調査方法 – インタビュー
2024.01.04
こんにちわ。組織開発がミッションの人事グループ・組織開発室に所属しているてぃーびーです。
組織開発において、問題の発見や掘り下げをする上で調査をする必要があります。
調査にはアンケート、インタビュー、フォーカスグループ、観察などがあります。
今回はインタビューについて整理します。
インタビューの種類
構造化インタビュー
構造化インタビューは任意の観点を確認するために予め用意された設問を、予め定めた順序で確認します。
調査対象について、すでに大枠では把握しており、確認すべき内容が全体的に分かっているようなケースに合っています。
半構造化インタビュー
半構造化インタビューは任意の観点を確認するために予め用意された設問を用いつつ、質問の順序や掘り下げは柔軟に行います。
調査対象について、ある程度確認したい点は固まっているものの、想定外の情報も拾いたいようなケースに合っています。
大半のインタビューは半構造化インタビューが適しています。
非構造化インタビュー
非構造化インタビューは調査対象のテーマだけ定めておいて、設問は用意せず、その場のやりとりで情報を引き出します。
できるだけ幅広い情報を欲しいようなケースに合っています。
非構造化インタビューは制約なく、幅広い情報を得られる反面、本来欲しかった情報から大きく離れてしまったり、自分が得たい答えに誘導してしまったり、得られる情報が不十分になる懸念があります。そのため、インタビュアーの質問力や該当領域における既存知識が問われます。
構造化・半構造化インタビューの継続改善
インタビューを実施するたびに得られる情報が増えるため、得た情報を元に設問を改善する機会が発生します。
インタビュー結果のそのものの確認とは別に、設問内容まで遡ったメタなふりかえりを交えて活動するとよいでしょう
インタビューの実施方法
インタビューの実施方法としては
- 対面
- オンライン
- 電話
などがあります。
インタビューのメリット
インタビューによる調査は
- 掘り下げの質問によって、より深い情報を得られる
- 非言語情報を得られる
というメリットがあります。
インタビューのデメリット
インタビューによる調査は
- 実施コストが大きい
- 情報を取得できる人数が少ない
というデメリットがあります。
まとめ
調査方法の一つであるインタビューについて整理しました。