[re:Invent2017] とっさの事故にも困らないために 〜パスポート遺失編〜 #reinvent

2017.11.27

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概要

re:Invent への参加のように、集団で行動していると思わぬ事故に遭遇することがあります。

ここでは「ラスベガスの空港に到着し機から降りた直後、機内に搭乗券とパスポートを置き忘れたことに気付いた。皆は既に手荷物受け取り場へ移動を始めている」というケースを想定して、その時にどのようにしていたら困らないかをシミュレーションしてみたいと思います。

場面 1 : 気付いた直後

すぐ気付いたのなら即行動に移します。その際、団体行動中の鉄則として、周囲の同行者に簡潔に状況を知らせることを忘れないでください。

また、チャットなどで連絡することになっていたなら、なるべく時間をおかずに報告することが求められます。海外へ移動すると普段と同じようにスマホが使えないこともあると思うので、なるべく早い段階で通信可能にするようにしましょう。

場面 2 : 乗ってきた機のゲートまで戻る

運が良ければまだ添乗員が残っていて、機内を調べてもらえるかも知れません。

その際はなるべく焦った顔をして話しかけると、相手もプロなので状況を察してもらえる可能性が高くなります。

そのときに必要な情報は「どのシートに座っていたか」を伝えることです。航空会社によっては モバイルアプリ があったりしますし、iOS の Wallet のような、チケット類をまとめて登録するアプリ・機能も上手く使って、素早く正確に伝えられるようにしてあるとよいでしょう。

こういった形式で搭乗チケットの情報が残っていると、チケットを撮影した画像より「持ち主である」ということを主張しやすくなる効果もありそうなので、事前に準備しておいて損はないかと思います。

下の例は、例えば Wallet に登録した場合です。

画像では念のためモザイクをかけましたが、今回のケースではシート番号が特に重要でした。

今回は問題なく発見でき、特にトラブルなく本人確認や受け渡しも完了したとします。

場面 3 : 無事見つかった後の再合流

問題が解決したら、まずは何をおいても同行者へ報告しましょう。ここでもスマホが威力を発揮しますね。

他のひとたちは手荷物受け取りに向かったはずなので、「Baggage claim」の掲示を頼りにターミナルを移動しましょう。 この単語を覚えて無くても、掲示にはカバンのアイコンが添えてあるでしょうし、最初に「バッグ」って書いてあるからきっと分かると思います。

場面 4 : ラスベガス空港の Baggage claim は場所が分かりにくい

実はラスベガス空港(マッカラン国際空港)の手荷物受け取り所は、多少分かりにくいところにあります。

それでも掲示を元に進めばたどり着きますが、航空会社によってはそこから列車に乗って移動しなくてはなりません。

航空会社別にレーンが分かれているので、ちゃんと自分がどの航空会社で移動してきたのか、把握しておきましょう。

なおここでもスマホは大活躍です。ラスベガス空港のことを知らなければ「手荷物受け取りに列車に乗る」というところまで頭が回らないかも知れません。乗った結果よく分からないところに連れて行かれると二次災害が発生しますので、ちゃんと確認を取ってから乗車すべきでしょう。 

場面 5 : Baggage claim に着いた後

タイミングによっては、皆は荷物を受け取って移動を開始しだす頃かも知れません。

ツアーで移動するのであれば、預け入れ荷物には必ずツアー会社のタグが配られるかと思います。このタグを頼りに代わって荷物を受け取り、待機していてくれるかも知れません。

ロストバゲージも怖いですし、タグは必ずつけるようにしましょう。

まとめ

普段と違う場所、普段と違う団体行動では、思わぬヒューマンエラーが発生しがちです。起こさないよう気をつけるのは当然として、渡航先の通信事情や Wi-Fi ルータの用意、アプリのインストールなど、事態を最小限に抑え素早い解決に導くために、出来る準備はできるだけ行っておくようにしましょう。

最後に

大変ご迷惑おかけしました!