Tableau 2018.1 新機能紹介:ツールヒントVizの改良 #tableau

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Tableau製品は現在バージョン2018.1がベータ版として試用可能な状態となっています。v2018.1ベータ版試用終了の旨が通知されていたのでもうじき正式リリース版も利用可能となる事が予想されますが、当エントリではそんなTableau 2018.1バージョンの機能を正式版リリースを前に少し先取りしてご紹介してみたいと思います。

当エントリで紹介する内容は『ツールヒントVizの改良』です。

ツールヒントVizの改良

当エントリで紹介するトピックは、v10.5で新登場した下記の『Viz on Tooltip(ツールチップ内にVizを表示)』に関するアップデート・改良のお知らせとなります。

従来のツールチップでは文字情報しか表示出来ていなかったのですが、v10.5で登場したこの機能により、マウスオーバーした際にポップアップ表示されるツールチップの中に、更にグラフ(Tableau用語的には"Viz")を埋め込んで表示出来るようになりました。

ツールヒントに用いたVizを"隠す"事が出来るようになりました

Viz in Tooltipに用いた『ツールチップ内表示対象となったViz』は間接的には参照するものの、ユーザー視点で見ると直接そのVizを触ることは無いため、ワークブックやダッシュボードでは選択可能となっている必要は無いといえば無い、という状況でした。2018.1ではこの対象となったVizを"隠す"事が出来るようになっています。

動作検証用にサンプルVizを作ってみましょう。扱うデータは毎度お馴染みスーパーストアサンプル。都道府県別の利益をマップで作成し、

もう一つは売上の四半期毎の遷移を棒グラフで表現してみました。こちらは都道府県等カテゴリ情報で絞るということは特に行っていません。

Viz in Tooltipの埋め込みを行う側(『都道府県別:利益』ビュー)の『ツール』カードを選択し、埋め込まれる側のビュー(『売上遷移』)を指定します。

すると、以下の様な埋め込みコードが生成&挿入され、

このように自動で、選択した内容で埋め込まれたVizの内容を絞り込み表示し、グラフを描画してくれます。

で、本題はここから。Viz in Tooltipで埋め込まれた形になると、対象のビューを選択した際に表示されるメニューに『非表示』の項目が現れるようになります。ここで『非表示』を選択すると、

以下のように埋め込まれた側のビュー(『売上遷移』)のタブそのものが表示されなくなりました。

この状態を戻す場合は、埋め込む側のビューで設定・挿入したコード部分を除去することで自動的に復元します。

まとめ

以上、Tableau 2018.1バージョンの新機能『ツールヒントVizの改良』のご紹介でした。

当エントリで紹介したこの機能、一見すると地味なものではありますが、ワークブック内のビューが増えて行った時の事を考えると、敢えて表示させる必要のないビューをこの様な形で隠しておけるというのは嬉しいポイントとなるのではないでしょうか。

Tableau 2018.1バージョンの新機能については以下のシリーズで適宜その内容をご紹介して行きたいと思います。