【レポート】CES2019 – Part3 【ペットとIoT】

2019.02.12

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バンクーバーの塩谷です。 CES2019レポートPart3となります。

【レポート】CES2019 – Part1 【レポート】CES2019 – Part2

Part3ではペットに関するIoT製品をレポートしたいと思います。 なぜペットにフォーカスするかというと。。。犬が好きだからです!我が家にも犬がいるので、どのような製品があるかとても興味があります。

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まずは、『DOGNESS』という企業ブースへ行きました。ケースの中にはリードがずらりと並んでいます。 こちらは「SMART RETRACTABLE LEASH」という製品で、もともとある製品(RETRACTABLE LEASH)をさらに改良(IoT)した製品のようです。

詳しいお話を聞いたところ、このリードにはConvenience box(ドギーバッグやおやつ、鍵などを入れることができる小さなボックス)、LEDライト、Bluethoothスピーカーがついているとのことでした。スピーカーでは音楽を聴いたり、電話をとることもできるようです。 無いなら無いで気になりませんが、あったら便利なものばかりですね。犬と散歩をする人の気持ちがよく分かってるな...と思いました。

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あとはこちらの製品、Smart iPet Robotです。以下の機能があるようです。 ・カメラ搭載 ・マイクロフォン搭載 ・おやつを遠隔操作であげることができる ・遠隔で犬と遊べる(レーザーポイント) 据え置きのペットカメラと違い、iPet Rbot自体が動くことができるので遠隔から360度確認ができるとのことでした。

Exbitorの方がテキサスのオフィスに置いてあるというiPet Robotをappから操作してくれ、説明してもらった内容を一通り見せてもらいました。多機能で素晴らしいと思います!(机の上のiPet Robotを操作していたのですが、机から落ちそうでヒヤヒヤしてしまいましたが。。。遠隔操作をする前に、動かす練習をした方が良さげです。)

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つぎは、 『waggit』のブースです。 ぬいぐるみがつけている首輪はSmart dog collarという製品で、犬の健康状態、バイタルサインなどをモニタリングできます。

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各種情報はアプリから確認できます。人が使うウェアラブル端末とほぼ変わらないですねぇ。 個人的に「positions」が面白いなと思いました。我が家の犬のpositions、気になります。

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最後は、『tractive』です。

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こちらは、「GPS Tracker」という製品です。 その名の通りGPSでペットの位置情報を確認できるというもので、ペットがどこにいるか正確な位置を確認するトラッカーです。犬用のGPS Trackerは首輪タイプではなくて、首輪に取り付けるタイプなのでずっとつけていなくても良いし、サイズを気にすることなくどんな首輪にもつけることができるようなので楽&便利だと思います! こういうタイプのGPS Tracker、欲しかった。。。

ほかにも給餌機、給水器、ペットと一緒に遊ぶ用のロボットなど様々なペット用のIoT製品がありました。 (と言っても、他の分野に比べるとかなりペットIoTは少なかったです) 犬の情報をスマホで確認できるって、知ってはいましたがやっぱりとてつもなく便利ですよね。例えば家を留守にしていても、ペットカメラがあればいつでも確認ができるし、健康状態のモニタリングを毎日行っていればいざ何かあって動物病院に行ったときに獣医さんにスマホを見せて説明すれば詳細を伝えることができます。 ペット用IoT製品のおかげで、オーナーもペットもより良い快適な生活がおくれることができていると思います!

Exbitorの方にいろいろとお話を聞くことができ、さらに自分では気づいていなかったポイントを知ることができてとても有意義な時間でした。みなさん共通しているのは、やはり犬や猫が大好きなんだなと...!今後もペットIoTには注目していきます。( ・∀・)b

(余談ですが...2社ほどペットIoT製品の有名な企業が出展していたのですが、タイミングが悪すぎてブースに行ってもお話を聞くことができませんでした〜!!!!!)(残念)

以上、CES2019レポートPart3【ペットとIoT】でした!