
Claude Code v2.1.156〜v2.1.158の主要アップデート
クラウド事業本部の石川です。Claude Code の v2.1.156 〜 v2.1.158(2026-05-28 〜 2026-05-30)のアップデートをまとめてご紹介します。
アップデートサマリー
本記事では npm に公開されていないv2.1.155(欠番)を除き、3 バージョン(v2.1.156 〜 v2.1.158、2026-05-28 〜 2026-05-30) を対象としています。
.claude/skills 配下のプラグイン自動ロードや Auto モードの対応基盤拡張といった新機能に加え、Opus 4.8 まわりの安定性修正、IDE・ターミナル連携やワークツリー運用に関する多数の不具合修正が中心となっています。変更の大半は v2.1.157 に含まれ、v2.1.156 は Opus 4.8 の重要な修正、v2.1.158 は Auto モードの対応基盤拡張という位置づけです。起動バナーやヒントトーストの削除はありますが、破壊的変更および非推奨化はありません。
注目のアップデート
- 新機能:
.claude/skills配下のプラグインがマーケットプレイス不要で自動ロードされるようになりました(v2.1.157)。 - 新機能: Auto モードが Amazon Bedrock・Google Vertex AI・Microsoft Foundry 上の Opus 4.7/Opus 4.8 で利用可能になりました(v2.1.158)。
- 不具合解消: Opus 4.8 利用時に thinking ブロックが改変され、API エラーにつながる不具合が修正されました(v2.1.156)。
対象バージョンと期間
| バージョン | 公開日 |
|---|---|
| v2.1.156 | 2026-05-28 |
| v2.1.157 | 2026-05-29 |
| v2.1.158 | 2026-05-30 |
新機能
.claude/skills配下のプラグイン自動ロード(v2.1.157):.claude/skillsディレクトリに置いたプラグインが、マーケットプレイスへの登録なしで自動的に読み込まれるようになりました。あわせてclaude plugin init <name>コマンドが追加され、.claude/skillsに新しいプラグインの雛形を生成できます。リポジトリにプラグインを同梱してチーム内で共有する、といった運用がしやすくなります。- Auto モードが Bedrock・Vertex・Foundry に対応(v2.1.158): Claude Code の Auto モードが、Amazon Bedrock・Google Vertex AI・Microsoft Foundry 上の Opus 4.7・Opus 4.8 で利用できるようになりました。環境変数
CLAUDE_CODE_ENABLE_AUTO_MODE=1を設定してオプトインします。全環境で自動的に有効になるわけではなく、対象プラットフォーム・対象モデル・オプトインという条件がある点に注意してください。 claude agentsでデフォルトエージェントを指定可能に(v2.1.157):settings.jsonのagentフィールドが、ディスパッチされたセッションでも適用されるようになりました。--agent <name>で個別に上書きできます。EnterWorktreeのセッション中切り替え(v2.1.157):EnterWorktreeで、セッションの途中でも Claude が管理する worktree 間を切り替えられるようになりました。- テレメトリの詳細化(v2.1.157):
OTEL_LOG_TOOL_DETAILS=1を設定すると、tool_decisionテレメトリイベントにtool_parameters(bash コマンドや MCP/スキル名)が含まれるようになりました。 - 「Workflow keyword trigger」設定の追加(v2.1.157): プロンプト内の「workflow」という単語が動的なワークフローを誤って起動しないようにする設定が
/configに追加されました。
改善
- 長い会話・再開した会話のパフォーマンス改善(v2.1.157): メッセージ描画の冗長な再計算を排除し、長い会話や再開したセッションの動作が軽くなりました。
- Claude 管理 worktree の後始末を容易に(v2.1.157): Claude が管理する worktree が、エージェント終了時にロック解除された状態で残されるようになり、
git worktree remove/pruneでクリーンアップできるようになりました。 /terminal-setupの文字化け対策(v2.1.157):/terminal-setupが VS Code・Cursor・Windsurf の統合ターミナルで GPU アクセラレーションを無効化し、文字化けを防ぐようになりました。/plugin引数の補完(v2.1.157):/pluginの引数(サブコマンド、インストール済みプラグイン名、既知マーケットプレイスのプラグイン)に対する補完が追加されました。claude agentsのディスパッチ入力でも、スラッシュコマンドの補完が部分文字列マッチに対応しています。- 起動時の表示の整理(v2.1.157): 「bash commands will be sandboxed」起動バナーと「/ide for …」ヒントトーストが削除されました。サンドボックスの状態は
/statusやコマンドがブロックされた際に引き続き確認できます。また、Feature of the Week のクレジット請求ステータスがステータスエリアの通知として表示されるようになりました。 - ワークフロー誤起動時の取り消し(v2.1.157): ワークフローのトリガーキーワード直後に backspace を押すと、文字を削除する代わりに(alt+w と同様に)ワークフローのリクエストを取り消せるようになりました。
修正(主要なもの)
安定性・操作性に関わる修正を中心に抜粋します。
- Opus 4.8 の thinking ブロック改変による API エラーを修正(v2.1.156): Opus 4.8 利用時に thinking ブロックが改変され、API エラーにつながっていた不具合が解消されました。
- 破損・ゼロバイト画像によるクラッシュを修正(v2.1.157): ペースト・MCP・ダイアログ経由で添付された処理不能な画像(ゼロバイトや破損ファイル)が、テキストのプレースホルダーになる代わりにリクエストをクラッシュさせていた不具合を修正しました。
- サンドボックス/権限プロンプトの誤表示を修正(v2.1.157): デスクトップアプリ・IDE 拡張・SDK 利用時に、auto モードや bypass-permissions モードでもサンドボックスのネットワーク許可プロンプトが表示されてしまう不具合を修正しました。
- 起動時のターミナルフリーズを修正(v2.1.157): 起動時に managed-settings のセキュリティダイアログを承認した後、ターミナルがフリーズする不具合を修正しました。
- IDE で Stop が効かない不具合を修正(v2.1.157): バックグラウンドのサブエージェント実行中に Stop をクリックしても実際には停止しない不具合を修正しました。
- WSL の画像ペースト・スクリーンショットを修正(v2.1.157): WSL で、画像ペースト(
alt+v)と Windows 11 でのスクリーンショットペーストを修正し、あわせて Windows エクスプローラーからの画像ドラッグ&ドロップに対応しました。 - このほか、
claude agentsのセッション退役・Esc 操作、.claude/worktrees/の孤立、--resumeの状態表示、tmux のクリップボード連携(2.1.153 のリグレッション)、--worktreeの戻り先、/modelピッカーの表示、VS Code・Cursor・Windsurf 統合ターミナルの右クリックペーストなど、多数の細かな不具合が修正されています。
最後に
今回の範囲は、.claude/skills 配下のプラグイン自動ロードと Auto モードの対応基盤拡張という 2 つの新機能が目立ちます。加えて、Opus 4.8 まわりの安定性、IDE・ターミナル連携、ワークツリー運用に関する修正が数多く入っており、日常的な使い勝手の底上げが図られています。特に Opus 4.8 を利用している場合は、API エラーの修正を含む v2.1.156 以降への更新をおすすめします。気になる変更があればアップデートして確認してみてください。
参考文献










