[新機能]AWS Elastic BeanstalkがAmazon Route 53のALIASレコードの対象になりました

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はじめに

地味なアップデートもちゃんと抑えておこうシリーズです。今回ご紹介するのはこちら。

どんなアップデートなのか

Amazon Route 53の特徴的な機能の一つとしてALIASレコードがあります。詳細はこちらの記事をご参照ください。これまでALIASレコードが設定可能なAWSリソースはCloudFront、S3、ELBでした。今回のアップデートで、Elastic Beanstalkに対してALIASレコードが設定可能になりました!

Route_53_Management_Console

現時点で利用可能なのはオレゴン(us-west-2)リージョンのみ。その他のリージョンも間もなく利用可能になるとのこと。

このアップデートにより、Elastic Beanstalkで新しく作った環境にはリージョンのPrefixが付与されるようになりました。既存環境は変更されません。

オレゴンでElastic Beanstalkで環境を作ると、以下のように「us-west-2」が付与されたドメイン名が設定されます。

smokeymonkey-env_-_Dashboard 3

まだアップデートが適用されていない東京(ap-northeast-1)リージョンで新しい環境を作っても、リージョンのPrefixは付与されません。アップデート適用後には「ap-northeast-1」が付与されたドメイン名が設定されるようになります。

smokeymonkey-env_-_Dashboard

さいごに

この記事を書いた都元は、記事中にこんなコメントを書いてました。

個人的に、Elastic Beanstalkが利用しているホスト名に、早いとこ対応して欲しいと思っています…。

良かったね都元さん!