ラスベガスとバンクーバーの違いを比べてみた(6選) #reinvent

ラスベガス滞在中にバンクーバーとの違いにあれこれ気付いたのでそれを比べてみた、という記事です。
2022.12.07

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はじめに

こんにちは!バンクーバー在住歴が気付けば 7 年目になっていた Funa です。
今回は re:Invent 2022 で初めて訪れたラスベガスで「これはバンクーバーとは違うな!」と思ったことを 6 個ほどレポートします。

1. ドラッグストアでシャンプーがケースの中に入っている!

ドラッグストア

これは一番びっくりしたかもしれないことなのですが、ラスベガスで立ち寄ったドラッグストアでは普通のシャンプーやボディソープなどがケースの中にしまわれていて、購入のためには店員さんに鍵を開けてもらう必要がありました。家に帰ってから調べたところ、万引き対策で特に盗まれやすい製品はこのようにショーケースにしまわれているとのことでした。

(参照) Here’s why your body wash, deodorant, and toothpaste are locked up at the drugstore

バンクーバーだと、ドラッグストアで鍵付きのガラス棚にしまわれていることがあるのは、高級な化粧品や香水だけなので驚きました。店員さんがショーケースの近くで待機しているわけではないので、自分なら面倒くさがって Amazon やコストコで買ってしまいそうです。

2. ストローが紙じゃない!ビニール袋を無料でくれる!

ストロー

バンクーバーでは、ビニール袋やプラスチックのストローの配布が条例で禁止されています。なのでバンクーバー民は店にある段ボールに商品を詰めるか、ショッピングバッグを持ち歩くか、数セント〜数十セント払ってリサイクル可能な紙の袋をもらうことが多いです。また、カフェなどで飲み物を購入すると紙ストローがもらえます。

(参照) Shopping bagsPlastic straws

ラスベガスでは、スタバではプラスチックのストローがもらえるのと、夕飯のテイクアウトではビニール袋を無料でもらえました。ビニール袋をもらったときは「お金を払わなくていいのかな!?」と少しドキドキしました(大丈夫でした)。

3. 人々が気さくに話しかけてくる!

気さくな感じ

ラスベガスの人たち、本当に気さくでした。軽く話しかけたらそこからマシンガントークが始まることが多々ありました。 例えばバンクーバーだと 1 の質問をすれば 1 か 2 の答えが返ってくるのですが、ラスベガスでは 1 の質問をすると 0.1 〜 10 の振れ幅で返ってきました。また、一人で道を歩いてたり、ちょっと立ち止まったりしてるだけでも、とてもフレンドリーに話しかけられたりしました。

バンクーバーはカナダの中では 1 番暖かい都市と言われるのですが、人の冷たさに関してはカナダ随一と言われることもあります。カナダ東海岸出身の友人たちは、本当に友達が作りにくいとこぼしたりしています。自分はラスベガスでの人々の気さくな雰囲気に釣られて、バンクーバーに帰ってからもそのノリを引きずっていたのですが、すぐに我に返りました。

4. カジノに年齢制限がない!

カジノ

ラスベガスは空港にスロット台などが多く配置されていて、流石ラスベガスだ...と思いました。re:Invent のセッションに参加するために各ホテルの奥までカジノを通ったりして会議室まで進むのですが、特に年齢確認をされることもなく自由に入れました。

バンクーバーにもいくつかカジノはあるのですが、19 歳以上でないとカジノに入場できません。また、2 種類の政府発行の写真付き身分証明書の提示が求められます。場所によっては身分証明書の提示が必須でないところもありますが、見た目から年齢が判断できないと判断された場合は身分証明書を見せるように求められます。

(参照) RIVER ROCK CASINO RESORT

私はバンクーバーで知人の結婚式の二次会がカジノ付きの会場で行われた際に身分証明書を持ってきていなかったため、同じく身分証明書を持ってこなかった友人と二人で、みんながカジノで楽しんでいるのをしばらく入口から眺めていた経験があります。

5. アジア系の人が少ない!

ラスベガスのあの通りまくったところ

バンクーバーはアジア系の人々がとても多い都市です。この地域は中国系が多くて、ここはインド系が多いし、このあたりは韓国系が多い...といった感じでコミュニティが出来ています。電車やバスに乗っているときなどはまさに「人種のるつぼ」といった感じを味わえます。おかげで日本食やその他のアジア系のご飯が手に入りやすいのでありがたいです。

また、バンクーバーのカジノは中国系の富裕層をターゲットにしているので、外に出ている広告が明確にターゲット向けだったり、実際にカジノの中に入ってみてもアジア系の人たちがとても多いです。

(参照) Majority of Metro Vancouver residents now identify as visible minority, census data shows

ラスベガスはこの冬の時期でも観光客が多いのですが、ストリップにはアジア系の人々はとても少ないように見受けられました。カジノでもバンクーバーと比べるとアジア系の人は全然見受けられず、「みんなどこに行った...?」という印象を受けました。フードコートを除くとアジア系料理のレストランがほとんど見当たらないので、その辺もかなり違うなと思いました。

6. 晴れの日が多い!日中は暖かい!

ラスベガスの天気

バンクーバーは現在雨季真っ只中なので、ラスベガスで折り畳み傘を持ち歩かずに 1 週間を終えられたことはかなり衝撃でした。バンクーバーに限らず、カナダやアラスカでは日照不足が原因と考えられる「Winter depression(冬期うつ)」を発症する人も少なからずいるので、ラスベガスの良い天気の中でしばらくの間過ごせてリフレッシュできました。

ラスベガスでは反対に乾燥が激しめなのでリップクリームとハンドクリームは必須でした。ホテルで寝る際も濡れたバスタオルをベッドの近くに干すことで乾燥対策をしていました。また、日中の高い気温に油断していると、夜はがっつり 4-5 度とかまで気温が下がったりしたので防寒対策も重要でヒートテックは常に着ていました。

おわりに

ラスベガスはとても楽しかったのですが、バンクーバーも良いところなので皆さん足を運んでみてください。気温 25 度くらいでずっと晴れている夏がおすすめです。

記事中に出てくる画像の提供元:Unsplash