イベントレポートの写真を撮る時に考えていること

2020.03.05

直近、Developers.IOでのブログ執筆に関する各種ノウハウを下記シリーズでまとめているのですが、書いていく過程で「イベントレポートの写真撮影」について触れているエントリが無かったな...と思い至りました。

そこで当エントリでは、ここまでイベントレポートをそれなりの量書いてきた自分自身の該当トピックを振り返る意味も込めて、気を付けていることをまとめてみました。

目次

 

イベントの方針に従う

まず何より、イベントで定められている取り決めに従いましょう。内容を鑑みて「撮影禁止」と謳われているのであればそもそも撮影してはいけませんし、セッションの一部内容や登壇者に関して「撮影はご遠慮ください」というアナウンスがあれば、それに従う形で周囲の迷惑にならない形で(写真撮影を)進めるべきです。

 

「シャッター音」「フラッシュ」等のマナーには十分に気を付ける

「勉強会」がITエンジニア・企業の間で一般的なものとなった頃から(それこそ10年前とかから)叫ばれている問題です。参加者の皆さんの嘆きは今の時代でも時折Twitterなどで目にしますし、それらを受けてイベントや主催者の方々が呼び掛けるようになって幾らかは減ってきた感はありますが、まだ「根絶」とまでは行っていないのが現状ではないでしょうか。

おいてめぇ、さっき主催者が「シャッター音には十分ご配慮ください」って言ってたの聞いてなかったのか?"自分のこと言われてるんじゃない"と思ってないか?お前だよ!...おっと、すいません取り乱してしまいました。恐らくは今の御時世、シャッター音を出して撮影する人はこんな思いやSNSでの呼び掛けをそもそも目にしていない・届いていないんだなと半ば諦めてはいます。

イベントや主催者からそういったアナウンスがあった場合はちゃんと従いましょう。撮影する場合はシャッター音の出ない(設定で切替可能な)デジタルカメラ等を用いるか、スマホで撮影する場合は「無音カメラアプリ」等を使って撮るようにしてください。(以下トピックにおける「撮影」は全てこの前提に基づいて行って頂きたい所存)

シャッター音ありでの撮影を繰り返していると、周囲の人は何も言わなくても「こいつさっきからシャッター音うるせえな」とは思っています。

 

撮影機材は問わない

「写真撮影」というトピックに踏み込む際、「ではどんな性能のものが良いのか?」という側面もあるかと思います。

ここについては個人的には、「それなりに撮れれば何でも良い」かなと思ってます。実際今使っているデジカメは2〜3万するコンデジですし、最近のスマホであれば画質について不満を抱く、という事も無いはずです。勿論高性能なものでも何ら問題ないと思いますし、前項「「シャッター音」「フラッシュ」等のマナーには十分に気を付ける」の部分がクリア出来ていれば良い、という考えです。

 

発表内容の撮影

イベントレポートの"肝"はこの『発表内容』なので、最低限この内容が押さえられていれば問題ないかと思います。スライド表示されている場合は定点(参加者として任意の席に座りながら発表を聞く、写真を撮影する事になるので)からの撮影となり、画角的にはアクセントは無くなってしまいますがここは致し方無いでしょう。

また、発表前に登壇者から『このスライドは後ほど公開するので、全てをメモらなくても、撮影しなくても大丈夫です』とアナウンスしてくれる場合があります。この場合、多くはスライド資料をSlideShareやSpeakderDeck等で公開・共有してくれる(そして言ってくれる人はだいたい公開タイミングも早い)ので、要点を押さえた形で撮る...で良いと思います。

発表の無い場合は...悩ましいところですね。「撮影可」となっていれば、周囲の迷惑にならない範囲で撮っていくのが賢明かも知れません。

また、撮影角度によっては内容が見辛く感じてしまう場合もあるかと思います。その場合は以下のようなワザを使って撮影内容を補正するのもありかも知れません。(個人的には逆に"現場感が無くなってしまう"気がして使っていないけど)

 

