
AWS Skill BuilderによるAWS認定資格の更新方法について
AWS Certified DevOps Engineer - Professional(DOP)の有効期限が90日以内に切れるという旨のメールが来たので、SkillBuilderの再認定コースで資格の更新をしました。
今回はAWS認定資格をSkill Builderの再認定コースで更新する方法を紹介します。
AWS認定資格には有効期限があり、期限内に再認定を行わないと資格が失効してしまいます。失効してしまうと、資格を維持するには試験を再受験するしかなくなるため、期限が近づいたタイミングで早めに対応しておきたいところです。
再認定について
下記のURLでは、認定資格の更新について記載されています。

再認定方法には2つあり、
- 試験を受けて3年更新(有効期限前の6か月以内に合格する必要あり)
- Skill Builderで認定資格を維持するためのコースを受講し、1年更新(ベータ版の機能で、有効期限前の90日以内に開始・完了する必要あり)
試験の再受験は入念な準備が必要ですが、コース受講であれば数日程度で完了できるため、今回は2の方法を選びました。ただし、延長できるのは1年間のみで、この維持機能を使えるのは1回限りという制約があります。
Skill Builderにログインすると、自身の対象資格が一覧表示されたので、そこからコース画面に遷移しました。

更新対象の資格リストは下記になります。
- AWS Certified DevOps Engineer – Professional
- AWS Certified Developer – Associate
- AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA)
- AWS Certified Solutions Architect – Professional(SAP)
- AWS Certified CloudOps Engineer – Associate(旧AWS Certified SysOps Administrator – Associateの維持にも利用可能)
AWS Skill Builderについて
AWS Skill Builderとは、AWSが提供する公式のオンライントレーニングプラットフォームです。900以上のデジタルコースやハンズオンラボ、模擬試験などが用意されており、無料のコンテンツから有料のサブスクリプションまで幅広く学習できます。
コースに登録する前提として、AWS Skill Builderを有料でサブスクライブする必要があります。サブスクリプションには以下の3プランがあります。
- Monthly subscription:月額$29
- Annual subscription:年額$449(デジタルコースに加えてAWS Digital Classroomのコースも利用可能)
- Team subscription:年額$449/人(5シート以上、チーム向けの学習管理機能付き)
今回は認定資格の維持コースを一度受講できれば十分だったため、最も安価なMonthly subscription(月額$29)を購読しました。

ここで注意すべきは、2点あります。
- Skill Builderの利用には、自身のAWSアカウントでログインする必要があること
- 料金はそのAWSアカウントに請求されるため、Free Planのアカウントのままでは支払いが完了できないこと(チェックアウト画面にも「Free Planアカウントでは支払いが完了できない」旨の注意書きがあり、Free Planアカウントの場合はアップグレードが必要になります)

再認定用のコース画面
再認定用のコース画面に遷移しました。

コース内容は以下になっています。
- デジタルコース:動画中心の学習コンテンツで、各コース80点(一部120〜160点のコースもあり)
- SimuLearnを使ったハンズオン形式の実践演習:各コース100点
合格に必要な点数は資格レベルによって異なり、Associateレベルは合計500点(実践的なアクティビティ1個以上)、Professionalレベルは合計700点(実践的なアクティビティ2個以上)が要件です。今回のDOPはProfessionalレベルのため、700点かつSimuLearnなどの実践アクティビティ2個以上の完了が必要になります。

デジタルコースには「AWS Developer - CI/CD Automation」「AWS Developer - Testing and Error Handling」「Design Patterns for AWS Step Functions」「AWS Security: Securing Generative AI on AWS」など、開発者向け・セキュリティ関連の日本語コースが並んでいました。
SimuLearnの実践アクティビティは「AWS SimuLearn: Lambdaのセキュリティ」「AWS SimuLearn: サーバーレスアプリケーションのテンプレート化」「AWS SimuLearn: コンプライアンスの遵守」など、実運用を意識したシナリオ形式のラボが中心です。
今回はSimuLearnのコースを中心にこなし、700点の達成を目指しました。
※ SimuLearnとは
通常のAWSアカウントとは切り離された仮想環境上で、実際のAWSマネジメントコンソールに近い画面を使ってハンズオンを行える学習コンテンツです。リソース利用料がかからず、消し忘れによる予期しない課金の心配もないため、コストやセキュリティを気にせず実践的な操作を学べます。
SimuLearnについては、下記の記事をご参照ください。
コース完了後の画面はこのようになりました。有効期限が1年延長されているのがわかります。個人的には1コース1時間ほどのペースでクリアしました。

まとめ
普段Skill Builderを触ることがなかったので、資格更新を機に、触ることができる良い機会となりました。試験を受け直すよりも手軽に、かつ体系的に最新のサービスやベストプラクティスをキャッチアップできる点は、コースを使った再認定ならではのメリットだと感じました。
ハンズオンでは、SAM(Serverless Application Model)を扱うコースが2つありましたが、普段の業務でSAMを使う機会がなかったので、実際に手を動かして学べる良い機会となりました。
月額$29というコストはかかりますが、1コース1時間程度のペースで進められ、数日あれば700点に到達できるボリューム感だったので、資格更新を控えている方にはおすすめの方法です。
参考
クラスメソッドオペレーションズ株式会社について
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