問題と課題を区別する
こんにちわ。組織開発がミッションの人事グループ・組織開発室に所属しているてぃーびーです。
仕事においてよく話題になる「問題」と「課題」ですが、意外と双方の違いは曖昧になりがちです。
そこで、今回は問題と課題について整理します。
問題と課題
まず、問題とは、理想と現実のギャップがある状態です。
そして、課題は問題を解決するためにやるべきことです。
なお、1つの問題に対して取り組む課題は1つとは限らず、複数ありえます。
問題と課題の例
例えば、採用において内定辞退が多く発生しているとします。
この場合、問題と課題の例として以下のような内容がありえます。
- 理想 - 内定受諾率 100%
- 現実 - 内定受諾率 25%
- 問題 - 内定辞退が多く発生している
- 課題1 - 内定辞退理由を把握可能にする
- 課題2 - 内定辞退理由の上位1位
- 課題3 - 内定辞退理由の上位2位
ここで、それぞれの課題に対して解決策を検討し、問題を解決していくことになります。
まとめ
問題と課題について整理しました。
実際の仕事では、問題を明確にせず、課題も曖昧なままいきなり解決策の検討に入りがちです。
理想と現実を整理し、問題を明らかにし、課題を整理した上で解決策の検討に入りましょう。