Alteryx v11.7：『地理情報』関連ツールの機能概要＆ブログエントリまとめ #alteryx

「カスタマーストーリー」を支えるツール特集

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しんや

2017.12.12

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Alteryxのワークフローを構成する「ツール」群は、バージョンを追う毎にその種類が増えて来ています。その数251種類(2017年12月、v11.7現在)。非常に数も多く内容のバリエーションに富んでいる為、全容把握はなかなかに大変です。そこで当エントリでは、その中から「地理情報」に関する処理を行うツール群について処理の概要や関連ドキュメント・また関連しているDevelopers.IOのエントリに関する情報についてまとめてみました。

・当エントリは、下記まとめエントリの「子エントリ」となります。 Alteryxで何が出来るのか – 実行可能全タスク251種概要紹介＆リファレンスまとめ(2017年12月改訂版) #alteryx ｜ Developers.IO

Spatial(地理情報)

空間データ操作、処理、およびオブジェクト編集ツール等を提供しています。

アイコン	ツール名	用途・用例
	Buffer (バッファ)	任意のポリゴンまたはポリラインの空間オブジェクトを取得し、ユーザーが指定した値で範囲を拡張または縮小。
		・Buffer Tool
		(※関連エントリはまだありません)
	Create Points (ポイント作成)	X座標（経度）とY座標（緯度）を含む入力フィールドを指定することによって、ポイント型空間オブジェクト(Spatial Object)を作成。
		・Create Points Tool
		・Alteryxで商圏に入ってるけど一番近くではない店を探す｜ Developers.IO ・AlteryxのSpatial Object入門｜ Developers.IO ・Alteryx Inspire 2017 : 【レポート】空間分析入門 #alteryx17 ｜ Developers.IO
	Distance (2点間の距離を計算)	2組の空間オブジェクト間の楕円形の直接的なポイントツーポイント、ポイントツーエッジ、またはドライブ距離を計算。(※利用可能な距離計算関係は3種類)
		・Distance Tool
		・Alteryx Inspire 2017 : 【レポート】空間分析入門 #alteryx17 ｜ Developers.IO
	Find Nearest (近傍探索)	1つのファイル内の空間オブジェクトと2つ目のファイル内のオブジェクトの間の最短距離を特定。
		・Find Nearest Tool
		・Alteryxで商圏に入ってるけど一番近くではない店を探す｜ Developers.IO ・Alteryx Inspire 2017 : 【レポート】空間分析入門 #alteryx17 ｜ Developers.IO
	Generalize (ポリゴン情報のスリム化)	ポリゴンまたはポリラインを構成するノードの数を減らして、元の空間オブジェクトのレンディションを簡単にします。
		・Generalize Tool
		(※関連エントリはまだありません)
	Heat Map (ヒートマップ)	与えられた情報を元に、地図上にヒートマップを作成。
		・Heat Map Tool
		(※関連エントリはまだありません)
	Make Grid (グリッド情報の作成)	指定された空間オブジェクト（ポイントまたはポリゴン）を取り、空間オブジェクトに基づいてグリッドを作成。
		・Make Grid Tool
		(※関連エントリはまだありません)
	Non Overlapping Drivetime (重複しない運転エリアの算出)	ポイントファイルに対して、重複しない運転時間のエリアを作成。(※このツールは、別個のデータインストールとライセンスが必要です)。
		・Non Overlapping Drivetime Tool
		(※関連エントリはまだありません)
	Poly-Build (ポリゴンデータの作成)	空間点オブジェクトのグループを取り、ポリゴンまたはポリラインを特定のソート順で描画・作成。
		・Poly-Build Tool
		(※関連エントリはまだありません)
	Poly-Split (ポリゴンの分割)	ポリゴンまたはポリラインオブジェクトをコンポーネントのポイント、ライン、またはリージョンオブジェクトに分割。
		・Poly-Split Tool
		(※関連エントリはまだありません)
	Smooth (ポリゴンを丸める)	オブジェクトを構成する線に沿ってノードを追加することによって、ポリゴンまたはポリラインオブジェクトの鋭角を丸めます。
		・Smooth Tool
		(※関連エントリはまだありません)
	Spatial Info (空間情報の取得)	空間オブジェクトに関する表情報を抽出。エリア、空間オブジェクト、パーツ数、ポイント数、重心緯度/経度座標などの属性が得られます。
		・Spatial Info Tool
		・Alteryx Inspire 2017 : 【レポート】空間分析入門 #alteryx17 ｜ Developers.IO
	Spatial Match (空間マッチ)	空間オブジェクトの2つのセット間の空間的関係（包含、交差、接触など）を判定。
		・Spatial Match Tool
		・Alteryxで商圏に入ってるけど一番近くではない店を探す｜ Developers.IO ・AlteryxのSpatial Object入門｜ Developers.IO
	Spatial Process (空間処理)	シンプルな単一ツールから高度な空間オブジェクト編集を実行。複数のオブジェクトを結合したり、入力テーブルの空間オブジェクトをカットすることが出来ます。
		・Spatial Process Tool
		(※関連エントリはまだありません)
	Trade Area (商圏エリアを作成)	指定されたポイントオブジェクトの周りの領域を作成。
		・Trade Area Tool
		・Alteryxで商圏に入ってるけど一番近くではない店を探す｜ Developers.IO ・AlteryxのSpatial Object入門｜ Developers.IO ・Alteryx Inspire 2017 : 【レポート】空間分析入門 #alteryx17 ｜ Developers.IO

Address(住所)

アドレスカテゴリに含まれるツールには、メーリングリストを標準化し、9桁の郵便番号レベルにジオコードする機能が含まれています。(※これらのツールには特別なライセンスが必要であり、米国のデータ特有のものとなります)

アイコン	ツール名	用途・用例
	CASS	入力アドレスファイルを取り込み、USPSコーディング精度サポートシステムと照合。
		・CASS Tool
		(※関連エントリはまだありません)
	Parse Address	番地番号、方向（S、NWなど）、市街地名、接尾辞（ST、RD、BLVD）などの住所の構成要素に分割。
		・Parse Address Tool
		(※関連エントリはまだありません)
	Reverse Geocoder	TomTom Reverse Geocoder APIからデータを照会してダウンロードすることにより、緯度と経度の位置を調整。
		・Reverse Geocoder Tool
		(※関連エントリはまだありません)
	Street Geocoder	地理座標を入力アドレスに関連付けて、場所を特定し、地理情報ベースの分析を実行。
		・Street Geocoder Tool
		(※関連エントリはまだありません)
	US Geocoder	Alteryxのジオコーディング製品群（CASS、Street Geocoder、およびUS ZIP + 4 Coder）を使用して顧客ファイルをジオコーディング。(※このツールは現在、米国の住所でのみ動作します)
		・US Geocoder Tool
		(※関連エントリはまだありません)
	US ZIP9 Coder	地理ベースの分析を実行することをユーザに可能にする、入力ZIP9（また、ZIP + 4としても知られる）アドレスファイルのコードと地理座標を関連付ける。
		・US ZIP9 Coder Tool
		(※関連エントリはまだありません)