
【非エンジニアのためのClaude/ClaudeCodeシリーズ】アウトバウンド営業に向けたリスト作成をClaudeに手伝ってもらった
はじめに
クラスメソッド 西日本営業部の鈴木です。
この記事では、非エンジニアがClaude Coworkを使って、アウトバウンド営業向けの顧客リストを作成した体験をご紹介します。
こういった方に読んでいただけると嬉しいです。
- 顧客データはあるけど、多すぎて使いこなせていないと感じている方
- アウトバウンド営業で「どこからあたればいいか分からない」と感じている方
- 非エンジニアだけどAIを業務に活用してみたい方
今回はClaude CoworkとHubSpotを連携させ、アウトバウンド営業に使えるリストを作ってもらいました。
なぜリストアップが必要だったか
HubSpotの情報が多く、個人で管理しづらかった
クラスメソッドではHubSpotをCRMとして活用しており、顧客・商談情報は一元管理されています。
ただ、HubSpotには企業情報・担当者情報・商談履歴など膨大なデータが蓄積されています。チーム全体での管理には向いているのですが、自分の活動に必要な情報だけを取り出して、「自分が担当するエリアでどこを優先的にあたるべきか」を個人で整理するのがなかなか大変でした。
闇雲にあたるのではなく、優先順位をつけて開拓したかった
アウトバウンド営業でよくある悩みとして、「どこから手をつけるか」があります。
すでに接点のある企業、売上規模の大きい企業、最近コンタクトできていない企業——これらを整理した上で優先順位をつけて動きたかったのですが、それを膨大な情報量があるHubSpotや、Excelで手作業でやるのはかなりの手間です。
実際にやった方法
STEP1:Claudeに何を作りたいかを伝える
まず、Claudeに「アウトバウンド営業向けの新規アプローチ先リストを作りたい」と伝えました。HubSpotと連携済みだったため、Claudeは自動的にHubSpotから必要なデータを取得してくれました。
「優先度をつけてほしい」「担当者も一緒に出してほしい」など、欲しいアウトプットのイメージを伝えると、それに応じたリスト設計を提案してくれました。
※CRMとの連携についてはこちらをご確認ください。
【非エンジニアのためのClaude/ClaudeCodeシリーズ 】営業ツールをClaude Codeにつないでみた(MCP連携編)
STEP2:優先度ロジックの確認・調整
アプローチ優先度のロジックは以下のようなもので指示を出し、Claudeに内容を整理してもらいました。
★アプローチ優先度ロジック
- 【高】商談実績あり・最近接触あり
- 【中】商談実績なし・接触履歴あり
- 【低】接触履歴なし
★担当者の絞り込みロジック(各社最大3名)
① 最終接触日が新しい順 → ② 商談数が多い順 → ③ 接触回数が多い順
このロジックで「最近接点があり、実際に商談実績もある担当者」が上位に出てくる仕組みです。商談実績のある担当者にはセルのハイライト表示も入れてくれました。
STEP3:HubSpotからデータを自動取得・Excel出力
ロジックが固まると、ClaudeがHubSpotから企業・担当者データを一括取得し、自動でExcelファイルを生成してくれました。企業データを処理し、ランク・都道府県・担当者情報が整理されたリストが完成しました。
STEP4:追加項目のリクエスト
出力されたリストを見て「業界・業種も入れてほしい」と追加リクエストしたところ、ClaudeがHubSpotの企業情報DBから以下の項目を追加してくれました。
- 業界:製造業、サービス業、建設業など
- 業種:輸送用機械器具製造業、広告・調査・情報サービス業など
追加の指示もチャットで「業界・業種も追加してほしい」と一言伝えるだけで対応してもらえました。
完成したリストのイメージ
最終的に出力されたExcelには、以下の情報が1行1担当者の形式でまとまっています。
- 企業情報:企業名、都道府県、業界、業種
- 優先度:接触実績・商談履歴をもとに自動判定
- 担当者情報:氏名、役職、最終接触日、商談数、接触回数(各社最大3名)
優先度の高い企業から順に並んでおり、商談実績のある担当者はセルがハイライト表示されます。業界・優先度・都道府県でオートフィルターをかけられるので、「製造業だけ絞りたい」「特定エリアだけ確認したい」といった使い方もすぐできます。
実際に使ってみた感想
管理がとても楽になった
これまでHubSpotをブラウザで開いて個別に確認していた作業が、1枚のExcelシートで完結するようになりました。フィルターで業界や担当者を絞り込めるので、「この業界だけ見たい」「このエリアだけ確認したい」といった使い方もすぐできます。
優先順位がついたことで動きやすくなった
優先度の高い企業から順に並んでいて、最近接触できていない企業を素早く見つけられます。「次にどこを狙うか」の意思決定が格段に早くなった実感があります。
まとめ
今回やったことをまとめると、こんな流れです。
- Claudeに「アウトバウンドリストを作りたい」と伝える
- 優先度ロジックをClaudeと一緒に決める
- HubSpotからデータを自動取得してExcel出力
- 追加したい項目があれば依頼する
CRMにデータが蓄積されているのに「使いこなせていない」と感じている方には特におすすめです。エンジニアでなくても、自然言語でやりたいことを伝えるだけで、自分の業務に合ったリストを作れます。ぜひ試してみてください!







