GitHubのWikiリポジトリに画像を追加して、GitHub Wikiで参照してみる
GitHubのIssuesやプルリクエストやWikiで画像を使いたい場合、ドラッグ&ドロップなどで簡単にアップロードできます。 しかし、これらの方法でアップロードした画像は、プライベートリポジトリであっても、URLを知っていれば誰でも見ることができます。 公式ドキュメントにもその旨が記載されています。
GitHubのWiki自体もGitリポジトリなので、「Wiki自体のリポジトリに画像を追加して、それを参照できるか?(」を試してみました。
おすすめの方
- GitHubのWikiをCloneしたい方
- GitHubのWikiをローカルで編集したい方
- GitHubのWikiに画像を追加したい方
GitHub Wikiのリポジトリに画像を追加して参照する
GitHub WikiをCloneする
GitHubのWikiにアクセスして、Clone用のURLを取得し、Cloneします。URLは右下に書いてあります。
git clone your_url
フォルダを作って画像を追加する
img
フォルダを作成して、適当な画像を格納します。そのあとは、commitしてpushします。
mkdir img cp your_directory/any.png img/any.png git add img/any.png git commit -m "add test image" git push origin master
GitHub Wikiを編集する
任意の場所に下記を記載します。
![](https://github.com/<user>/<repository>/wiki/img/any.png)
保存後、Wikiに画像が表示されました!
アクセス権がないユーザがアクセスできないことを確認する
ブラウザのシークレットウィンドウを起動し、上記の画像URLにアクセスしました。 「404 NotFound」になり、画像は表示されませんでした。
さいごに
手間といえば手間ですが、GitHub単体で完結できました。 Wikiリポジトリ自体に直接手を加えたくない場合は、「Wikiではない通常のリポジトリ」に画像を追加したり、認証が必要な何らかのファイルサーバを利用するなどしましょう。