【2019年】AWS全サービスまとめ その6(マネジメントコンソールの一覧にないサービスたち)

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こんにちは。サービスグループの武田です。

この記事はAWS全サービスまとめ2018 | シリーズ | DevelopersIOの2019年版 その6 です。

非常にたくさんあるAWSのサービスを自分の勉強も兼ねてざっくりまとめてみました。「結局このサービスってなんなの?」という疑問を自分なりに理解するのが目的です。

今回はマネジメントコンソールを開き、「サービス」の一覧をもとに一覧化しましたが、関連サービスとメニューが統合されているサービスも少なくありません。そのため、 Auto ScalingElastic Load Balancing など非常にメジャーなサービスが一覧にありませんでした。その6ではドキュメント一覧をベースとして、1〜5になかったサービスのうち、おさえておきたいものをピックアップしてまとめました(プレビュー版のものは含めていません)。

まとめるにあたって、次のドキュメントや、弊社の多数のブログを参考にしました。

AWS ドキュメント | AWS

AWS | Developers.IO

コンピューティング

Amazon EC2 Auto Scaling

自動的にEC2インスタンスを起動または停止するように設定できるサービス。ユーザー定義のポリシー、スケジュール、ヘルスチェックを条件として設定できる。マネジメントコンソールはEC2に統合されている。

VMware Cloud on AWS

VMware SDDC(Software Defined Data Center)スタックを、AWSのベアメタルインフラストラクチャ上で実行できるオンデマンドのサービス。オンプレミスおよびAWSクラウドで、vSphere、vSAN、NSX、vCenterなどの同じVMwareツールを使用できる。

ストレージ

Amazon EBS

正式名称は Amazon Elastic Block Store で、AWSクラウド内でEC2インスタンスと組み合わせて使用できる、永続的なブロックストレージボリューム。AZ内で自動的にレプリケート、プロビジョンドIOPSによる高スループット、スナップショット、暗号化、動的な容量の拡張といった機能を備えている。マネジメントコンソールはEC2に統合されている。

データベース

Amazon SimpleDB

表舞台から姿を消したNoSQLデータベースサービス。有識者によると、EMRの裏側で現在も利用されており、Eclipseのプラグイン経由で簡単にテーブルの中身を参照できたりするようです。

移行と転送

AWS Import/Export

Snowballの前身にあたるオフラインデータ転送サービス。データを格納したストレージデバイスを送付することで、大容量のデータをS3にインポート/エクスポート、あるいはEBSにインポートできる。一般的にS3にデータをインポートする場合は、Snowballを使用するほうがより高速で安価のため推奨されている。GUIは用意されておらず、代わりにツールが提供されている

AWS Schema Conversion Tool

データベースエンジン間で既存のデータベーススキーマを変換できるサービス。変換先のデータベースはRDSだけでなく、Redshiftもサポートされている。GUIは用意されておらず、代わりにツールが提供されている

AWS Snowball Edge

Snowballの上位プランにあたるサービス。容量の増加、接続エンドポイントの追加、より高速なデータ転送、クラスタリングによる水平スケーリングなど機能が拡張されている。

AWS Snowmobile

Snowballファミリーの最上位プラン。セミトレーラートラックが牽引する長さ14mの丈夫な輸送コンテナで、1台あたり100PBまで転送できる。

ネットワークとコンテンツ配信

Elastic Load Balancing

EC2やECSの複数のターゲット間で、アプリケーションのトラフィックを分散するロードバランササービス。登録されているターゲットの状態をモニタリングし、正常なターゲットのみにトラフィックをルーティングする。L7の Application Load Balancer 、L4の Network Load Balancer 、旧型の Classic Load Balancer が提供されている。マネジメントコンソールはEC2に統合されている。

管理とガバナンス

AWS Health

Health(API)はAWSリソース、サービス、アカウントの状態をリアルタイムで可視化する、Personal Health Dashboard(PHD)の基盤となるサービス。

機械学習

TensorFlow on AWS

MXNet、TensorFlow、Caffe2、PyTorch、Theano、CNTK、KerasなどがプリインストールされたDeep Learning AMIが提供されている。 これを利用することで、短時間で簡単にクラウド内での深層学習の使用を開始できる。

セキュリティ、アイデンティティ、コンプライアンス

[New] AWS Firewall Manager

AWS WAFを一元管理できるセキュリティ管理サービス。多数のAWSアカウントや環境において、WAFを横断的に適用することが可能となる。なお利用には、AWS Organizationsの利用が前提となっている。

【新機能】AWS Firewall Managerを使ってみた | DevelopersIO

[New] Amazon WAM

正式名称は Amazon WorkSpaces Application Manager で、WorkSpacesへのアプリケーションの配布と管理を行えるサービス。インストールの必須/任意やアップデートの自動/手動など制御でき、セキュリティやコンプライアンスの維持に活用できる。マネジメントコンソールはWorkSpacesに統合されている。

ゲーム開発

Amazon Lumberyard

AWSおよびTwitchとの連携機能を備えた、クロスプラットフォームAAAゲームエンジン *1。Cloud Canvasを利用してクラウド接続機能を簡単に実装でき、またGameLiftとも統合されているためデプロイ・スケールも容易に実現できる。なお執筆時点でベータ版です。

SDKとツールキット

[New] Amazon Corretto

Amazonが提供するJava SE標準互換のOpenJDKディストリビューション。無償、長期サポート、マルチプラットフォーム、JCK(Java Compatibility Kit)による互換性の証明といった特徴がある。

マルチプラットフォームで利用可能なOpenJDKのAmazon Correttoが発表されました! | DevelopersIO

まとめ

マネジメントコンソールの一覧にはないサービスたちをその6としてまとめました。他のサービスと統合されているもの、ツールとして提供されておりメニューにはないものが見られました。また、これまでは上部のメニューからのみ遷移できるサービスも多くありましたが、それらはサービス一覧に追加され見つけやすくなりました。

全6回に渡ってまとめた「AWS全サービスまとめ」もこれでおしまいとなります。2018年版のアップデートということで見直しましたが、増えたサービスもあれば消えたサービスもあり感慨深いです。来年はどうなっているでしょうか。

それでは、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

脚注

  1. トリプルエー。ゲーム業界の用語で大規模な開発・開発費用のゲームという意味。