[アップデート]StepFunctionsからEventBridge経由でプライベートなAPIの呼び出しが可能になりました!

[アップデート]StepFunctionsからEventBridge経由でプライベートなAPIの呼び出しが可能になりました!

Clock Icon2024.12.03

はじめに

今回はStepFunctionsからPrivateなAPIを呼べるようになったアップデートについて紹介します。

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2024/12/amazon-eventbridge-step-functions-integration-private-apis/

https://aws.amazon.com/jp/blogs/aws/securely-share-aws-resources-across-vpc-and-account-boundaries-with-privatelink-vpc-lattice-eventbridge-and-step-functions/

関連アップデート

https://dev.classmethod.jp/articles/privatelink-vpc-endpoint-direct-access-update/

上記ブログでも紹介されている、Resource Gateway/Resource Configurationを使う機能になります。

なにが嬉しいのか

今までStepFunctionsでプライベートなAPIを実行する場合は、直接の呼び出しができないのでLambdaやSQSなど別のAWSサービスを経由して呼び出す必要がありました。これはStepFunctionsでコンピューティングサービスの利用を減らせると思いきや接続先ごとにLambdaが増える原因にもなってたのかと思います。Lambdaが増えると、ランタイムバージョンの更新が面倒になります。

今回のアップデートで以下のようにEventBridge/VPC Lattice経由で直接プライベートなAPIも実行可能になることで、余分に作成していたLambdaを減らし、より本質的な開発に時間を向けられます。

sfn-private-overview-1.png

現在はまだRoute53のパブリックホストゾーンにしか対応していないことが記事でも明記されているので注意は必要です。

対応するリージョン

21のAWSリージョンが対応しています。特に東京/大阪リージョンではすでに利用できます。
Asia Pacific (Tokyo, Osaka, Hong Kong, Mumbai, , Seoul, Singapore, Sydney),
US East (Ohio, N. Virginia), US West (N. California, Oregon), Africa (Cape Town), Canada (Central), Europe (Frankfurt, Ireland, London, Milan, Paris, Stockholm), Middle East (Bahrain), and South America (São Paulo).

やってみての感想

ブログ前半に貼ったAWSブログを真似て4,5時間検証したのですが、現状まだ動作確認はできていないです。今後動作確認できたら追記します。

所感

まだこれからの機能だと思いますが、もし困っていることに心当たりあれば是非試してみてください。

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