、その内容をレポっていきたいと...思います!

参加セッション

  • Pairsにおけるプロダクトリーダーシップについて

スライド

冒頭

  • コロナ禍の不確実で未来が見えない中、仕組みではなくリーダーシップをどれだけ発揮できるかが大切
    • ビデオデートのリリースで感じた。

コロナ禍で大切に思ったこと

  • 不確実な未来において"決める"って大事
    • 前例がない、先が不透明なため「決める」は怖い

「失敗を恐れず決める」コツ

1. プロダクトマネージャーは素案を出して、決めるはチームで行う

  • 決めていくことにおいて、チームの力を借りる。チームと対話しながら自然と決まっていくことが大切
  • 緊急事態宣言が発令される前から、素案をまとめて各方面の方と会話をしていた。
    • 経営側とは緊急事態宣言下でのペアーズの方針、プロダクトチームとは開発体制をどうするかを決めていった。
    • 違うと言われた部分は適宜修正して、皆で方向性を統一していった。

2. 素案では世の流れ、人の流れ、プロダクトへの影響を盛り込む。

  • 世の流れ
    • 緊急事態宣言、オンラインビデオテクノロジーの発展
    • 緊急事態宣言だけではなく、オンラインビデオでのテクノロジーで今は誰とでも繋がれる
  • 人の流れ
    • コロナ禍でのマッチングサービスでは新しい人との接触を控えたくなるかも?
  • プロダクトの影響
    • マッチングしても会えないなら、サービスの利用をやめてしまうかも?

人と話す中で互いに見えてるものが違ったり、部分部分しか見えていないため、マクロな世の流れ人の流れからプロダクトへの影響を語れると説得力が増す。

素案の作り方

Product Visonを書く

  • For (target customer)
    • ターゲットとなる相手が
  • Who (statement of need or opportunity),
    • どのようなニーズ、機会を抱えていて、
  • the (product name) is a (product category),
    • どのようなプロダクト名、カテゴリーで、
  • that (key benefit, reason to buy)
    • どういう提供価値や買う理由があり、
  • unlike (primary competitice alternative),
    • 他の競合製品と違う価値は何なのか、
  • our product (statement of primary differentiation).
    • 最終的にどのような価値を届けるのか。

(speakerdeckより引用)

Product Visionを書くメリット
  • 経営・プロダクトチーム、マーケティング、PRチームと目指す方向性がズレにくい。
    • 何回も書き直してすり合わせてFIX。
    • 1回でいいものは出来ない。

3.素案は少しだけ未来を見よう。

  • 少しだけ前もって書く
    • 緊急事態宣言がいつか来るなら、素案は今のうちに書いてしまおう
  • 先すぎる未来は共有が難しい
    • 世の流れは擦り合わせるのが難しいが、コロナのような大きな流れはすぐに皆と共有できる
  • 未来を恐れず。少し先の未来のイメージから。
    • 見えない未来を恐れていても始まらない。
    • 中長期的な未来を見ていても、世の中がそうなっているか分からない。
    • 考えることが増えすぎると先に進められない。
    • 未来のことなんて正直わからないのであれば、皆で共有できるようなちょっと先の未来を書いてみよう。

まとめ

  • 失敗を恐れず決めること
    • 動かないとわからないことは多分にある。これからももっと増えていく。動けば学びはある。
    • 素案をちゃんと書きましょう。書いておけば想定した未来と現実の未来が更に学びになる。

坂野の学び

まずはじめに、プロダクトマネージャーとして活躍されている方でも、「決める」ことに対する恐怖を持っていてとても意外でした。
その上で恐怖に打ち勝つための2つのステップがとても勉強になりました。

  1. 素案を作って準備する
  2. 関係者と対話する

このツーステップでは素案があるから関係者と対話ができ、対話からより素案が良いものになっていく。素案が良くなるとプロダクトの方向性が決まり、対話によって関係者の見ている先が一緒になる。
そのような印象を受けとても腹落ちした次第です。
また素案についてですが、自分自身何かアクションを起こす時に結構完成形まで最初から考えることが正義のような感覚があり、そうしなければと思っている節がありました。
その反面あれこれ考えすぎて何をしたらいいのか分からなくなったり、始める前からかなり腰の重たい感覚に陥ったりでとても大変な気がしていたのですが、まずははじめてみる。しかもちょっと未来のイメージからという言葉には、大変救われた思いです。
私も真似をさせていただいて、次プロダクトを作る際はイメージできる少し先の未来の素案をまずは作ってみようと思います。 とてもためになる知識、ありがとうございました!!