Tableau Prep 2019.1 新機能:逆ピボット(行から列)が可能に #tableau

リバーーーーース!!!
2019.01.18

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はじめに

こんにちは。

DI部@大阪オフィスのtamaです。

気づいたらTableau Prep 2019.1がリリースされていました。いや、「『気づいたら』ってどんだけいい加減やねん!」って感じなのですが、ふと気がついたらリリースされてたんだからしょうがないですよね。

※2019年1月10日にリリースされております。

というわけで、今回は2019.1.1の新機能の一つ「逆ピボット」をご紹介します。

今までもできたピボット

「逆ピボット」の前に、そもそも今までできた方のピボット(列から行)についておさらいしておきましょう。一言でいうと、列と行を入れ替える処理になります。実際に見てみましょう。

データを用意

ちなみにこのデータはWikipediaから持ってきただけなので、正確ではない可能性があります(仙女とか、もう少しいたような)。

Tableau Prepで読み込み

上記のデータ(Excelファイル)を指定します。

ピボット処理を追加

プラスマークをクリックして「ピボットの追加」を選びます。

すると、ピボット処理の設定画面が出てきます。ここで「行に変換したい列」を下記画像のようにドラッグします。

それぞれの列が表に変換されました。これが今までもできたピボットです。

2019.1からできる「逆ピボット」

今までできたピボットの逆ができるようになりました。つまり「行から列」に変換することができます。実際に見てみましょう。

先程のデータを使用

わかりやすいように、カラム名を変えます。

もう一つピボット処理を追加

先程ピボットしたものに、再度ピボットを追加します。そして、下記画像を参考にピボットの種類を切り替えます。そう、ここで逆ピボットを選ぶんです

行から列へ

列にしたい行と、それに伴って集計したい値を、それぞれドラッグします(今回はデータの関係上、集計されることはないですが)。

はい、列から行に変換できました。ピボット→逆ピボット、と処理をやったので、最初のデータの形に戻りましたね(最高に意味がないフローができました)。

おわりに

「列から行」に比べて使用する頻度は少ないかもしれませんが、作りたいビューによっては「行から列」がほしい時もあると思います。そんな方には良い機能となるかと!