Claude Codeのコミット・プルリクエストの帰属表示(attribution)を非表示にしてみた

Claude Codeのコミット・プルリクエストの帰属表示(attribution)を非表示にしてみた

Claude Codeがコミットやプルリクエストに自動で付与する帰属表示。これをコントロールする`attribution`設定について、3つのサブキーの役割から実際の設定方法まで詳しく解説します!
2026.09.22

こんにちは、つくぼし(tsukuboshi0755)です!

Claude Codeにコミットを任せると、コミットメッセージの末尾にCo-Authored-Byなどのトレーラが自動で追加されます。
リポジトリのコミットメッセージ規約に合わせるため、この帰属表示を消したいと考える方もいるかと思います。

この帰属表示は1つのキーでまとめて制御されているわけではなく、コミットのトレーラ・プルリクエストの帰属文・セッションURLという3種類が、それぞれ別のキーで管理されています。
そのため一部のキーだけを設定した場合、消したつもりの帰属表示が残ってしまう事もあります。

そこで本記事では、Claude Codeがコミット・プルリクエストに付与する帰属表示を制御するattribution設定について紹介します!

attributionとは

attributionは、Claude Codeが作成するコミットとプルリクエストに付ける帰属表示をカスタマイズする設定キーです。
コミットにはgitのトレーラとして、プルリクエストの説明文にはプレーンテキストとして追加され、commitprsessionUrlという3つのサブキーで個別に制御できます。

主な仕様は以下の通りです。

項目 内容
設定キー attribution(サブキーはcommitprsessionUrl)
デフォルト値 未設定(各サブキー標準の帰属表示が付与される)
指定できる値 commitprは文字列、sessionUrlは真偽値
設定スコープ 全ての設定ファイル(ユーザー・プロジェクト・ローカル・管理者)

各サブキーが制御する対象は以下の通りです。

サブキー 制御対象 デフォルトで付与される内容
attribution.commit コミットに追加される帰属表示 Co-Authored-By: <モデル名> <noreply@anthropic.com>
attribution.pr プルリクエスト説明文の帰属表示 🤖 Generated with [Claude Code](https://claude.com/claude-code)
attribution.sessionUrl claude.aiのセッションリンクの付与有無 true(リンクを付与する)

commitprは空文字を指定するとその帰属表示が消え、sessionUrlfalseを指定するとセッションリンクが付かなくなります。

ソフトウェアバージョン

本記事の動作確認は以下の環境で実施しています。

項目 バージョン
Claude Code 2.1.267

また設定仕様については、2026/9/21時点の公式ドキュメントを参照しています。

設定方法

ユーザー設定の~/.claude/settings.jsonattributionを追加し、制御したい対象のサブキーを指定します。

コミットの帰属表示を変更する(attribution.commit)

commitには、コミットに追加する帰属表示を文字列で指定します。
トレーラを含めた文字列をそのまま指定できるため、以下のように独自の文言とCo-Authored-Byトレーラへ差し替えられます。

settings.json
{
  "attribution": {
    "commit": "Generated with AI\n\nCo-Authored-By: AI <ai@example.com>"
  }
}

未設定の場合はCo-Authored-By: <モデル名> <noreply@anthropic.com>が追加されます。
このモデル名にはセッションで使用中のモデル名が入ります。
ただしClaudeのモデルだと判別できてもバージョンを特定できない場合はClaude、Claudeのモデルと判別できない場合はClaude Codeと記載されます。

コミットの帰属表示自体を消したい場合は、空文字を指定します。

settings.json
{
  "attribution": {
    "commit": ""
  }
}

プルリクエストの帰属表示を変更する(attribution.pr)

prには、プルリクエストの説明文に追加する帰属表示を文字列で指定します。
未設定の場合は🤖 Generated with [Claude Code](https://claude.com/claude-code)が追加されるため、こちらも空文字を指定すれば非表示にできます。

settings.json
{
  "attribution": {
    "pr": ""
  }
}

セッションURLの付与を止める(attribution.sessionUrl)

sessionUrlだけは文字列ではなく真偽値で、falseを指定するとセッションリンクが付与されなくなります。
このリンクは、コミットにはClaude-Sessionトレーラとして、プルリクエストには説明文中のリンクとして追加されます。

settings.json
{
  "attribution": {
    "sessionUrl": false
  }
}

帰属表示を全て消す

3つのサブキーをまとめて指定すると、帰属表示が全て付かなくなります。
公式ドキュメントでも、この組み合わせが帰属表示を全て隠す方法として案内されています。

settings.json
{
  "attribution": {
    "commit": "",
    "pr": "",
    "sessionUrl": false
  }
}

