GenUのユーザー管理用に設定したCognitoでユーザー追加削除方法

GenUのユーザー管理用に設定したCognitoでユーザー追加削除方法

GenUで使用するAWS Cognitoでのユーザー追加・削除方法を解説します。AWS Management Consoleからの具体的な操作手順とパスワード設定のポイントを紹介し、GenUを安全に運用するためのユーザー管理のベストプラクティスをまとめています。
Clock Icon2025.03.02

タイオフィスの三並です。

前回の記事「Generative AI Use Cases JP (略称:GenU) のシンプルにインストールしてみた」では、GenUのインストール方法を紹介しました。今回は、インストールしたGenUにユーザーを追加・削除する方法について解説します。GenUではユーザー管理にAWS Cognitoを使用しているため、AWS Management Consoleから操作を行います。

ユーザーの追加方法

GenUにユーザーを追加するには、以下の手順で操作します。

  1. AWS Management Consoleにログインします
  2. Cognitoサービスに移動します
  3. 左側のメニューから「User Pools」を選択します
  4. GenUインストール時に作成された該当のUser Poolを選択します
  5. 左側のメニューから「Users」を選択します
    cognito-users
  6. 「Create user」ボタンをクリックします
  7. 以下の情報を入力します。
    • Email address: ユーザーのメールアドレス(例:keisuke.minami@classmethod.co.th)
    • Mark email address as verified: チェックを入れる(メール検証をスキップ)
    • Password: 初期パスワード
      cognito-create-user
  8. 「Create user」ボタンをクリックして、ユーザーを作成します

初回ログイン時のパスワード変更

ユーザーが初めてログインすると、パスワード変更を求められます。新しいパスワードを設定することで、システムへのアクセスが可能になります。

ユーザーの削除方法

不要になったユーザーを削除する手順は以下の通りです。

  1. AWS Management ConsoleのCognitoサービスに移動します
  2. 該当のUser Poolを選択します
  3. 「Users」タブで削除したいユーザーを見つけます
  4. ユーザー名の左側にあるチェックボックスを選択します
  5. 「Delete」ボタンをクリックします
  6. 確認ダイアログで「Delete」を選択して削除を確定します

ユーザー管理のベストプラクティス

Cognitoでのユーザー管理において、以下のポイントに注意することをお勧めします。

  • 初期パスワードは十分に複雑なものを設定する
  • 定期的に不要なユーザーアカウントを監査・削除する

まとめ

GenUのユーザー管理は、AWS Cognitoを使用しているので、AWS Management Consoleから簡単に行うことができます。ユーザーの追加・削除の基本操作を覚えておくことで、GenUを安全に運用することができるでしょう。

より高度なユーザー管理や認証方法については、AWS Cognitoのドキュメントを参照することをお勧めします。

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