【レポート】Alteryx新機能紹介!キーノート「スポットライトの中へ踏み込もう! STEP INTO THE SPOTLIGHT」 – Alteryx Inspire 2019 #alteryx19

2019.06.16

テネシー州ナッシュビルから東京への飛行機の中からこんにちは!現地時間2019年06月10日〜2019年06月14日に米国ナッシュビルで開催されているAlteryxの年次カンファレンスイベント「Inspire 2019」。今回クラスメソッドからは計6人のメンバーが現地参加しています。

当エントリではイベント3日目に行われたキーノート「KEYNOTE: STEP INTO THE SPOTLIGHT 」について、その内容をレポートしたいと思います。

目次


 

セッション概要

当トレーニングセッションの概要は以下の通りです。

セッションタイトル:
 KEYNOTE: STEP INTO THE SPOTLIGHT
 (スポットライトの中へ踏み込もう!)

登壇者:
Dean Stoecker氏(Chairman and Chief Executive Officer)
Ashley Kramer氏(Sr Vice President, Product Management)

セッション概要:
The journey to analytic success doesn’t come easy. It requires the right people, the right culture and the right technology. Our opening keynote hosted by Dean Stoecker, Chairman & CEO, and Ashley Kramer, SVP of Product Management, will take you down the red carpet to customer success. Learn about Alteryx customer journeys, from the challenges they’ve identified, the way they conquered them, and the technology that empowered them to step into the spotlight of analytics success.

分析の成功への道のりは簡単なものではありません。適切な人材、適切な文化、そして適切な技術が必要とされます。Alteryx社社長でありCEOのDean Stoecker、そしてプロダクトマネジメント担当副社長であるAshley Kramerが担当する今回のオープニングキーノートでは、カスタマーサクセスへのレッドカーペットへ招待します。 Alteryxのカスタマージャーニーについて、DeanやAshlyが明らかにした課題、達成した方法、そして分析の成功のスポットライトに踏み込むことを可能にしたテクノロジーから学びましょう。

 

セッションレポート

キーノート会場の様子はこちら。

参加者4500人を収容する大きな会場に巨大スクリーンとステージが鎮座しています。

キーノート開始までの間、巨大スクリーンではAlteryxにまつわるトリビアが代わる代わる映されていました。Windows XP上に表示されるAlteryxバージョン1.0はなかなか趣を感じますね。この頃はツール数が42個だったようです。少ない!

 

Dean Stoecker氏による挨拶

スポットライトに反射してDean Stoecker氏の腰に燦然と輝くAlteryxベルト。アメリカのカントリーミュージック歌手であるJason Aldeanの曲にちなみ、「Welcome, "Crazy Town"!」というDean氏の掛け声でキーノートが始まりました。

ナッシュビルがミュージック・シティであるということはすでにみなさんご存知かと思います。17000人もの早期入植者が川を渡ってこの地に来ました。そしてナッシュビルは世界でも有数の作曲の街でもあります。多くの著名なアーティストがナッシュビルを訪れ、曲を作ってきました。テイラー・スウィフトもナッシュビルにゆかりのあるアーティストです。Alteryxに出会うまでのの旅路を表す曲が私にはたくさん思い出されます。キャリアの大半をスプレッドシートを使用することに費やした方にはDan Hicksの「How can I miss you when you won't go away? 」を。今もなおExcelを使ったLook up処理でハードな時間を過ごしている方にはJony Cashの曲にぴったりの歌詞があります。それは「Burn, Burn, Burn」です。

今日からの数日間で、35の国の数百もの企業から数千ものストーリー、考えうるユースケースのほとんどを聞くことができます。あなたをスポットライトの下にお連れすることを楽しみにしています。ナッシュビルへ、Inspire2019へようこそ!あなたの旅路はここから始まります。

 

データ分析の現状と将来

  • 今や全世界では5400万人もの人がデータを使った仕事に従事している
  • そのうち、81%のデータワーカーはスピードに対して不満を抱いている
  • 一週間につき16時間ものデータワーカーの時間が無駄遣いされている
  • アメリカのコカ・コーラでは、ユーザーを理解するところからデータ分析をスタートさせた
  • 市民データサイエンティストの市場規模が拡大している
  • データ分析のコラボレーションを行う企業は18%の利益向上
  • 意思決定のスピードが46%向上
  • Alteryx Communityを使用しているアカウントは3倍拡大されている

