クラスメソッド社員が選んだ「役に立った」「すごい」ブログ【DevelopersIOブログ 月間特別賞 2024年9月】
「ブログの会社」と言われることもあるクラスメソッド。
DevelopersIOには、日々の業務で得たノウハウや、技術を学ぶ過程での気づきなど、大量のブログ記事が投稿されています。新機能の検証やエラー対応に関する記事は、実際の案件での情報共有に利用されることもあります。
DevelopersIOは、1ヶ月の閲覧数(PV)が約500万、訪問者数(UU)は約140万のメディアに成長しているのですが、記事を一番読み込んで活用しているのは、クラスメソッド社員自身かもしれません。
ブログ特別賞とは
PV数やシェア数などの定量評価では埋もれてしまうものの、DevelopersIOが大事にしている 「ニッチな内容で読者がたった一人であっても、役に立ったと言われる」 情報発信・アウトプットや、クラスメソッドらしい技術的好奇心を感じる 「やってみた」 を表す記事をピックアップして表彰する、社内の賞です。
数年前から、四半期に1回発表を行ってきました。
最初は編集長が独自に選定していたのですが、2023年からはエンジニア、デザイナー、マーケティング・広報など、各部門の代表者で審査員チームを作り、投票で選出する形に変更しています。
2024年9月からは、四半期に1回ではなく1ヶ月ごと、全社員による投票制としてみました。
「良かった」と思うブログをタイムリーに共有して、より多くの人に読んでもらいたいという意図です。
本ブログでは、2024年9月の月間特別賞に輝いたブログ、いわば DevelopersIOブログの最速読者であり、最大に活用しているクラスメソッド社員たちがイチオシするブログ を投票コメントと合わせてご紹介します。
🏆 特別賞
DevIOの新着記事がメディアポリシーに準拠しているかBedrockで自動レビューしてみた
- 執筆者: 岩田智哉
- コメント:
- 社内チャンネルへの実装含めて、面白いと思いました!
- とてもDevIOらしいエントリだと思います!
- AI活用としてDevIOをレビューするという観点が面白い
- DevIO をよくする活動でいいなと思いました
- 客観的に、自動的に、自分の書いたブログ記事をチェックしてもらえるようになったのが嬉しいです!
- 人力かつ手間のかかる課題をクラメソらしくスマートな技術で解決している
SSM セッションマネージャーに必要なVPCエンドポイントが2つになっていた
- 執筆者: なおにし
- コメント:
- 有益情報!
- SSM Agentをダウングレードして挙動を比較していてスゴイと思った!
- なかなかキャッチしづらい情報をキャッチしていて良いと思った
神奈川県立高校ネット出願システムのGmail到達性問題、改めて深堀りしてみた
- 執筆者: suzuki.ryo
- コメント:
- 注目度が高いトラブル事例に対して高い技術力でメスを入れて世間に対して再発防止を啓蒙する価値の高いブログだと感じた
- メール不達という問題に対する調査から今後の対応まで広く深く伝えている
🎖️ 特別賞ノミネート
AWS CDK の Construct ID はどのように命名するべきか?
- 執筆者: きんじょー
- コメント:
- CDKに関して技術的な詳細を把握していて、これからの実装する方に有益な内容!
- CDKのConstruct IDに考察が非常にわかりやすい。また構成もよく非常に読みやすい
Amazon Bedrock Knowledge bases の高度な解析オプションを試してみる
- 執筆者: たかくに
- コメント:
- 最近のたかくにさん、生成AIやRAGに関するブログが多くて最高です。このブログは個人的に好きだった1本です。
AWS Amplify でホスティング中の Web システムをクリックジャッキング攻撃に利用されないためにセキュリティヘッダーを設定する
- 執筆者: いわさ
- コメント:
- 導入が丁寧で良かった(実際に攻撃が通ることも説明)
AWS IAM Identity Centerの2つのセッション、アクセスポータルとIAMロールの違いについて
- 執筆者: quiver
- コメント:
- 気になるけど検証まではできていなかったことがまとめられているため
「AWSを始めた頃に陥りがちなポイントをまとめてみた」というタイトルで登壇しました #classmethod_forgevision_fusic
- 執筆者: おのやん
- コメント:
- 嵌まりがちなポイントがイメージしやすくよかったです
Backlogのチケットの運用ルールを考えてみた
- 執筆者: のんピ
- コメント:
- マネジメントにおけるBacklogを使う際に気をつけるべきポイントがまとまっていて非常によい
[書評] コミュニティとコミュニティマーケティングを学ぶための教科書的な1冊!『ビジネスも人生もグロースさせる コミュニティマーケティング』
- 執筆者: しんや
- コメント:
- 読んだ本だけどしんやさん視点の書評で新たな気づきがありました
【レンタル機器データの可視化】レンタル機器データを可視化してみた~データ準備編~
- 執筆者: suto
- コメント:
- 一見ニッチに見える「機器レンタル業務」と「Amazon Athena」という技術を組み合わせた、具体的かつ実践的な内容。まさに「読者がたった一人であっても、役に立ったと言われる」情報発信の好例だと感じました。
[レポート]セブン&アイ・ネットメディア福永和樹氏による『CCoE立上げの軌跡と拡散戦略』#cm_odyssey
- 執筆者: たかやま
- コメント:
- ODYSSEYのブログ、BIG感謝です!
