Lookerベスト・プラクティス:Lookerで成功するための5つのヒント #looker

Lookerではトピック毎のベストプラクティスを個別にドキュメントやナレッジベースとしてまとめています。当エントリではその中から、『Lookerで成功するための5つのヒント』と題した、Lookerを展開していく上で役に立つポイントをまとめた内容についてご紹介したいと思います。

目次

 

ヒント1:チームを教育する

まずはじめに、そして最も重要なものとして『Lookerトレーニング』について学びましょう。これらのトレーニングを組織内のLookerユーザーが早期に&頻繁に共有していくことで、Lookerをプロジェクトに導入していくための下準備が整います。

 

ヒント2:直感的なコンテンツを構築する

エクスプローラ(Explore)やダッシュボードがより直感的になればなるほど、ユーザーがより良い形でセルフサービス分析出来るようになります。

e-ラーニングの『Building Explores Users Will Love』を受講しましょう。

そして、古いコンテンツを削除し、定期的に「データガバナンス会議」を開催することでチームの状況をクリーンに保つことが出来ます。

最後に、『i_looker』機能を使い、削除対象についてデータ駆動型の決定を行います。

 

ヒント3:サポートネットワークを構築する

組織全体でLookerの『大使(ambassadors)』を選出することは、ユーザーのサポートネットワークを構築するための優れた方法の1つです。

この『大使』は、多くの場合、エンドユーザーグループを代表する利害関係者でもあります。質問への回答を支援し、各チーム内での採用を促進出来ます。組織の潜在的な大使を特定する方法を探しているのであれば、iLookerを使用して、Lookerの使用データが最も高い人を調べることも出来ます。

『大使』を配置したら、彼等の"長所"に応じて以下の1つ以上を所有させることを検討してみてください。

トレーニングの支援:

「Looker強化プラン」を作成することに加え、「Looker e-ラーニングコース」や独自の短いビデオを幾つか作成すると良いでしょう。

特に役立つ傾向があるものとしては、『[あなたの会社]でLookerをはじめよう』のような、ユーザーグループに関する主要なワークフローの概要を説明している動画です。

ビジネスユーザーのサポート:

これらは以下を含みます。

  • Looker固有のSlackチャンネルまたはEメールエイリアスを使用し、質問に答える。
  • 開発された新しいコンテンツやLookerの新機能について、全てのLookerユーザーに定期的にメールを送るMLを設定。

  • 組織のLookerホームページの「リンク」セクションに、以下の内容を追加。

  • 通常の営業時間内や四半期毎に時間を設けるなどして、ユーザーとの直接の質疑応答を行う機会を持つ。

管理の支援:

これはどちらかというと非常に高度で技術的な人向けのものとなります。追加のLookerトレーニングにより、『大使』はモデル開発とエンドユーザーの権限設定を支援出来るようになります。

 

ヒント4:ユーザーに適切なアクセス権を付与する

ユーザーに最も適切なアクセス権を与えることは、インスタンスをクリーンで有用な状態に保つのに大いに役立ちます。

詳細については以下ドキュメントをご参照ください。

 

ヒント5:LookerのAPIを使用して『データディクショナリ』を作成する

エクスプローラ内で全てのフィールドの『データディクショナリ』を作成すると、開発者がモデリングレイヤーに配置するロジックを追跡していくことが出来ます。

これを使って、数千のフィールドがある場合、必要なフィールドを検索してそれらが何であるかを素早く把握出来るようになります。(注意) データディクショナリを作成するには、値をホストする内部サイトが必要です。Wikiページを活用出来ます。

 

(ボーナス)避けるべき幾つかのこと

Lookerは非常に強力なツールです。エンドユーザーにとって"紛らわしい"環境を作成することも出来てしまいます。以下、セルフサービス及び成功の『妨げ』となる一般的な落とし穴を紹介します。

 

落とし穴1:閲覧可能なエクスプローラ(Explore)の数が多すぎる

全てのユーザーがインスタンス内の全てのエクスプローラ(Explore)を見ることが出来るという状況は、混乱を招く可能性があります。ユーザーが自分の仕事に必要なものだけにアクセス出来るようにしておきましょう。ニッチなエクスプローラ(Explore)があるならば、それらを必要としないユーザーからは隠すことを検討してください。

 

落とし穴2:1個の巨大なエクスプロラー(Explore)を使う

1個の巨大なエクスプローラ(Explore)で全てを賄おうとすると、コンテンツの過負荷と混乱を招きます。

ディメンションに名前を付け、実際に意味のあるものを測定することが重要です。明確かつ具体的な名前を付けることでより良い結果が得られます。更に、エンドユーザー向けにフィールドピッカーをより適切に整理するため、必ずグループラベルとビューラベルを使用してください。

 

落とし穴3:ユーザーがコンテンツを保存する『方法』と『場所』に関するルールを設けていない

利用しているインスタンスにこの様なルールを設けていない場合、コンテンツが冗長になり、メンテナンスも困難となり、結果として長期にわたる混乱が発生します。ユーザーがコンテンツを保存する方法と場所についてガイドラインを設定し、全員が同じページにアクセス出来るようにしましょう。

 

その他参考資料

より詳細な情報については、昨年開催された『JOIN 2018』で発表された以下セッション内容を参考にすると良いでしょう。

ユーザーガイドやヘルプセンター等も活用出来ます。

 

まとめ

というわけで、Lookerにおける『Lookerで成功するための5つのヒント』のご紹介でした。

メインの『5つのヒント』は勿論役に立つ内容でしたが、『避けるべきポイント』についてもついついハマってしまうところなのでここについても気を付けて行きたいところですね。定期的に見直す機会を設けて、"悪手"な状況になっていないかをチェックしておきたいところです。