「SnowPro Advanced: Architect」に合格するまでにやったこと&試験後の感想 #SnowflakeDB
さがらです。
先日、Snowflakeの上位認定資格である「SnowPro Advanced: Architect」に合格しました!
試験対策として行ったことと、試験後の感想を本エントリにまとめてみます。
参考情報:SnowPro Advanced: Architectに関して
こちらの資格は弊社内ですでに合格者がいて、試験概要~申し込み方法などはこちらのエントリがとても参考になります。
こちらのエントリの情報と違う点としては、私が受験した時(2021/9/26時点)では「問題数65問、制限時間115分、合格ラインは750/1000以上のスコアを取ること」となっていました。
問題がすべて英語なのは変わらずでしたので、問題数が増えるほど辛くなることは容易に想像できました。そのため、「問題数が増えて、かつ合格ラインが上がっているだと!?辛い…」と感じてしまいました。笑
試験までにやったこと
SnowPro Advanced: Architectの試験までにやったことをまとめます。
試験ガイドに沿った公式Docの読み込み
Snowflakeの認定試験は日本語の対策本が出ているわけではないので、基本的に頼れるリソースは公式Docです。
下記の試験ガイドに沿って、関連しそうな公式Docを片っ端から読みました。
一つ例をあげると、「Kafka Connector」ではKafka用のSnowflakeコネクタに記載の5つのトピックについて読みました。(Core試験ではKafka Connectorは試験範囲外だった内容です。)
単語帳の作成
これはSnowPro Core取得時にも実践したのですが、試験は問題から回答まですべて英語のため、英単語帳を作成しました。
TOEICなどとは違う単語が出てきたり、よく見る単語でも技術用語としての意味は異なったりするため、わからない単語をまとめておくことは意義があると思います。
実際私も単語帳としてまとめておいて試験直前に見直したおかげもあるのか、試験中に問題文の意味が全くわからないということはありませんでした!(文脈から推測することは多々ありましたがw)
SnowPro Coreの試験勉強内容の復習
今回受験したSnowPro Advanced: ArchitectはSnowPro Coreが前提の資格であるため、以前受験したSnowPro Coreの内容もざっと見直しました。
具体的には、各テーブルの違い(Permanent、Transient、Temporary、External)、各ビューの違い(Standard、Secure View、Materialized View)など、各オブジェクトでも種類によって出来ることやパフォーマンスが変わってくるので、こういった仕様を抑えておくことはSnowPro Advanced: Architectでも役立つと思います。
試験後の感想
※具体的な内容を記すことは出来ないため、簡単に受験後の感想を述べます。
- 問題について
- 知識だけを問う問題もあれば、状況を与えられて最適なソリューションを選択する問題もあり、問題文量、難易度共に幅広い印象を受けました。
- 問題は難易度に問わず順不同で出されると感じたので、少しでも難しいと思ったら見直し用のチェックボックスに印をつけて後で見直すことをおすすめします。
- 知識だけを問う問題は各コマンドのオプションや、機能の制約など、「そこ出る!?」というレベルの内容も多かったです。関連する公式Docは隅々まで読むことをおすすめします。
- 時間配分
- 85分経過時:一通り65問すべて解き終わり。
- 105分経過時:17/65問に見直しチェックを付けていたので、20分で見直しを実施。10分残して提出。
- 結果
- スコアは「857/1000」でした。
- 750のボーダーに対して余裕があるように見えますが、最後の二択で悩む問題や知識が足りず推測で解いた問題も多かったので、実際余裕はなかったです。
- Advancedというだけあって、Coreよりは間違いなく難しいです。
余談
今回の試験でも「メガネをカメラの前で回して見せてくれ」と言われたのでメガネをくるくる回しました!(Kryterionを用いたオンライン受験は4回目ですが、毎回メガネをくるくるカメラの前で回すよう指示を受けています。)
メガネをかけていてオンライン受験する方は、急に画面が切り替わってメガネを回すように指示されても慌てないように注意を!笑