 

製品ロードマップ

ここで話者を製品管理担当シニアバイスプレジデントのAshley Kramer氏に交代し、製品ロードマップの話に移ります。キーワードは以下の4点。

  • EMBARK(はじめる) ーセルフサービスでの分析
  • UNLEASH (解放する)ー高度な分析
  • SCALE(拡大する)ー組織を横断
  • BUILD(作る)ー分析の文化

Alteryx Designer

スピーカーは製品管理担当シニアマネージャーであるKatie Haralson氏にバトンタッチ。今後のアップデートで含まれる機能が以下の通り紹介されました。

  • 後続のツールの項目名自動変更(※これまでは項目名を変更すると、後続のツールも全て項目名を変更する必要がありましたが、今後はSelect Tool以降のツールにも新しい項目名が反映されるようになります。会場からも喜びの声が!)
  • 各々のツールのステータスをトレースする機能

  • Browse Toolを右クリックでOutput Data Toolに変更できる機能

  • ワークフローをオートセーブする
  • より詳細な地図の表示

Designerの新機能紹介でした。

導入時期はComing soonの機能もありますが、先日発表された2019.2の新機能は以下のシリーズにて公開中です!

これまでにAlteryx Communityに投稿された内容の143件のリクエストを機能として反映させました。100件以上は継続対応中となります!

Assisted Modeling

スピーカーはデータサイエンティストであるNick Jewell氏にバトンタッチ。『Unleash their inner AI(内なるAIを解放する)』をキーワードに、コードフリーで機械学習を可能にするAssisted Modelingのご紹介です。会場でも一際注目を集めたセッションで、キーノート終了後にプレスリリースでも発表されました。

Assisted Modelingとは統計などの高度な知識を持たずとも機械学習モデルの構築するプロセスをガイドするもので、Alteryx Designer上で利用可能です。これまでモデルの構築は一部の訓練された統計学者やデータサイエンティストに任せきりとなっていましたが、市民データサイエンティストやビジネスアナリストもAssisted Modelingによってデータサイエンスについて学ぶことが可能となります。

見た目は以下の通り、ガイドに沿って使用モデルなどを選択します。

自動でベストなモデルをサジェストしたり、作成したモデルの比較をシームレスに行うことが可能です。

バージョン2019.3のベータプログラムに参加するとAssisted Modelingを試すことができます。参加申し込みは以下リンクから!

Alteryx Server

再度スピーカーが変わり、Russell Christopher氏によるアップデート予定のAlteryx Server新機能紹介に移りました。

ArtisanやCuratorなどのAlteryx Serverのユーザー種類はどのロールにどの権限が付いているのかが分かりにくいと思う方もいらっしゃるかもしれません。今後はユーザー画面からどのユーザーがどの権限を持つのかを一目で確認可能です。以下画像の赤枠部分のように、どのユーザーがどの操作を行えるのかが一目で分かるようになっています。

次にAlteryx Enterpriseを使用したマルチテナントサイトの機能のご紹介です。マルチテナントサイトとはユーザー、グループ、コンテンツで分けられたコレクションです。例えば、管理者がすべてのコンテンツやユーザー情報を確認するのではなく、サイトごとにタグ付けされたユーザーのみがコンテンツの閲覧・追加が可能となります。

他にも、以下発表がありました。

  • マルチスレッドエンジン対応
  • 複数ノード対応

将来のアップデート予定

スピーカーは再度Ashley氏に変わり、開発中の新機能の紹介がありました。キーワードは以下の3点。

  • Simplified
  • Smarter
  • Seamless

Web上で動くAlteryx Designer

データソースの関連性をレコメンドする機能

より多様なデータソースに接続するためのコネクタ

 

まとめ

新機能の紹介が含まれたオープニングキーノートのレポートでした。Alteryxはユーザーにコーディングの知識が無くてもコードフリーでデータ加工や予測分析を行うことができることが強みの製品ですが、よりシームレスで簡単にデータ分析が可能となる新機能が数多く紹介されました。Alteryxの強力な特徴として活発なAlteryx Communityがあり、そこで投稿されたユーザーリクエストがこれまで143件も新機能としてアップデートされてきました。ユーザーのリクエストを尊重しながらますますシンプルに誰にでも分かりやすくアップデートされていくAlteryx Platformから目が離せません。新機能が追加され次第、当ブログでも随時エントリを公開します!

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