GenUのユーザー管理用に設定したCognitoでユーザー追加削除方法
タイオフィスの三並です。
前回の記事「Generative AI Use Cases JP (略称:GenU) のシンプルにインストールしてみた」では、GenUのインストール方法を紹介しました。今回は、インストールしたGenUにユーザーを追加・削除する方法について解説します。GenUではユーザー管理にAWS Cognitoを使用しているため、AWS Management Consoleから操作を行います。
ユーザーの追加方法
GenUにユーザーを追加するには、以下の手順で操作します。
- AWS Management Consoleにログインします
- Cognitoサービスに移動します
- 左側のメニューから「User Pools」を選択します
- GenUインストール時に作成された該当のUser Poolを選択します
- 左側のメニューから「Users」を選択します
- 「Create user」ボタンをクリックします
- 以下の情報を入力します。
- Email address: ユーザーのメールアドレス(例:keisuke.minami@classmethod.co.th)
- Mark email address as verified: チェックを入れる(メール検証をスキップ)
- Password: 初期パスワード
- 「Create user」ボタンをクリックして、ユーザーを作成します
初回ログイン時のパスワード変更
ユーザーが初めてログインすると、パスワード変更を求められます。新しいパスワードを設定することで、システムへのアクセスが可能になります。
ユーザーの削除方法
不要になったユーザーを削除する手順は以下の通りです。
- AWS Management ConsoleのCognitoサービスに移動します
- 該当のUser Poolを選択します
- 「Users」タブで削除したいユーザーを見つけます
- ユーザー名の左側にあるチェックボックスを選択します
- 「Delete」ボタンをクリックします
- 確認ダイアログで「Delete」を選択して削除を確定します
ユーザー管理のベストプラクティス
Cognitoでのユーザー管理において、以下のポイントに注意することをお勧めします。
- 初期パスワードは十分に複雑なものを設定する
- 定期的に不要なユーザーアカウントを監査・削除する
まとめ
GenUのユーザー管理は、AWS Cognitoを使用しているので、AWS Management Consoleから簡単に行うことができます。ユーザーの追加・削除の基本操作を覚えておくことで、GenUを安全に運用することができるでしょう。
より高度なユーザー管理や認証方法については、AWS Cognitoのドキュメントを参照することをお勧めします。