動作確認

検証用のリポジトリを用意し、設定を入れる前と後でコミットとプルリクエストをそれぞれ作成し、GitHub上での表示を比較しました。

コミットの帰属表示を比較する

コミットメッセージの上ではトレーラの行が増減するだけですが、GitHubのコミット詳細ページでは見た目の変化がもう少し大きくなります。

commitが未設定の場合、手元の環境では以下のようにCo-Authored-Byのトレーラが付きました。

帰属表示ありのコミット

注目したいのはコミットメッセージの中身よりも、その上の作成者の行です。
tsukuboshi and claude committedという表記になり、アイコンが2つ並んでいます。
GitHubはCo-Authored-Byを共同作者の指定として扱う仕様のため、トレーラに書かれたアカウントがコミットの作成者の1人として扱われます。

一方commitを空文字にすると、同じリポジトリのコミットでも表示は以下のようになりました。

帰属表示なしのコミット

トレーラが消えるだけでなく、作成者の行もtsukuboshi committedのみとなり、共同作者のアイコンは表示されなくなります。
コミット履歴の見た目を揃えたい場合に効いてくるのは、コミットメッセージ上のトレーラの行よりも、むしろこちらの差かと思います。

プルリクエストの帰属表示を比較する

プルリクエストの帰属表示はgitのトレーラではなくプレーンテキストであるため、変化するのは説明文の中だけです。

prが未設定の場合、手元の環境では説明文の末尾に以下の1行が追加されました。

帰属表示ありのプルリクエスト

赤枠で囲った説明文を見ると、自分で書いた本文とは別の段落として🤖 Generated with Claude Codeが入っています。

一方prを空文字にすると、同じリポジトリのプルリクエストでも説明文は以下のようになりました。

帰属表示なしのプルリクエスト

赤枠の中は自分で書いた本文だけとなり、帰属表示の行が消えています。
コミットと違い作成者の表示は変化しないため、prで消えるのは説明文中のこの1行に限られます。

注意点

commitとprを空にしただけではセッションURLは残る

commitprを空文字にするとCo-Authored-Byとプルリクエストの帰属文は消えますが、セッションURLはsessionUrlという別キーの管轄であるため残り続けます。
帰属表示が残ってしまう場合は、sessionUrlを指定しているか確認してください。

セッションリンクが付くのはcloud・Remote Controlのセッション

公式ドキュメントによると、sessionUrlが制御するのは、cloud(ブラウザ上のClaude Code)またはRemote Controlのセッションからコミット・プルリクエストを作成した際に付与されるリンクです。
ターミナルのCLIだけで完結しているセッションのコミットには、そもそもこのトレーラは付きません。
設定しても変化が見られない場合は、まず自分がどの実行環境からコミットしているか確認するのが良さそうです。

includeCoAuthoredByは非推奨

以前はincludeCoAuthoredByfalseにする方法が知られていましたが、v2.0.62でattributionに置き換えられ非推奨となりました。
互換性のため、attributionより前から存在する設定ファイルのincludeCoAuthoredBy: falseは引き続き読み取られます。
ただしattribution.commitまたはattribution.prを設定した時点でincludeCoAuthoredByは無視されるため、新しく設定を書く場合はattributionに寄せるのが無難です。

片方だけ設定すると残りは標準の帰属表示になる

commitprのどちらか一方だけを設定した場合、設定しなかった方には標準の帰属表示が使われます。
例えばプルリクエストの帰属文だけを消そうとしてprのみを空文字にした場合、コミット側にはCo-Authored-Byが付いたままになります。

参考資料

https://code.claude.com/docs/en/settings-reference.md

https://docs.github.com/en/pull-requests/committing-changes-to-your-project/creating-and-editing-commits/creating-a-commit-with-multiple-authors

最後に

今回は、Claude Codeがコミット・プルリクエストに付与する帰属表示を制御するattribution設定について紹介しました。

帰属表示という1つの見た目に対して3つのキーが関わっているため、どのキーがどの表示を担当しているかを押さえておくのが、設定する上での要点かと思います。
特にcommitprが文字列で、sessionUrlだけが真偽値という違いは、設定を書く際に迷いやすい部分だと感じました。

帰属表示を残すか消すかは、リポジトリの運用方針によって判断が分かれる部分です。
AIが生成したコミットである事を履歴に残したいのであればデフォルトのままが適していますし、コミットメッセージの体裁を揃えたいのであれば消す選択もあるかと思います。

Claude Codeのコミットに付く帰属表示が気になっている方は、ぜひ一度attribution設定を見直してみてください!

以上、つくぼし(tsukuboshi0755)でした!


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