Challenge #6: Spatial Route 〜空間ルート(移動ルート)の集計〜 Alteryx Weekly Challenge

2018.10.31

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DI部の兼本です。

Alteryx Communityでは毎週課題が与えられ、条件を満たすワークフロー作成に挑戦できるWeekly Challengeというコンテンツがあります。 当ブログでも挑戦した成果を発表するWeekly Challengeシリーズが盛り上がっていますので、私も乗っかります。

今回は、なぜかスキップされてた「Challenge #6: Spatial Route」に挑戦します。

問題内容

Challenge#6のお題は、営業担当が移動した距離の集計です。

アメリカ国内を移動する営業担当がそれぞれどのくらい移動しているのかを空間データを使って集計してみます。 インプットファイルには営業担当ごとの出張した地点と移動した順序が含まれています。

上記インプットファイルを、下記の形でアウトプットすることがゴールです。

購買実績の商品をタイプ分けし、該当の購買パターンを集計することが今回のポイントとなります。それでは、早速実践していきます。

実践!

まずは地点情報を元に移動経路をポリラインとして作成します。 ポリゴンの作成には「ポリビルド」ツールを使います。

設定はこんな感じ。 今回は必要な情報が全て揃っているので、プロパティ設定するだけですね。

実行したところ、以下のような結果を得ることができました。

あれ?これ、終わりじゃね?

空間情報の取得

ここまでできたら、あとは作成したポリラインから必要な情報を取得するだけです。Alteryxには「空間情報」ツールというそのものズバリなツールが用意されています。

というわけで、作成したポリラインに「空間情報」ツールを接続して、取得できる情報の一覧から「長さ(マイル)」を選択します。

お題に合わせるため、移動したマイルが多い順に表示します。 「ソート」ツールで「LengthMI」を降順に並べ替えてあげれば、今回のお題は終了です。

おわりに

Weekly Challengeには難易度が設定されていますが、今回挑戦したWeekly Challenge#6はIntermediateレベルでした。空間情報の扱いは難しそうなイメージがありますが、Alteryxには色々なツールがあるので、意外と簡単にやりたいことができちゃいます。未挑戦の方はぜひチャレンジしてみてください。

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