[新機能] Amazon Athenaにキャパシティ予約を使用したSQLクエリができるようになりました

[新機能] Amazon Athenaにキャパシティ予約を使用したSQLクエリができるようになりました

こんにちは。サービス部の武田です。Amazon Athenaであらかじめコンピューティングリソースを確保できるキャパシティ予約機能が追加されました。
Clock Icon2023.04.29

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こんにちは。サービス部の武田です。

みんな大好きAmazon Athenaにキャパシティ予約機能が追加されました。

キャパシティ予約とは

新しく追加されたキャパシティ予約は、使用した分の従量課金ではなく、あらかじめ確保したコンピューティングリソースに対して時間単位で課金されます(後述)。これにより毎月の料金が予測可能になります。また専用のコンピューティングリソースを常時稼働させるため、低レイテンシーおよびキューイングなしで重要度の高いクエリが実行可能になります。

料金について

キャパシティはデータ処理ユニット(DPU)という単位で購入し、1DPUは4vCPUと16GBのメモリを提供します。東京リージョンの料金は、 $0.43/1DPU per hours です。キャパシティの購入は 最小24DPU で、4DPU単位で追加できます。また 最小8時間の料金が発生し、その後1分単位で課金 となっています。

つまり、 $0.43 * 24 * 8 = $82.56 が最低料金となります。実際に利用する際には注意しましょう。

マネジメントコンソールで確認

Athenaのページにアクセスすると、サイドメニューに「キャパシティ予約」があります。

「キャパシティ予約を作成」をクリックすると、キャパシティ予約の名前やDPUを入力します。

作成した予約は、申請後しばらくするとアクティブとなります。アクティブになったキャパシティ予約はワークグループと紐付けて利用できます。

まとめ

サーバーレスで従量課金というのがAthenaのメリットです。一方でコストを予測するのが難しいという課題をもつユーザーもいるようです。キャパシティ予約はプロビジョニングした容量に対して料金が発生するため予測可能となります。

キャパシティ予約は、Athenaの利用料金が月$100を超えてきた際に検討するとよいようです。Athenaをハードなワークロードで使用している方は検討してみてはいかがでしょうか。

参考URL

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