Microsoft Fabricの試用版でPower BI有料機能を使ってみた

Fabricの機能も試してみたい場合におすすめです
2024.01.10

はじめに

こんにちは。データアナリティクス事業本部 BIチームのkariyaです。
Power BI Proでの検証をするために、Microsoft Fabric試用版を使用してみたのでメモを残しておきます。

Microsoft Fabricとは

Microsoft Fabric は、データ移動からデータ サイエンス、リアルタイム分析、ビジネス インテリジェンスまでのすべてをカバーする企業向けのオールインワン分析ソリューションです。 データ レイク、Data Engineering、データ統合などのサービスが、包括的なスイートとしてすべて 1 か所で提供されます。

以下のように理解をしました。

  • Fabric:企業向けの分析ソリューション。色々なサービスをまとめたもの
  • Power BI:Fabricの中の、ビジネスインテリジェンスを担当する製品

また、Fabric試用版の説明を見てみます。

Fabric試用は、Power BI の有料版の個々の試用版とどのように異なりますか?

Power BI 有料版のユーザーごとの試用版では、Fabric ランディング ページにアクセスできます。 Fabric試用にサインアップすると、試用版容量を使用して、Fabric ワークスペースや項目を保存したり、Fabric エクスペリエンスを実行したりできます。 Power BI ライセンスのガイドとなるすべてのルールと、Power BI エクスペリエンスで実行できることは変わりません。 主な違いは、Power BI 以外のエクスペリエンスと項目にアクセスするには Fabric 容量が必要なことです。

Fabricの試用版を使うことで、Power BI有料版の試用もできるようです。 今回はFabricの試用版を用いて、Power BI Proに相当する操作(ワークスペースの作成)ができるかを試してみます。

やってみる

まずはPower BIのホーム画面へアクセスします。

右上のアイコンをクリックし、「無料体験する」をクリックします。

注意書きを読んで「無料体験する」をクリックします。

これで試用版が開始できました。

続いて、無料ユーザーでは実施ができない、Power BIのワークスペース作成ができることを確認してみます。

ワークスペース > 新しいワークスペース を選択します。

ワークスペース名を入力して「適用」をクリックします。

ワークスペースのライセンスモードでProを選択できることからも、有料版の機能が試用できることが確認できます。

ワークスペースの作成ができました。

おわりに

Power BIのProやPremium Per Userなどの試用版でも同様のことは可能かと思いますが、Fabricの機能も合わせて使ってみたいという場合は、Fabricの試用版を使うのが良いと思いました。

最後までお読み頂きありがとうございました。この記事が少しでも参考になればうれしいです。