[レポート]【プロデューサー/ディレクター必見】スマホゲームマーケの「嘘」2024【サイバーエージェントゲーム事業部】 #CEDEC2024 #classmethod_game
- 執筆者: sora
- コメント:
- スマホゲームのマーケティングの課題についてわかりやすく紹介されていました。特に3rdパーティの計測ツールへの依存の危険性を知ることができてよかったです
DevIOの新着記事がメディアポリシーに準拠しているかVertex AIで自動レビューしてみた
- 執筆者: 岩田智哉
- コメント:
- 作業効率化につながる素敵な内容で、ナレッジを抱え込むのではなく共有するクラメソらしいスタイルだから。
Amazon EC2 スポットインスタンスについて整理とスポットインスタンスリクエストをやってみる
- 執筆者: まると
- コメント:
- スポットインスタンスという1つのトピックについて、概要・注意点・ユースケース・検証・まとめ・参考と知りたいセクションを全て押さえていて、質が高いと感じました。また、マークダウンでの記法をふんだんに使用していて、とても読みやすいです。
知らないと危ないかも?BigQuery リモート関数の意外な落とし穴
- 執筆者: hanzawa.yuya
- コメント:
- 実際にやってみたからこその知見が得られる内容だから。
15時間で学べるAI学習決定版。グーグルが提供する無料の機械学習集中講座が大幅刷新され、LLMもカバー
- 執筆者: quiver
- コメント:
- 機械学習を集中的に学びたいと思っていたところにぴったりの記事だったので
2024年7月版 クラスメソッド 人事評価制度
- 執筆者: 田部井勝彦
- コメント:
- CMの人事評価制度に関するブログ。すごく整理されていてわかりやすい。
QuickSight Community で日本語 Q&A を使い、疑問を解決しました
- 執筆者: emi
- コメント:
- 疑問を解決する手段を提案するにとどまらず、学びを深めるためのコミュニティを紹介することで、ひと粒で二度美味しい記事になっている。
クラスメソッドメンバーズポータルの社内ユーザー向けフロントエンドをリプレイスしているので技術スタックを紹介します
- 執筆者: maroKanatani
- コメント:
- お客様は触れないシステムのアーキテクチャ紹介。あまり表に出ないシステムにスポットライトを当てておりとてもいいと思いました。
[アップデート] Amazon SES のセットアップタスク管理画面の構成が変わり、セットアップウィザードに VDM オプションが含まれるようになりました
- 執筆者: いわさ
- コメント:
- SESのアップデートの内容、把握に役立ちました
【セッションレポート】Terraformによるインフラ構築の進化:組織での取り組み #cm_odyssey
- 執筆者: 佐藤雅樹
- コメント:
- ODYSSEYのブログ、BIG感謝です!!
[アップデート] AWS WAF のマネージドルールグループ「Bot Control」に新しいバージョンが追加され Targeted ルールが強化されました
- 執筆者: いわさ
- コメント:
- 公式ドキュメントで直ぐ把握できなかった変更点が分かりやすく纏められていて、理解に助かりました。
BigQuery テーブル作成イベントで、description の日本語をカラム名にしたビューをバッチ処理で作成してみた。
- 執筆者: みかみ
- コメント:
- 目の付け所がよかった!
番外
公開日的に投票の対象外だったのですが、非常に面白い試みなのでご紹介します。
7月に開催した技術カンファレンス「Classmethod Odyssey」の同内容のセッション動画と合わせてぜひご覧ください。
[Amazon Bedrock] Amazon Titan Multimodal Embeddings G1モデル を使用して、生産ラインにおける外観検査を試してみました
- 執筆者: SIN
- コメント:
- 生産ラインの異物(異常物)検出を、アヒルとレゴを使って再現している。これは企業のブログではなく大学の研究室のサイトで公開されている内容だと感じる。題材的に「バズる」ネタではないが、「これぞDevIO」と考えたので特別賞に推薦したい。
まとめ
テーマとしては、社内でも注目が高く、記事本数も多い生成AI関連が目立ちます。
そんな中でも、セキュリティや業務改善に関する良い記事もあり、DevelopersIOブログの多様性が見える結果でした。
10月分も現在、社内で投票を受け付けているので、結果をご紹介できればと思います。
ちなみに、クラスメソッドのブログ文化について「広報会議」にて記事にしていただきました!
”バズりを狙いに行かない”オウンドメディアの特徴と社内文化を紹介いただいています。