開催会場の撮影

私個人的には、上記「発表内容」のみならず当該トピックの「開催会場」そのものや雰囲気、またセッション本編以外で起こっていたこと等をピックアップして押さえておくところまで含めてが「レポート」だと考えています。参加レポートを読んで頂いた方から「直接現地に行った気になれました」という感想を頂く事が一番嬉しいです。

あくまでも主役は「発表内容」なのでこちらがメインになっては困りますが、ある程度のアクセントとして開催会場や合間の風景・出来事の写真や説明などもレポートに添えていくのも良いのではないでしょうか。

 

発表者・登壇者の撮影

「発表内容」と合わせて参加者の興味関心を引くのが「発表者・登壇者」。

撮影内容にアクセントを付けるという意味でも、個人的には何枚か「発表内容と登壇者を一緒の画に入れて撮影する」ようにしています。シンプルに登壇ポジションにいる登壇者を合わせて撮るでも良いですし、発表内容に身振り手振りで解説を加えている場面を押さえておくのも良いでしょう。

また、ちょっとかっちりした「レポート」の場合であれば登壇者のワンショットなども必要になってくるかと思いますので、何枚か押さえておくことをオススメします。

※登壇者によっては撮影NGの場合などもあるかと思いますので、そこは状況に応じて従うようにして頂ければ。

 

参加者の撮影

勉強会やイベントレポートに参加している「参加者」の皆さんも、イベントレポートの要素としては欠かせません。

ですが、プライバシーの問題などもありますので、参加者の皆さんを、情報が分かる形で撮影・公開するのは好ましくないと思います。スライド撮影の時に前列に座っている参加者の後頭部が映る事は往々にしてありますが、遠目から判別が付かない程度であればそのままでも問題ないかなーという気はするものの、正面や横顔等が見えてしまうような場合はモザイク処理でぼかすか、思い切って該当部分を画角構成的にカットしてしまうのが良いかなとは思います。

勿論、各参加者の了承を得ている場合であればこの限りでありません。ディスカッションやハンズオン等のレポートならば「動き」や「賑やかさ」を添えるショットとして、レポートの良いアクセントになると思います。

 

その他心掛けていること

撮れるだけ撮る!

イベントレポートを書く段階になって、「あれ?この時のあのカット、誰も撮ってなかった?(結果誰も撮ってなかった)」「この人(発表者)の1ショット、誰か撮ってませんかね?(結果誰も撮ってなかった)」という声を聞くことが割と良くあります。

また、イベントレポートの場合は最低限「発表内容」が撮れていればその役目は果たせますが、いずれの場合もスライド資料の画だけになってしまうとバリエーション・動き的にも単調になってしまったり、物足りなく感じてしまうものです。

後で困る事がないように、イベントの写真については発表内容を含め、様々な対象を様々な角度や切り口で撮れるだけ撮っておきましょう。私自身、色々な勉強会に参加したり、国内・海外カンファレンスに参加する事もありますが、カンファレンス系の場合は1つのイベントで(セッションレポート用のものを含めて)写真を1000〜2000枚撮っていた...というのもザラにあります。

1人で撮るのが大変、という場合には「写真撮影担当」を決めてその人にバシバシ撮ってもらうというのもアリでしょう。海外カンファレンスの場合、基調講演などは発表内容の文字情報も写真も押さえておきたい!ということで役割を分担して後でコンテンツとして(テキストと写真を)マージする、というのは良くやります。

同じ画角・内容でも何枚か撮っておく!

写真撮影を行っていると、撮ってたつもりが撮れてなかった、また、撮ってはいるんだけれどもブレてたりタイミングが悪かったり(人物を撮った際、目を瞑ったタイミングで撮っちゃったとか)というのも良くあります。「使える写真が無かった...」という悲しい事にならないように、ある程度必要なショットについては何枚か押さえておくのが安心です。

 

まとめ

という訳で、個人的に「イベントレポートの写真を撮る時に考えていること」のまとめでした。

写真撮影に関する内容にも関わらず写真が1枚も無いエントリとなってしまいましたが、そこはご了承頂けますと幸いです。