Amazon Cloud Camを使ってみた #reinvent
短日の候, 街中を流れるジングルベルのメロディーにも慌ただしさを感じる今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか、せーのです。
今私はAWS最大のイベント「re:Invent 2017」でアメリカはラスベガスにいます。 せっかくアメリカにいる、ということでアメリカならではのガジェットを触ってみる機会を得たのでご報告します。
その名も「Amazon Cloud Cam」です。
Amazon Cloud Camってなに
Amazon Cloud CamとはAmazonが発売した新しい「見守りカメラ」です。
Wi-Fiに接続し、モーショントラッキング機能が搭載されており、動きの検出や人の検出が可能です。
またAlexaに対応しており、手持ちの Fire TVやFire Tablet, Echo Show, Echo Spot などの画面の付いているAlexaデバイスから呼び出すことにより、音声によってカメラの画像を確認することができます。
また最近話題の「宅配業者に一時的な"鍵"を預けるサービス」Amazon Keyに対応しており、宅配業者がAmazon Keyを使ってドアを開けると自動的にCloud Camを通じてユーザに通知が飛びます。
触ってみた
では早速触ってみましょう。
これが、Cloud Camです。
開けてみると意外と小さいですね。
構造としてはカメラ、LEDライト、マイク、光センサーなど所謂IoTカメラと同じ作りになっています。
電源を入れてみます。LEDが青く光りました。
しばらく待つとLEDが青と緑に交互に点滅しています。なんとなくペアリングかな、と感じます。
設定はアプリから行います。
やはりこの点滅はペアリングモードのようです。早速ペアリングしてみます。
カメラが発見されました。
カメラに名前をつけます。自由な名前はつけられないようです。ここらへんはAlexa等音声認識と連動するデバイスならではの制限ですね。
最後にカメラに繋がるWi-Fiを設定して
セットアップは完了です。
早速カメラに映像が写りました。これを写している携帯とカメラは別ネットワークになっているのでWi-Fiを通じて映像が飛んでいるのだとわかります。飛んでいる割には動画にカクカクすることはなく、非常になめらかです。カメラ側の音声も聞こえます。レイテンシは500ms程度でしょうか。
私の方にカメラを向けてみます。しばらく放置しておくと私の動きに反応してmotionの反応がありました!
このmotionはデフォルトは毎分ごとの設定になっており、5分、10分と検出頻度を設定できます。
スマホを横にすると全画面モードになります。それに加えてピンチすることで特定の場所をアップにすることも出来ます。マイクのマークがあるのでこちらの声もカメラ側に飛ばすことができるようです。
autoでon-offする機能がありました。ここでカメラを設置している場所を設定すると、同じ場所にアプリが入ってきた場合に自動的にOFFになります。
無料でできるのはここまでで、これ以降、例えば人物検索やゾーンによって通知を自動的にOFFにする機能、motion検出は24時間まで自動で保存されるのですが、それを無制限に保存、シェアする機能などが有料プランでありました。
プランの追加にはアメリカのクレジットカードが必要で、私の検証はここまで、となりました。
まとめ
これまた非常に未来感満載の機械です。見守りカメラとしての機能も優秀でさらにAlexa搭載。速く日本でも発売してほしいですね!